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2015.04.02

Instagramを使いこなすユーザーの意識調査!見るだけで楽しめるSNSをマーケティングに使うには?

Instagramのビッグウェーブに乗り遅れないために。

今注目を集めている…というよりも、もう既に今年流行っているソーシャルメディアであると言えるInstagram(インスタグラム)。昨年末にTwitterのアクティブユーザー数を上回ったなんてニュースでも話題になりましたね。

Instagramを利用しているのは主に若者が中心というデータもありますが、みなさんやみなさんの周りの方は使っていますでしょうか?

どんどんユーザーは増えていますが、まだまだ使っていない人も多いのも事実。そういった使っていない人たちからすれば、そもそもなぜInstagramはこんなに流行っているのかという点が、イマイチイメージが湧きにくいのではないかと思います。

写真が良いから? 友達と交流できるから? オシャレだから? あくまでも「なんとなくのイメージ」しか湧かず、企業が運用するにしてもどういったアプローチがユーザーに刺さるのかがわかりません。

そこで今回の記事では、実際にInstagramを愛好する若者にアンケートを取って、『何を求めてInstagramを使うのか・他のSNSと何が違うのか』といったことを調査しました。

Instagramユーザーが「求めているもの」を配信して好まれるためにも、Instagram導入を検討している企業は必見です!

    ■目次

    なぜInstagramはこんなに愛されるのか?実際のInstagrammerに聞いてみた。

    ○Instagram利用実態調査

     1.Instagramを1日何時間ぐらい利用していますか?

     2.Instagramで何をしていますか?何を求めて利用していますか?

     3.なぜ他のSNSではなくInstagramを使うのですか?Instagramのどこが気に入っていますか?

     4.Instagramで一番使っている機能はなんですか?

     5.Instagram以外で使っているソーシャルメディアは何がありますか?

     6.企業・有名人アカウントはどのぐらいフォローしていますか?特にお気に入りのアカウントはありますか?

     7.Instagramに追加して欲しい機能はありますか?

    ○データから見えるInstagramユーザーの傾向・求めているもの

本記事で用いるデータは、実際にInstagramを日々利用している10代後半~20代前半の人たち19人にアンケートを取り調査したものを使用しました。うち女性は9割、男性が1割です。

Instagramの利用実態調査

今回はあくまでも、「Instagramを日々利用しているユーザーが何をもとめてどういった使い方をしているのか」を調査したものなので、全体的なユーザー数や利用率などについては触れません。

それらを踏まえて、さっそくアンケートの結果を見ていきましょう。

1.Instagramを1日何時間ぐらい利用していますか?

いきなり驚きの結果が出ましたね。軽く15~30分利用しているだけというユーザーが一番多く、次に多かったのがなんと2~3時間利用するというユーザー。1日30分以上利用するユーザーが全体の6割を占めました。

2~3時間というのは、相当に長いですよね。昔のmixiのように日記が中心のプラットフォームならまだしも、基本的に写真が中心のInstagramでは、想像以上の時間です。

では、そんな長時間ユーザーは一体何をやっているのでしょうか?

2.Instagramで何をしていますか?何を求めて利用していますか?

次は、Instagramで何をやっているのか・何のためにInstagramをやっているかについて聞いてみました。(複数回答可)

こうしてみると多いのは、やはり写真を見るためという回答でした。

逆に、意外にも写真を撮影してアップすることを一番の目的にしている人は、少なくとも今回聞いた人の中にはあまり沢山は居ませんでした。

写真を見るためという回答の中でも、モデル・アーティストの写真を見ると答えた人と友達の写真を見ると答えた人の割合は、大体半々ぐらいになりました。

解答例

写真を見る:

・おしゃれな物や、写真、髪型、好きなモデルを見るため。

・好きなブランドのお洋服や家具を見たり、芸能人の私服を見たり、デザイナーを探したり。

・おしゃれな写真などたくさん見て、楽しむため。好きなモデルさんとかの近況とかを知るため。

・友達の近況を知るため

・好きなモデルさんや、海外のアーティストさんの投稿を見るため。かわいい写真を撮るため。

アップ:

・みんながどんなことをしてるのかを見るためだったり、自分のしてることをアップして、知ってもらうため

・写真をアップするため

3.なぜ他のSNSではなくInstagramを使うのですか?Instagramのどこが気に入っていますか?

