Instagram ストーリーズはこう使う!企業の活用事例8選と活用ポイントまとめ

2024/01/09

instagramstories

企業の運用がもはや常識となってきたInstagramには、多様な機能が備わっていて、それらを使いこなすことが運用成功のカギとなっています。その中でも全画面で表示でき、24時間で投稿が消えることが大きな特徴のInstagram Stories(ストーリーズ)はチェックするユーザーが多く、投稿も気軽にできることから、Instagram ストーリーズの機能を理解し運用することが重要なポイントとなると言えます。

企業の投稿においてInstagram Stories(ストーリーズ)の機能をどのように活用できるのでしょうか。活用のポイントを事例紹介とあわせて解説していきます。

※編集部注
2023年12月19日:最新情報をもとに加筆修正しました。
2019年5月27日:最新情報をもとに加筆修正しました。

    ■目次

  1. Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)とは
  2. Instagram ストーリーズを活用している企業事例
  3. 企業はInstagram ストーリーズをどのように活用すべきか
  4. まとめ

【Instagram】参考になる投稿事例集はこちらから!

Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)とは

Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)とは、Instagramから撮影した画像や動画、またはすでに保存している画像や動画(24時間以内のものだけ)を、24時間限定で表示する機能です。24時間経った投稿は自動的に消滅します。

24時間たっても残しておきたい場合は、ハイライトを作成し、プロフィール画面からの閲覧も可能です。

フィード上での表示のされ方

フィード画面では、Instagramトップロゴ下にInstagram ストーリーズへ投稿したアカウントのアイコンが表示されます。アイコンはグレーのフレームで囲まれていて、新着のInstagram ストーリーズはフレームがInstagramのレインボーカラーで表示されます。

また、ストーリーの表示順は単純な新着順ではなく、ユーザーがより興味を持つものを左側に表示するようなアルゴリズムが働いています。ストーリーの表示順に影響する要素は、「コンテンツへの関心度」と「アカウントとユーザーのつながりの深さ」がメインとされています。

アルゴリズムなので詳細を知ることが難しいですが、ユーザーに関心を持たれるストーリーを投稿するのが非常に重要です。エンゲージメントを増やすことが、上位表示につながっていくでしょう。

プロフィール画面上での表示のされ方

Instagram ストーリーズを24時間以内に投稿したアカウントは、プロフィール画面のアイコンがグレーのフレームで囲まれており、Instagram ストーリーズが未開封の場合レインボーカラーで表示されます。フレームがあるアイコンをタップすると、Instagram ストーリーズを見ることができます。

ハイライトを作成した場合は、プロフィール画面中央に表示されます。「キャンペーン」「新商品」など、カテゴリーを分けて作成することも可能です。

Instagram ストーリーズを活用している企業事例

➀よなよなエール

長野県軽井沢のクラフトビールメーカー、ヤッホーブルーイングの公式アカウントです。

プロフィール画面に表示されるハイライトでは「製品紹介」、「お知らせ」、「飲めるお店」など、初めての人でも知りたい情報がすぐにわかるように、投稿されたストーリーズが分類されています。「みんなの投稿」ではUGCが紹介されていて、ユーザーとのコミュニケーションの醸成に役立っています。

画像引用:https://www.instagram.com/yonayona.ale/

➁ハーゲンダッツジャパン

ハーゲンダッツジャパンの公式アカウントでは、新商品やフレーバーごとの紹介、カレンダーやGIFスタンプなど、ファン拡大に効果的なコンテンツを多く発信しています。
GIFスタンプや季節限定フレーバーの紹介は、ユーザーが投稿したくなるコンテンツとなり、UGCが活発になる可能性を秘めています。

画像引用:https://www.instagram.com/haagendazs_jp/

③スカイツリー/Tokyo Skytree

東京スカイツリーの公式アカウントを紹介します。フィードでは、スカイツリーのライトアップ画像や、スカイツリーから見た風景の写真が多く投稿されていますが、ストーリーズのハイライトではイベント情報にもすぐにアクセスできるため、推しキャラクターとのコラボなどのイベント目当てで、初めて見に来た場合にも見やすい作りになっています。

さまざまなコンテンツとのコラボをきっかけにフォロワーが増える効果が期待できます。

画像引用:https://www.instagram.com/tokyoskytree_official/

④エトヴォス(ETVOS)

敏感肌の人でも心地よく使えるミネラルコスメを展開する化粧品ブランドのエトヴォスの公式アカウントです。

新シーズンのコレクションやキャンペーンの告知などをストーリーズ発信している他に、ルーレット投稿も見られるのが特徴です。「今日は何色の気分?」と題して、アイシャドウ、リップ、チークのカラーを紹介しています。

