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2016.12.27

新たなTwitter広告!カンバセーショナルカード&インスタントアンロックカードを徹底解説

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若年層を中心に日本国内で人気の高いTwitterの広告メニューに、カンバセーショナルカードを用いた広告が加わりました。2016年1月までは一部の広告主のみに提供されていましたが、8月に一般の広告主でも利用できるようになったのです。
今回は、注目度が高まるこのカンバセーショナルカードについて解説していきます。

※更新履歴
2017年2月6日:事例を追加しました。
2017年1月19日:Twitter社へのメール取材をもとに、情報を追加しました。

    ■目次

  • Twitterで使えるカンバセーショナルカード(カンバセーショナル広告)とは?
  • カンバセーショナルカードと併用できるインスタントアンロックカード
  • カンバセーショナルカードの3つのフォーマットと入稿規定
  • カンバセーショナルカード活用事例
  • カンバセーショナルカードを使うメリット
  • カンバセーショナルカードの利用方法
  • まとめ

Twitterで使えるカンバセーショナルカード(カンバセーショナル広告)とは?

カンバセーショナルカードとは?

カンバセーショナルカードとは、ツイートに独自のハッシュタグを付けたコールトゥアクションボタンを付けることで、そのボタンを押したユーザーが簡単に引用リツイートをできるというプロモーション用の広告カードのことです。カンバセーショナルカードは広告管理画面からしか作成できないため、基本的にプロモツイートオンリーとなります。タイムラインにも表示させたい場合、ツイート作成時に設定が必要です。

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今までの広告主は、質の高い画像や動画、印象的なハッシュタグなどを使って、広告機能の高い、より効果的なツイートを作り出し、ブランドメッセージを発信してきました。そこから1歩進み、このカンバセーショナルカード機能を用いることで、ユーザーの引用リツイートを促し、ユーザー自身が第2、第3の広告主となって効果的にブランドのメッセージを拡散することができます。

カンバセーショナルカードはどのように表示されるの?

カンバセーショナルカードを用いた広告は、通常のタイムライン内にインフィード広告の形で表示されます。そのツイートの画像・動画の下部にあるボタンがカンバセーショナルカード機能をもつコールトゥアクションボタンです。

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そして、ユーザーがコールトゥアクションボタンを押すと、選択されたハッシュタグと広告主によって決められたメッセージが、自動でツイート本文に表示されます。そして、この本文はユーザーによって自由に変更できるため、ユーザー視点とブランドメッセージが組合わさった広告を出すことができます。

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さらに、ブランドメッセージを拡散してくれたユーザーには特定のメッセージを送ることもできます。

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画像引用:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/conversational-ad-formats.html

カンバセーショナルカードと併用できるインスタントアンロックカード

インスタントアンロックカードとは?

インスタントアンロックカードとは、カンバセーショナルカードを使った広告を拡散してくれたユーザーに対して様々なコンテンツを特典として設定できる機能のことです。

ユーザーはカンバセーショナル広告のハッシュタグ付きのボタンを押し、設定されたブランドメッセージとともにツイートをします。

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ツイートをすると、広告主が設定した画像や動画などの特典コンテンツを閲覧できるようになります。

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画像引用:https://twitter.com/TwitterAdsJP/status/761314819869806592(GIF画像から)

インスタントアンロックカードの見え方

インスタントアンロックカードを利用した場合、ユーザーから見たツイート画面はどのように変化するのでしょうか。

元のツイートは、ユーザーがカンバセーショナルカード機能を使ってツイートをするとインスタントアンロックカードの画像・動画部分のみが変わり、特別な動画・画像が表示されるようになります。元のテキスト部分に変化はありません。

対してユーザーがリツイートした投稿をほかのユーザーが見たときには、インスタントアンロックカード解除前の画像・動画が表示されることになります。

また、インスタントアンロックカードの機能はデバイス間の同期がされないため、リツイート後に別の端末で該当投稿をみると、他のユーザーと同様、インスタントアンロックカード前の画像・動画が表示されることになります。

カンバセーショナルカードの3つのフォーマットと入稿規定

カンバセーショナルカードでは、用途に応じて、動画・画像・インスタントアンロックと3種類のフォーマットが用意されています。

  • 動画
  • 画像
  • インスタントアンロックカード

すべて1~4つの選択肢を表示できます。

また、インスタントアンロックについては、アンロック前からアンロック後で設定可能なコンテンツが以下3パターンとなります。動画→静止画は設定できません。

  • 動画 → 動画
  • 静止画→ 動画
  • 静止画 → 静止画

注意点として、複数のハッシュタグ(CTAボタン)に対して、異なった動画を出し分けることはできません。また、アンロック前と後の動画の再生数を分けて計測することもできません。

カンバセーショナルカードに使う画像、動画の素材規定

カンバセーショナルカードに使う画像、動画の入稿規定は以下です。

静止画

サイズ:3MB以内
アスペクト比:5:2(800x320px以上)
フォーマット:JPEG,PNG,GIF (non-animated)

動画

サイズ:10分以内
アスペクト比:16:9
フォーマット:mp4,mov

なお、Gifs, Periscopes, Scratchreels and Vineは現時点ではサポート対象外となっています。

インスタントアンロックカードの素材規定

インスタントアンロックカードでは、前述した3パターンでそれぞれ素材規定が異なります。

動画 → 動画

サイズ:10分以内
アスペクト比:16:9
フォーマット:mp4,mov

静止画→ 動画

●静止画

サイズ:3 MB以内
アスペクト比:16:9(640x360px以上)
フォーマット:JPEG,PNG,GIF (non-animated)
※動画は上記と同様です。

