LINEのGoogle Chrome版Webアプリが新登場

2015/07/31

LINE TAXIにLINE MUSIC、メッセンジャーと、コミュニケーションを軸にさまざまな方向へ進化を続けるLINE

そのLINEがこのたびGoogle Chrome版のWebアプリを公開しました。LINEのWebアプリが登場したことで、どんなことができるようになるのかご紹介していきます。

■Googleアカウントでログインできる!

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今まで、PCでのLINE利用は、PC版LINEアプリケーションをわざわざインストールする必要があり、PCが変われば都度インストールが必要でした。

しかし、今回のWebアプリの登場により、一度インストールを済ませれば別のPCへのインストールは不要となりました。またGoogleアカウントでログインするといつでもLINEを起動することが可能になります。

では、そのWebアプリにおいてできることとできないことでは、どんなものがあるのでしょうか。

■利用シーンが広がる!

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会社や学校、図書館、インターネットカフェなど、無断でアプリをインストールできないといった時。また、スマホを失くしてしまった、家に忘れてきた、大容量データをアップロードしたい、素早く文章を打ちたい……など、PCでLINEを使いたいシーンはいくつもあると思います。

そういったシーンにおいて、端末を選ばずGoogleアカウントにログインするだけで、どこでもLINEを楽しめるようになりました。

■嬉しい新機能も

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無料メール、スタンプ、スクリーンショットなど基本機能はPC版LINEと遜色ない上に、新しい機能として自分専用の書き込みツール「メモ機能」が使えるようになりました。

どの端末からもいつでも確認ができ、メモ帳やメールの下書き、タスク管理など、相手ありきのコミュニケーションツールの枠を超える新機能となっています。

■できないこと

本Webアプリにおいては、アカウントの新規作成、無料音声/ビデオ通話・LINE電話の利用、絵文字の送受信、タイムライン、ノート・アルバム、スタンプ/きせかえショップ、公式アカウントリスト、自動ログイン……と、意外にできないことが多いので注意が必要です。

また自動ログインに関して、セキュリティ対策としてログイン時や別端末による初回ログイン時にスマホ版LINEへの通知や本人認証が必要となっています。この意図としては利用シーンが増えることで、不特定多数の人間が端末を利用する可能性を考慮しています。

■最後に

今回、LINEのGoogle Chrome版Webアプリの登場で、さらに活用シーンが増えることが予想されます。それはプライベートに留まらず、PC使用がメインのビジネスでの活躍も大いに期待できるでしょう。

事務所内に1台、持出し用にノートPC1台、自宅に1台…こんなスタイルも当たり前の時代です。自分がどこにいても必要な情報をタイムリーに手に入れるツールとして今後の機能拡張も期待したいところです。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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