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2015.06.04

『Twitterのエンゲージメント率』とは?Facebookのエンゲージメント率との違いを徹底解説。

■FacebookとTwitterのエンゲージメント率は計算方法が違います。

昨年、Twitterアナリティクスがオープンになったことも話題を呼びましたが、みなさんはこちらを活用されていますでしょうか?

こちらのアナリティクスには、エンゲージメント率も表示されていてかなり役に立ちそうですが、エンゲージメントとしてカウントされる数値もたくさんあり、少しわかりにくいですよね。

そこで今回の記事では、あらためてこのTwitterのエンゲージメント率の定義や、Facebookのエンゲージメント率との違いについて詳しく解説してまいります。

※ラボ編集部注:2016年7月18日、記事を一部加筆修正しました。

■目次

『Twitterのエンゲージメント率』を徹底解剖!

1.Twitterの「エンゲージメント率」の定義

2.Facebookの「エンゲージメント率」との違い

3.エンゲージメント率から見るFacebookとTwitterの運用スタイルの違い

おまけ:『クリック』の定義解説

1.Twitterの「エンゲージメント率」の定義

Twitterにおけるエンゲージメント率は、アナリティクスの『ツイート』タブで以下のように定義されています。

エンゲージメント(クリック、リツイート、返信、フォロー、いいね)の数をインプレッションの合計数で割って算出します。

twエンゲージメント率
1ツイートのエンゲージメントとしてカウントされるアクションは5種類あり、またそれらのアクションを割る分母はインプレッションの合計数となっていることがわかりますね。つまりあらためて計算式で表すと、以下のようになります。

1ツイートのエンゲージメント率=

(1ツイートのクリック・リツイート・返信・フォロー・いいねの総数)÷インプレッションの合計数

2.Facebookの「エンゲージメント率」との違い

さて、エンゲージメント率といえばFacebookのエンゲージメント率の方が有名ですが、Twitterのエンゲージメント率とFacebookのエンゲージメント率では大きく違う点があるので、その違いを解説してまいります。

※Facebookのエンゲージメント率は、新エンゲージメント率を比較対象として利用します。

Twitterのエンゲージメント率の分母は総数

Twitterのエンゲージメント率の計算式に使われる分母は、1ツイートのインプレッションの合計数です。

ここで「合計数」と書かれているので、ユニーク数ではなく総数であることがわかりますね。

※ユニーク数と総数の違い:

ユニーク数というのは、特定のアクションを行ったユーザーの人数を示し、総数は回数を意味します。

例えばTwitterの例で言うと、同じ人が何度同じツイートを見ても「1」としてしかカウントされないのが「ユニーク」で、同じ人が5回同じツイートを見たら「5」と換算されるのが「総数」です。Twitterでは後者が計算に使われています。

つまり、Twitterでは同じ人が同じツイートを何回も見るとエンゲージメント率の分母は増えていくという仕組みになっています。分母が増えればエンゲージメント率も当然下がりやすくなってしまいます。

インプレッションということは、ツイートが『表示された回数』なので、例えばスマホでTwitterをスクロールしている間に、画面にツイートが一瞬でも表示されれば「1インプレッション」としてカウントされます。

極端な話、ちゃんとツイートを見ていない場合もインプレッションとしてカウントされますが、とはいえある程度精度は高く、ここでインプレッションとして表示される数値はおおよそツイートが届いて見てくれた人数に近くはなります。

Facebookの新エンゲージメント率はユニークで計算

また、分子として計算されるアクション(クリック・リツイート・返信・フォロー・いいね)も人数ではなくアクションの総数なので、Twitterのエンゲージメント率は「総数」÷「総数」という計算から導き出される数値になっています。

反面、Facebookの新エンゲージメント率は、分子がいいね!などのアクションを行った「人数」で、分母も投稿がリーチした「人数」なので、「ユニーク」÷「ユニーク」で求められる細かな数値になっています。

