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2016.08.08

Facebookのダイナミック広告とは?事例と出稿方法まとめ

ダイナミック広告TOP

「ダイナミック広告」をご存知でしょうか。FacebookやInstagramで利用することのできるインフィード型のリターゲティング広告です。フィードを閲覧しているユーザー一人一人合わせた情報を提供することのできるリターゲティング広告の一種です。短い期間でも非常に高い効果を上げることのできる広告手法として、注目が集まっています。「ダイナミック広告」について、Facebookでの活用方法を中心に紹介します。

    目次

  1. ダイナミック広告とは
  2. ダイナミック広告でCVRが20%上がった事例
  3. ダイナミック広告の出稿方法
  4. ダイナミック広告を利用するメリット3つ
  5. まとめ

ダイナミック広告とは

ダイナミック広告とは、Facebookのフィード上に表示される広告の一種ですが、通常の広告と大きく異なる性質を持っています。それはフィードを見ているユーザー一人一人の興味関心に合わせた広告が表示されることです。
「広告主がターゲットに対し、まさに欲しいと思っていた情報を提供出来た時」、つまりマッチングがうまくいった時に、高い広告効果を得られます。ダイナミック広告はユーザーが過去に広告主のサイトを訪問した際に閲覧した製品を元に、個人個人に合った関連性が高い広告を自動で表示してくれるため、非常に広告効果が高まると言えます。

仕組み

(参考URL:http://blog.feedmatic.net/entry/2016/05/18/153622,
https://www.facebook.com/business/help/397103717129942

ダイナミック広告でCVRが20%上がった事例

非常に効果が高いダイナミック広告ですが、CVRが20%も上がった事例もあります。
一流ホテルや旅館を厳選した宿泊予約サイト「relux」では、2015年5月下旬から7月末にかけて、ダイナミック広告を使ったキャンペーンを行いました。
Relux

予約数の増加を目標とし、過去に自社サイトを閲覧したことのあるユーザーをターゲットに施策を展開。例えば過去に宿泊施設の詳細ページを閲覧したが予約にまでは至らなかったユーザーや、予約フォームまでいったけれど結局予約しなかったという、より購買意欲が高いと考えられるユーザーに対し、最後に閲覧した宿泊施設に関連する施設をカルーセル広告(ひとつの広告ユニットで、複数の画像やリンクを紹介できる)で紹介しました。

カルーセル広告のイメージ

カルーセル広告のイメージ

また過去に利用したことのあるユーザーには表示しないように設定することで、ターゲットを新規顧客に絞った施策となっています。
ダイナミック広告キャンペーンは2ヶ月強の短い期間での施策でしたが、CPA(顧客獲得単価)を50%も減らしつつ、CVRを20%増加させることに成功しています。(※CPAは他のダイナミック広告媒体と比較した際の改善率)

(参考URL:https://www.facebook.com/business/news/JA-DPA-updates,
https://www.facebook.com/business/success/relux-2

ダイナミック広告の出稿方法

ダイナミック広告のしくみ

ダイナミック広告には製品カタログ(製品フィード)と呼ばれるデータが必要になります。宣伝したい全ての製品の一覧が載っているカタログのことで、このデータを元に広告が作成されます。次に必要となるのが「Facebookピクセル」というJavascript。自社ページにタグを埋め込むと、ユーザーがどのページを閲覧したか、またどの製品を購入したかなど追跡・調査してくれます。その結果から、製品カタログにある最適な製品を広告として表示する、というのがダイナミック広告の仕組みです。

ダイナミック広告を出稿するまでの流れ

1. 製品カタログをつくる

まずは自社が提供する商品の一覧リストを作成します。これを製品カタログ、あるいは製品フィードと呼びます。この製品カタログを元に広告が作られるため、広告に載せたい詳細情報を項目とし、リストにしていきます。項目としては、製品ID、名称、説明、リンク先ページURL、画像URL、在庫数などが必要となってきます。

出稿流れ1

製品カタログの例

2. ピクセルの設置

次に、自社のページに「Facebookピクセル」と呼ばれるJavascriptを埋め込みます。このスクリプトによって、ユーザーが自社ページでどのようなアクションを起こしたかが追跡・調査され、そのデータを元に製品カタログから適当な商品がピックアップされ広告になります。ピクセルコードは広告アカウントの「ツール」タブ>「ピクセル」で取得できます。

出稿流れ2

3. ダイナミック広告テンプレートの作成

以上の2つのデータを統合し広告が生成されるので、どのように表示されるかテンプレートを設定します。製品カタログにある商品すべてを対象とするか、一部の商品を対象にするかなども選択可能です。また、表示形式も1つの広告ユニットに製品を1点だけ表示するか、カルーセル形式で複数表示するか選択できます。
設定に従い、商品画像・商品名・価格が動的に抽出され、テンプレートに沿って広告が完成します。テンプレートひとつ設定しておけば、PC・スマートフォン・タブレット全てに自動的に対応した広告が作成されるので、ユーザーデバイスに合わせてテンプレートを複数用意する必要はありません。

出稿流れ3

詳細な手順については、以下のリンクを参考にしてください。
https://www.facebook.com/business/help/1577598505812743

(参考URL:https://www.facebook.com/business/a/online-sales/dynamic-product-ads

ダイナミック広告を利用するメリット3つ

非常に効果が高いことがわかっているダイナミック広告ですが、実際に利用するにあたっての大きなメリットを3つご紹介します。

クロスデバイスで広告表示できる

ダイナミック広告はFacebookのアカウントを基に、”人をベース”としたターゲティングを行うため、スマートフォンで見ていた情報をもとにしてPCでも広告表示を行う、といったようにデバイスを問わず広告を表示することができる点が強みです。他の一般的なリターゲティング広告とは異なる点です。
また、ダイナミック広告はデバイスごとにテンプレートを設定する必要がありません。どのデバイスから見ても最適な広告が自動的に表示されるので、それぞれに合わせてクリエイティブを作らなくて済みます。

Facebookの属性データを活用できる

Facebookは日々、地域や年齢、性別、つながり、アクション、興味関心など、ユーザーに関する様々なデータを詳細に蓄積しています。これらの豊富な属性データや行動データを基に、Facebook独自のアルゴリズムを用いて広告が作られるため、一人一人に関連度の高い適切な情報を、適切なタイミングで提供することができます。

インフィード型で目に止まりやすい

ダイナミック広告はインフィード型のため、Facebook上の通常の投稿と同じように表示されます。そのため非常にユーザーの目にとまりやすく、効果的に宣伝することができます。
また、カルーセル広告を用いれば、一度に閲覧出来る面積が狭いモバイルでも、一度に多くの製品を紹介され、より興味や関心を引き出せます。

(参考URL:http://blog.feedmatic.net/entry/2016/05/18/153622

まとめ

一般的な純広告や他のリターゲティング広告に比べ、ダイナミック広告は非常に効果的にユーザーにリーチします。製品カタログのメンテナンスはこまめにしたほうがいいですが、一度設定してしまえば、基本的にその後の維持も難しくないため、ぜひ導入したい広告手法のひとつと言えるでしょう。

(トップ画参照元:https://www.facebook.com/business/help/1598907360340114

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