では、Instagramユーザー自身が考える他のFacebookやTwitterにはない良さというのはなんでしょうか?(複数回答可)

やはりキーワードとして出てくるのは「写真」「オシャレ」ですね。イメージ通りではありますが、実際のInstagrammerも写真が良いからという理由でInstagramを使っています。

写真だけでなく、「見やすい」「バランスが良い」などの、UIの良さをあげている点にも注目したいです。

また、友達・好きな人とだけ交流できるからという旨の回答をした人も約半数居ました。

解答例:

・写真がメインで見やすいから

・他のSNSとは違って写真メインだからいい写真のときはInstagramを使っています

・アップできるのが正方形で、見たバランスがいいから。 写真が綺麗にとれるから

・おしゃれなところ

・すきな人とだけ交流できるから

4.Instagramで一番使っている機能はなんですか?

やはり一番多いのはハッシュタグですね。『ハッシュタグ』と答えた13人の中で、ハッシュタグ『検索』と答えた人が8人居ました。

気になるのは、意外にも『写真の加工』と答えたのが2人だったという点。Instagramといえば写真の加工やフィルターというイメージが強いですが、先ほど『写真をアップするため』と答えた人もそこまで多くなかったですし、意外と今はアップする人よりも見ているだけの人の方が圧倒的に多いのかもしれません。

5.Instagram以外で使っているソーシャルメディアは何がありますか?

Instagram以外に使っているSNSについても聞いてみました。

TwitterをInstagramと平行して利用していると答えたのは14人。約4分の3にまで上り、Twitterを1日利用する時間については以下のような回答を得ました。

こうしてみると、『1時間』『Instagramと同じぐらい』と答えた人が多く、少なくともこの年齢層のInstagrammerはTwitterも利用しているケースが多いことが伺えます。

そしてFacebookですが、利用している人は7人ほどで、利用時間も短めという回答が目立ちます。やはり若者のFacebook離れは本当だったのでしょうか…。

また、『Instagram以外全くSNSを利用していない』と回答したユーザーも2人居ました。こちらも意外というか、Instagramだけで事足りるというユーザーが少なからず居るということになります。

6.企業・有名人アカウントはどのぐらいフォローしていますか?特にお気に入りのアカウントはありますか?

こうしてみると、フォローしている企業・有名人アカウントは大体平均で11~20人といった感じですね。多いかどうかは微妙なラインですが、友達だけをフォローしているというユーザーの方が少ないということは言えそうです。

フォローしているアカウントとして名前が挙がったのはやはりモデルの方のものが中心で、他にもファッションブランドをフォローしていると回答してくれた人もいました。ちなみに、男性俳優のアカウント名をここで上げられた回答者は一人も居ませんでした。そもそもアカウント自体が少なそうですが、やはりユーザーの求めるものも「自身のファッションや髪型などの参考になる人」なのでしょうか。

解答例:

・ローラさん

・水原佑果さん

・梨花さん

・宮城舞さん

・渡辺直美さん

7.Instagramに追加して欲しい機能はありますか?

こちらの質問に対して、『動画を長くしてほしい』と答えた人が3人居ました。他にも動画に関する意見がいくつかあり、動画も活用したり見ている人が多いことが伺えます。

Instagramユーザーの傾向・求めているもの

さて、本アンケートの結果から、いくつか他のSNSユーザーとは違う『Instagramユーザー特有の傾向』というものが見えてきました。企業がInstagramでアプローチする際にも、この傾向や『ユーザーが求めているもの』というのは押さえておく必要があります。

滞在時間の長い『見る専』ユーザーが意外と多い

今回のアンケート結果からまず、Instagramユーザーにはすすんでアップする人よりも、長い時間Instagramに滞在して、好きなモデルやブランドの写真・友達の投稿を「見るだけ」の人が意外にも多いということがわかります。