3.エンゲージメント率から見るFacebookとTwitterの運用スタイルの違い

このエンゲージメント率の算出方法の違いからも、FacebookとTwitterの運用に対する捉え方の違いが見えてくるのではないでしょうか。

各ファン・リーチを細かく意識するFacebook

Facebookは、そもそも「エッジランク」というアルゴリズムにより、最初の段階で投稿が表示される人がある程度絞られます。

複雑なアルゴリズムによりリーチ数も制限されるため、そこを超えて多くの人に投稿を届けるのがなかなか難しい場となっています。

エッジランクの要素にもあるように、「ページと各ファンとの距離」などが重要視されるため、より多くの人に情報を届けるためには細かく設計された運用が必要になってきます。

とにかく多くの人にどんどん届けるTwitter

Twitterには「エッジランク」のような複雑なアルゴリズムがなく、タイムラインにツイートがリアルタイムに流れてきます。

エンゲージメント率の計算式でも人数より回数を使っている辺り、Twitterはとにかく多くの人に多くの回数ツイートを届け、想起率や認知度を上げるために使っていくことが向いているように感じます。

細かく計算して一人ひとりのフォロワーを意識するというよりは、全体に多く情報を届けるようなイメージで運用する方が良いのではないでしょうか。実際、Twitterでは思いもかけないところからツイートが盛り上がり、その後爆発的に拡散することも多々起こります。

またユーザー目線で見ても、タイムラインにどんどんツイートがリアルタイムに流れてくるので、一つひとつのツイートを見逃してしまうこともあります。「1回目は見逃していたけれどもスクロールして戻ってきた時に目に入った」なんてこともあるので、そういった意味でもインプレッションで数値を取るのは適っていますね。

2015年4月、公式ブログにも発表がありましたが、TwitterにRecap機能(「前回アクセスから今までのツイート」)が加わり、見逃してしまったツイートを振り返れるようになりました!

おまけ:『クリック』の定義解説

Twitterにおけるエンゲージメントは、アナリティクスの『ツイート』タブで以下のように詳しく定義されています。

ユーザーがツイートに反応した合計回数。ツイートのクリック(ハッシュタグ、リンク、プロフィール画像、ユーザー名、ツイートの詳細表示のクリックを含む)、リツイート、返信、フォロー、いいねを含みます。

Twエンゲージメント
日常的にTwitterを使っている人にとってはなじみ深い用語が並んでいますが、この「クリック」の種類がやけに多くややこしいので、詳しく見ていきましょう。

Twitterが「エンゲージメント」と定義しているクリックは、5種類存在します。

・埋め込みメディアの再生数(画像・動画のクリック)

・詳細のクリック

・リンクのクリック

・ユーザープロフィールのクリック

・ハッシュタグのクリック

実際のツイートを例にしてみると、以下のようになります。

特にわかりにくいのが「詳細のクリック」で、上の画像の赤枠で囲まれていない箇所をクリック(タップ)するとツイートが展開され、その時に下の方に表示されるボタンのことを指しています。

ポイント:クリックが増えても拡散するわけではない

ちなみに、Facebookでは投稿のクリック数もリーチの増減に影響を与える要素の1つですが、Twitterのクリック数は拡散には影響を与える訳ではありません。

繰り返しになりますが、Twitterにはエッジランクのようなツイートの優先度を決めるアルゴリズムはなく、基本的に広告以外のツイートはリアルタイムにタイムラインに流れてきます。

Twitterにおけるクリック数は、あくまでも自社サイトへの誘導数や画像/動画の閲覧/再生数を把握するための数値として見ていきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、FacebookとTwitterは設計が異なるので、企業が運用する際にも別々のアプローチが必要になってきます。

そのアプローチを見極める際に重要になってくるのが各SNSの「エンゲージメント率」ですが、この2つのエンゲージメント率は根本的に違うので、今回はここを重点的に解説してきました。これらの数値の見方も把握したうえで、FacebookとTwitterを上手く使い分けていきたいですね。

以上、『『Twitterのエンゲージメント率』とは?Facebookのエンゲージメント率との違いを徹底解説。』でした。

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