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2016.05.10

Facebook・Twitter・Instagramの使い分けでお困りの方、必見! 3大SNSでブランディングに成功している企業事例まとめ

Facebook・Twitter・Instagramの使い分けでお困りの方、必見! 3大SNSでブランディングに成功している企業事例まとめ

ICT総研の「2015年度 SNS利用動向に関する調査」によると、日本のSNS利用者は約6,500万人となり、今や労働力人口とほぼ同じ水準にまで達しています。
(参考:http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/201605.pdf

そこに人がいるのは明らかなのですから、SNSを通じて接点を持つことで、少しでも自社の商品やサービスに対して、ポジティブな感情や愛着を持ってもらおうとブランディング活動に熱が入るのは、当然のこと。「売上に直結しないから」「効果測定ができないから」なんて、やらない言い訳を並べ立てる場合ではありません。

今回はFacebook・Twitter・Instagramの3つのSNSにおいて、それぞれの特性を活かしながら上手にコミュニケーションを図っている企業をご紹介していきます。

ラボ編集部注:この記事は2016年7月14日に一部加筆修正しました。

    ■目次

  1. Facebookページ編
  2. Twitter編
  3. Instagram編
  4. SNSを使ったブランディングで大切なこと
  5. まとめ

1.Facebookページ編

■土屋鞄製造所 https://www.facebook.com/tsuchiyakaban/

土屋鞄製造所

ランドセルをはじめとする皮革製品を製造・販売する「土屋鞄製造所」。SNSはFacebookとInstagramを運用しています。

Facebookページへの「いいね!」数は、なんと288,557人。各投稿に対する「いいね!」数が2,000を超えることも珍しくありません。

そんな人気のブランドでありながら、こんな悩みもあるようで…。

この自然体なコミュニケーションが親近感を呼ぶようで、ファンが気軽にコメントできる空気感も醸成されています。

土屋鞄FB投稿

コメントは必ずしもポジティブなものばかりではありませんが、質問や意見に対する返信が非常に丁寧なところは、ぜひとも真似したいところ。こうしたパブリックな場でのコミュニケーションを真摯にすることで、ブランドに対する好感度を一気に引き上げることができるはずです。


このように一見、商品に関係がないように見える写真でも、ブランドの世界観を代弁してくれるハイセンスな写真を投稿することは、効果的なブランディング手法だと言えるでしょう。

■博多 一風堂 https://www.facebook.com/hakataippudo/

博多 一風堂

1985年に創業し、90年代後半に人気テレビ番組でチャンピオンに輝いた「博多 一風堂」。2008年にはニューヨークに1号店を開店して海外進出を果たしてから、今では世界12カ国に出店を拡大しており、日本のラーメン文化を牽引するラーメン店に成長しています。

博多 一風堂」のFacebookページでは、普段は「おはよう365」と題し、お昼前の時間に全国各地の店舗のスタッフの写真や一押しメニューやキャンペーン情報を日替わりで紹介しているのですが、4月14日の熊本地震の発生を受けた対応が素晴らしかったのです。

地震発生翌日となる4月15日の朝には被災地にある店舗の様子を公式サイトで報告し、FacebookやTwitterで拡散。さらに20日にはFacebookやTwitterで告知をしてから現地で炊き出しを行い、その模様を写真と“中の人”の熱い思いとともにシェア。

そして4月25日から地震で休業していた熊本十禅寺店が営業再開するということで、500杯限定でラーメンを無料で振舞うと告知しました。

有事において、この高い機動力を発揮した意味は大きく、「博多 一風堂」のブランド価値を高めたに違いありません。SNSを活用するということは、常にファンとつながっているからこそ、こうした非常時の対応にはスピードと真摯さが求められると、肝に銘じておいたほうが良いでしょう。

2.Twitter編

■pockypretz11(@pockypretz11)

ポッキー

年に一度しかない11月11日の「ポッキー&プリッツの日」に向けた、江崎グリコのTwitterアカウント。日頃からハッシュタグを使ってもらい、ポッキーの名を浸透させておこうという作戦のようです。

Twitterのメイン属性である20代以下のユーザーにフォーカスを絞り、学校で友達とポッキーを食べるシーンを想起させるツイートが目立ちます。

中にはGIFアニメを使ったゲームも。

成功すると画像が変わるのですが、シンプルながらも結構難しいので、成功したらきっと思わずシェアしたくなるはずです。

更新頻度はどちらかと言えば不定期ですが、ポッキーの日以外にも、お正月・成人式・受験・バレンタイン・卒業式・入学式・クラス替えなど、学生にとって重要なイベントの際には、大量にコンテンツを投下する徹底ぶり。若者世代をターゲットとしたブランドにとって、Twitter活用のお手本になるのではないでしょうか。

■カルピス“水玉通信”(@calpis_mizutama)

カルピス“水玉通信”

カルピス」ブランド公式アカウントは、新商品・コラボ品・レシピ・商品にまつわる情報がほとんどであるにもかかわらず、112,000人以上のフォロワーを抱える人気アカウントです。

こうしたカルピスの爽やかなイメージを体現した明るい写真と、手軽に真似できるカルピスを使ったアレンジレシピが人気を集めているようです。

カルピスが意識しているのは、食べ物系の「◯◯の日」。「カレーの日」以外にも、「バームクーヘンの日」「お菓子の日」「ピザの日」など、いろんな記念日に合わせて、カルピスを使ったアレンジレシピを紹介しています。

リツイートでプレゼントが当たるキャンペーンや、無料のLINEスタンプ配布といったお得な要素も適度に挟んでフォロワーの母数を増やしつつも、それ以外は商品を紹介するというバランスの良さは、ブランドアカウントが真似しやすい好事例ではないでしょうか。