そういった人たちが見るものに共通するのは、『参考になるオシャレなもの』『本当に好きな人の投稿』です。

純粋にきれいで『オシャレ』な投稿

Instagramを好む理由として頻繁に出てきたのが、やはりこの『オシャレ』というキーワード。よく「Instagramはオシャレで~」という意見を目にしますが、やはり使っている人たちも「オシャレ」を求めて使っていることがわかりました。

特にモデル・アーティストの方たちが積極的に投稿し、一般ユーザーはそれらの投稿をただ見て楽しむという傾向が非常に強いことが見受けられますね。

でも、オシャレってなんなんでしょう? 正直、私にも何がオシャレなのかわかりません。衣服のブランドやモデルさんの投稿がオシャレなのはわかりますが、おそらくみんながみんないわゆるオシャレな投稿をするのは難しいと思います。では普通の企業も「オシャレ」な投稿ができるのでしょうか?

…ここで少し見方を変えてみると、投稿自体のオシャレ度もそうですが、そもそもInstagram自体がオシャレと認識されていると捉えることもできるのではないかと思います。

写真が中心で見やすいという点もInstagramが好まれる最大の理由でもあり、その『写真が見やすい』UI自体がイケてると認識されているのではないでしょうか。したがって、そのUIに溶け込むような、色合いが鮮やかで見やすい写真を投稿することがまずInstagram運用の第一歩目になりますね。

参考になる投稿が重要

また、見るだけの人が多いことから、自身の『参考になるもの』を求めている傾向が強いことが伺えます。

今回名前を上げてもらった『フォローしている有名人アカウント』は圧倒的にモデルが多いのは、やはり『ファッションやコーデの参考になるから』という理由があるからこそだと思われます。

面白い・笑える画像ももちろんウケは良いですが、Instagramの性質上拡散がしにくい側面もあるので、とにかくファッション・料理・スポーツ・ものづくりなどなど、どんな分野でも『見るだけで参考になるもの』を出すことが、Instagramで好まれる要因の一つになります。

好きな人とだけ繋がれる『内輪』な世界

Instagramにおいてもう1つ重要な視点は、『仲が良い人とだけ繋がる』ことができるという内輪感です。Instagramは純粋に好きな人・ものとだけ交流できる場として人気を博していることがわかります。

これは若者だけでなく大人のユーザーにも言えることですが、Facebookは今や外向きのSNSで、ある意味ビジネス的な使い方がされている傾向にあります。Facebookでは単純に心から仲が良い人とだけ繋がるわけではなく、いいね!やシェアする投稿も色んな人に見られるのである程度注意して使っている、というユーザーも多いのではないでしょうか。

それが悪いわけではありませんし、そういったユーザー向けに「シェアされやすい投稿を出す」という運用の視点もありますが、とにかくInstagramではその逆で、「本当に好きなものしか好まれない」という傾向があります。

したがって、万人ウケを狙うのではなく、多少ニッチになったとしてもその企業・ブランドにしか出せないユニークな写真を上げることが、Instagram運用における重要な視点となっていきます。

Facebookのような感覚で運用はできない

結論として、企業がInstagram運用をする場合は、Facebookのような感覚では運用できないと言えます。フォロワーひとり一人との距離が非常に近くなるので、より濃いエンゲージメントが期待できる反面、拡散は弱いので純粋なフォロワー数をKPIにして運用するのは難しくなっています。

多くの人を囲いに行くよりも、確実に『好きな人には刺さる』コンテンツを出していくという運用方針が重要ですね。InstagramユーザーはかなりInstagramを使いこんでいるので、良いコンテンツはしっかりと見つけてフォローしてくれます。

そしてユーザーが新しいアカウントを偶然見つける流れは基本的にハッシュタグ経由になるので、投稿するうえで毎回効果的なハッシュタグを使っていく必要があります。今回の調査でも、ほとんどのユーザーがハッシュタグ検索を使いまくっていることがわかりました。

今回の調査が、少しでもみなさんのInstagram運用の方針を決める参考になったのなら幸いです。Instagramに関しては、今後も様々な側面でウォッチしていきます。

以上、『Instagramを使いこなすユーザーの意識調査!見るだけで楽しめるSNSをマーケティングに使うには?』でした。アンケートにご協力いただいた皆様には、あらためてこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました!

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