静止画 → 静止画

サイズ:3 MB以内
アスペクト比:5:2(800x320px以上)
フォーマット:JPEG,PNG,GIF (non-animated)

カンバセーショナルカード&インスタントアンロックカード活用事例

JAL

JALの以下コンテンツは、「もしも空の上でインターネットが使えたら…」という問いに対し、4つの選択ボタンが設けられています。ユーザーがボタンをクリックしてリツイートすると、豪華賞品などの抽選をするためのURLが表示されるようになっています。

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日清

日清は東西の有名ラッパーが、どん兵衛とそれぞれの地域についてディスリ合うという動画を配信しています。動画を見て、東か西の気に入った方を選択し、リツイートできます。

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UNIQLO

UNIQLOでは、UNIQLOのスカートとスカンツを着こなしている二階堂ふみさんの動画を配信し、ユーザーにスカート、スカンツのどちらが気になるかを選択してもらい、リツイートを促しています。

画像3_R

カルピス

カルピスでは、キャンペーン動画を配信しました。具体的にはカルピスの商品動画を流しつつ、カルピスを飲む理由をユーザーに問いかけ、ユーザーが選択をすると抽選でヤクルト商品がプレゼントされるというコンテンツです。

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カンバセーショナルカードとインスタントアンロックカードを併用した事例

グリー株式会社:マジカルギア「ぐるぐるじゃんけんキャンペーン」

グリー株式会社では、Twitterのカンバセーショナルカードを押すことによって、ゲームに登場するキャラクターの声優とじゃんけんができるというキャンペーンを行いました。

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このジャンケンの結果はボタンを押したユーザーにしか表示されず、フォロワーには同様の告知内容とジャンケンのコールトゥアクションボタンが表示される仕組みになっています。ジャンケンの結果によって、再チャレンジを促すメッセージを送るなど、様々なアプローチができるようになっています。

コカ・コーラ: #TasteTheFeelingキャンペーン

アメリカのコカ・コーラでは、クリエイターが制作したブランドGIFアニメをカンバセーショナルカードに掲載するというキャンペーンが行われました。

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画像引用:https://blog.twitter.com/ja/2016/0805cv

その結果、キャンペーン当日にも関わらず、 @CocaColaと #TasteTheFeelingを含むツイートを18万件獲得することに成功し、Twitterトレンドの上位に表示され、カンバセーショナルカードを用いたブランド戦略に成功しました。このようなクリエイターとの協業による革新的なブランド戦略は、コカ・コーラのグローバル戦略に定着し、日本でも2016年1月20日から #TasteTheFeelingを掲げた様々なキャンペーンが行われています。

マーベル:カンバセーショナルカードと絵文字による広告

マーベルは、スーパーボウルの時期に合わせ、カンバセーショナルカードを用いて映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のプロモーションを行いました。その内容は、複数の画像や動画と共に、映画内に出てくる #TeamCap と #TeamIronManの絵文字を用い、どちらを支持するかを問いかけるというものでした。

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画像引用:https://blog.twitter.com/ja/2016/0805cv

この広告により、スーパーボウル当日に、カンバセーショナルカードを通じて約150万件の会話が発生し、さらに、スーパーボウル1週間でこの映画のブランドリフトが6.5倍に上昇するという結果となりました。ここから、カンバセーショナルカードとブランド絵文字を組み合わせることで、利用者参加率が大幅に増加することがわかります。

カンバセーショナルカードを使うメリット

広告をツイートしてもらえる確率が高まる

カンバセーショナルカード機能を使えば、ユーザーはボタンを1つ押すだけで簡単にハッシュタグ付き広告をツイートすることができます。そのため、従来の方法よりもユーザーにとってのハードルが低く、広告をツイートしてもらえる確率が高まります。

また、広告をツイートする際は、広告の内容をユーザー自身が自由に編集することができます。これにより、今までの機械的な広告ではなく、ユーザー視点を取り入れた柔軟性の高い広告を打ち出すことができます。この点も、ツイートされる確率が高まる要因といえるでしょう。

拡散力が高い

ユーザーがカンバセーショナルカードを用いてツイートする際にも広告主によって設定された動画や画像が自動で付くため、タイムライン上で目に付きやすくなります。これにより、文字のみの広告よりも注目度が上がり、拡散力が高まります。

広告をツイートしたユーザーはいわば新たな広告塔。プロモツイートそのものよりも、そのユーザーのフォロワーに対して強い拡散力を持っているため広告がより広がっていくのです。

カンバセーショナルカードの利用方法

さっそくカンバセーショナルカードを使いたくなったというあなた!残念ながら、カンバセーショナルカードおよびインスタントアンロックカードはまだセルフサービス式Twitter広告では一般公開されていません。

カンバセーショナルカードを利用した広告の出稿には、Twitter社への申請が必要です、今すぐ活用してみたいという方は、直接問い合わせてください。

まとめ

本記事では、Twitterのカンバセーショナルカード機能とインスタントアンロックカード機能について事例を交えて解説してきました。今までの広告方法に比べ、広告主とユーザー双方にとって扱いやすい広告手法ですので、これからTwitterタイムライン上で見かける機会も増えてくるでしょう。
Twitter広告がうまくいかなかった広告主の方も、新しい広告手法を使えば違う結果になるかもしれません。本記事の内容を参考に、ぜひ再チャレンジしてみてください。

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