このような参加型コンテンツの制作は工数がかかりますが、ユーザーが気軽に参加しやすく、滞在時間が長くなる効果もあります。ユーザーからの親近感を得られたり、印象に残りやすくなったりすることで、フォローや購買のきっかけになるかもしれません。

画像引用:https://www.instagram.com/etvos.jp/

⑤Aladdin X(アラジン エックス)

照明一体型プロジェクターのメーカーで、2023年に流行した「スイカゲーム」の開発・提供元でもあるAladdin X(アラジン エックス)の公式アカウントです。

プロジェクターを使い方に応じて「おうち花火大会」や「スポーツ観戦」などカテゴリーを分けて、ユーザーの投稿を紹介しています。UGCを使うことでユーザー目線のさまざまなアイディアを共有でき、一般家庭でのプロジェクターの実際の使用場面を想像しやすくなります。

画像引用:https://www.instagram.com/aladdinx_jp/

⑥iHerb (アイハーブ) 日本公式

アメリカ初の自然派通販サイトのiHerb (アイハーブ)日本公式アカウントでは、キャンペーン情報やクーポンの配布でストーリーズを活用しています。

ハイライトで分類されている「OTB」は、ユーザーが購入品を紹介している投稿がまとめられていて、他のユーザーがどのような商品を購入しているのかを見ることができます。通販サイトならではのコンテンツで、ユーザーの今後の購買の参考になるなど、口コミにも似た効果が期待できます。

自動で画像や映像がスライドショー形式で表示されるので、一つの投稿で多くの情報をユーザーに届けられることも、ストーリーズの魅力のひとつです。

画像引用:https://www.instagram.com/iherbjapanese/

⑦丸善ジュンク堂書店

日本の大手書店、丸善ジュンク堂書店の公式アカウントです。

書店らしく本棚のような統一されたフィード投稿が印象的で、独特な世界観を演出しています。イベント告知やキャンペーン投稿などはすべてストーリーズで発信していることで、この統一感のあるフィードの世界観を壊しません。

フィードやストーリーズの特徴を理解し、それぞれの機能を巧みに使い分け、効果的な運用をしているアカウントと言えるでしょう。

画像引用:https://www.instagram.com/maruzenjunkudo/

⑧じゃらん〈公式〉・旅行メディア

フィードとストーリーズをうまく使い分けているアカウント例をもう一つ紹介します。

旅行やお出かけ情報を発信する、じゃらん〈公式〉・旅行メディアの公式アカウントです。

フィード投稿は四季折々の日本の観光地の写真が美しく、フォード画面を一見したときに色の統一感や配色が意識された写真の並びだと気づきます。その一方で、テレビCMでもおなじみのじゃらんの人気キャラクター「にゃらん」の投稿は、ストーリーズで展開されていて、世界観の住み分けの工夫がされています。

投稿内容の世界観によって、Inatagramの機能を使い分けることは、さまざまな層のファンを取り込む重要なポイントとなりそうです。

画像引用:https://www.instagram.com/jalan_net/

企業はInstagram ストーリーズをどのように活用すべきか

企業の事例からInstagram ストーリーズを活用するためのポイントや切り口を一挙にまとめていきます。

  • 24時間限定公開のルールを利用して、新製品のPRキャンペーンに活用できます。即時性が高いので、店舗などリアルと連動させるキャンペーンにも使えます。
  • 通常のInstagramの投稿のようにプロフィールページに残らないので、ブランドイメージに沿って作りこむ必要がありません。ライブ感のあるものやタイムリーなものをそのまま投稿し、レアなショットでファンを楽しませることができます。
    また通常のフィード投稿とは別の世界観の投稿で、新たなファンの獲得も期待できます。
  • 画面トップに表示されるので読み逃されにくく、新着表示もカラーでわかりやすいので、重要な情報をユーザーに伝えたいときにも効果を発揮します。
  • 自動で画像や映像がスライドショー形式で表示されるので、映画のトレイラーやCMのように使えます。画像1枚では伝えきれない情報も、Instagram ストーリーズならいくつかの画像を使って伝えることができます。
  • Instagram ストーリーズを見た全ユーザーを別画面で確認できるので、ターゲティングが適正だったか検証でき、見たユーザーにコンタクトを取ることもできます。

 まとめ

ストーリーズは通常のフィード投稿とは違う新しい表現ができるため、ストーリーズの機能を理解し、使いこなせば企業のInstagram活用の幅が広がるでしょう。

同様の機能を持つ他のSNSと比較すると、Instagramは総ユーザー数が多いので、狙ったターゲット層にアプローチできるチャンスが多く、うまく使えばユーザーとの距離を縮めるのに効果的な機能なので、ぜひ活用してみてください。

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