3.Instagram編

■cotta(@cotta_corecle)

製菓材料・ラッピング・レシピの通販サイト「cotta」は、お菓子やパン作りをする人なら、誰しも一度は訪れたことがあるであろう人気サイト。Facebook・Twitter・Instagram・Pinterestの4つのSNSを運用していますが、明らかに最もエンゲージメントが高いのがInstagramです。

cotta

プロフィールに「ぜひ作ったお菓子を『#コッタ』で投稿してください♪」と明記し、ファンが投稿した写真の中から素敵な写真をピックアップしてリポストすると宣言しています。

そしてリポストするときには、しっかりと元のユーザーのアカウントを明記し、リポストである旨を記載しているところがポイント。黙ってリポストするだけでは、“人のふんどしで相撲を取っている”ように見られる危険性もあるからです。また、ハッシュタグは誰でも使えるものですから、「別にリポストして欲しくて、このハッシュタグを付けたわけじゃないのに!」と怒るユーザーがいないとも限りません。

このcottaのやり方は、プロフィールと投稿内容の二重でリスクヘッジをしながらも、取りあげたユーザーに喜んでもらうことができ、さらにその投稿を見た他のユーザーに「cottaの商品を使ったら、こんなに素敵なお菓子が作れるんだ!」というブランディングまでできるという、まさに一石三鳥の手法なのです。

■ル・クルーゼ ジャポン(@lecreusetjapon)

ル・クルーゼ ジャポン

とにかくInstagramと相性のいい「ル・クルーゼ」。「#ルクルーゼ」のハッシュタグは86,438件、「#lecreuset」は197,258件と、多くのル・クルーゼファンが自身が保有するコレクションをInstagramに投稿していることがわかります。

このような公式アカウントによるル・クルーゼのアイテムをふんだんに取り入れた写真が人気です。

ル・クルーゼ ジャポン キャンペーン

ル・クルーゼでは、ハッシュタグを使ったInstagramキャンペーンも実施しています。ル・クルーゼのアカウントをフォローして「#ルクルーゼサクラ」のハッシュタグを付けたサクラに関する写真をInstagramに投稿するだけのシンプルなしかけです。

ル・クルーゼ ジャポン みんなの投稿

#ルクルーゼサクラ」を付けて投稿した写真は特設サイトで展示されます。キャンペーン期間の2/24〜4/24に投稿された写真は3,213件。ル・クルーゼのアイテムが入った写真でなくてもキャンペーンには参加できるのですが、どうせなら見てもらいたいという気持ちがあるようで、たくさんのFlower Collectionを取り入れた作品が投稿されていました。どちらかと言うと、新規のファンを呼び込むというよりは、既存のファン=ル・クルーゼの愛用者のエンゲージメントを高める施策だと言えるのではないでしょうか。

少し閉じたイメージのあるInstagramだからこそ、ブランドを愛する人たちの間で盛り上がることのできる、ハッシュタグの効果的な活用法ではないかと思います。

4.SNSを使ったブランディングで大切なこと5つ

今回ご紹介した事例から、SNSを使ったブランディングで大切な5つのポイントを、以下にまとめてみました。

■自分たちのファンになってもらいたい人がどこにいるのか把握して、各SNSの特性に合った方法でアプローチすること。

例えば40代の女性がターゲットなのにTwitterに力を入れても意味がありませんし、10代の若者にアプローチしたいのにFacebookで長文のアピールをしてもサッパリ伝わらないはずです。自社のブランドに対して、どのようなイメージをどんな人に持ってもらいたいのか。ブランドコンセプトに合ったSNSを見つけ、文脈を大切にしましょう。

■いろんなSNSにアカウントを作るのはいいが、どれに力を入れるのか明確にしておくこと。

今回ご紹介した企業も複数のアカウントを運用しているところばかりでしたが、すべてひとつひとつ手をかけてコンテンツを1から作り分けるのではなく、各SNSに合わせた最低限の最適化を図った上で、コンテンツの使い回しを行っているところがほとんどでした。とはいえ、どのSNSに重きをおくかという軸は必要です。最もファンに喜んでもらえる場所を選びましょう。

■Facebook・Twitter・Instagramのすべてにおいて、写真は命。

クオリティの高い写真をコンスタントに準備するのは容易なことではありませんが、オフィシャルアカウントがSNSで投稿する写真のクオリティに差があると、ブランドイメージを毀損する可能性があります。運用の手間を優先して、いろんな人が撮った写真を気まぐれに使うのは、やめておいたほうがベターです。

■他部署との連携は密にとっておくこと。

SNSという場はマーケティングに活用できるだけでなく、CRMとしての役割も兼ね備えているため、問い合わせ対応や有事の際の対応など、他部署との連携をスムーズにとって迅速に対応できる体制を整えておくことが重要です。

■流行には敏感に。

よっぽど格式の高いブランドは別として、一般的に「◯◯の日」といった各種の記念日を意識すると、コンテンツを作りやすくなるだけでなく、たまたまハッシュタグで見つけて新たなファンが増える可能性も高くなります。広報の人が使っているようなイベントカレンダーなどを参考にして、旬な話題に乗っかるフレキシビリティの高い運用を心がけましょう。

5.まとめ

いかがでしたか。今回はSNSを活用して上手くブランディングをしている企業を集めてみました。
一朝一夕には結果が出るものではありませんが、SNSを通じて長期的にブランド・エクイティを高めることで、より多くの人から選ばれるブランドに近づけるのではないでしょうか。

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