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2022.03.11

TikTokの企業活用、成功事例11選! アカウント運用&広告活用どちらも紹介

年々ユーザーが増加しているTikTok。それに伴い、公式アカウントの運用や広告活用に乗り出す企業も増えています。

しかし、TwitterやInstagramと比較してまだ歴史も浅いTikTokについて、興味はあっても、どのように活用すればいいのがイメージがわかない企業担当者の方も多いでしょう。

そこで今回は、すでにTikTokの公式アカウントを開設していたり、広告媒体として活用したりしている企業事例を紹介していきます。実際の企業の活用事例から、自社での活用のヒントを探ってみてください。

    ■目次

  1. 企業による活用が進むTikTok
  2. TikTokを活用している企業事例5選【オーガニック運用編】
  3. TikTokを活用している企業事例6選【TikTok広告活用編】
  4. まとめ

1. 企業による活用が進むTikTok

TikTokとはどのようなSNSか

TikTokは、中国のByteDance社が運営する、全画面表示の縦長短尺動画が投稿される SNS です。月間アクティブユーザー数は全世界で10億人、国内月間アクティブユーザー数は950万人。ユーザー層は10代がもっとも多く、10代の3割がTikTokを利用しています。

ユーザー数は伸びており、公式アカウントを開設したり、広告を出稿したりする企業も増えています。企業がTikTokを活用するメリットを以下で説明していきます。

関連記事:【最新版】12のソーシャルメディア最新動向データまとめ
参考: https://www.moba-ken.jp/project/others/sns20210520.html

メリット①「おすすめ」フィードの高精度なレコメンドを通したアプローチ

TikTokでは、「おすすめ」フィードの高精度なレコメンドを通して、自社アカウントに興味を持ってくれそうなユーザーにアプローチできます。

「おすすめ」フィードはTikTokを開いたとき、最初に表示される画面です。フォローしていないアカウントの投稿も含め、ユーザーが興味関心を持ちそうな動画が表示されます。

TikTokはAIを活用した高精度なマッチングを行っているため、自社の投稿に興味を持つ可能性が高いユーザーへ効率的にアプローチできるのです。

メリット②動画制作ハードルの低さ

TikTok自体の動画編集機能が充実していたり、企業でもまねしやすいフォーマットがあったりと、比較的簡単に動画制作・投稿が可能です。クリエイティブにどの程度こだわるのかは、企業やブランドごとに考慮する必要があるものの、アカウントの方針によっては制作コストをかけずに始めることができるでしょう。

メリット③企業アカウントと一般ユーザーの距離の近さ

現状のTikTokの文化として、企業アカウントと一般ユーザーの距離が近いという利点もあります。

TikTok受けする動画を投稿できている企業アカウントには多くのいいねやコメントが集まっており、気軽に交流している様子が見受けられます。

アカウントの運用方針にもよりますが、ユーザーにとって親近感が湧くような運用ができれば、企業やサービスをより身近に感じてもらえ、好感度を高められるでしょう。

メリット④純広告を含めた広告メニューの多彩さ

企業にとって大きなメリットになりうるのが、広告メニューの多彩さです。

SNS広告というと、基本的には自社でクリエイティブを用意し、予算を設定して配信する「運用型広告」と呼ばれるものが多く、運用型広告しか提供していないSNSもあります。運用型広告は、低額から始められ、配信結果を見ながら自社で改善できるなどのメリットも多くありますが、配信される場所や利用できるクリエイティブには一定の制限があり、表現したいブランドの世界観や、ユーザーに届けたい体験を実現できないケースもあるでしょう。

その点TikTokは、運用型広告はもちろん、ハッシュタグを使ったユーザー参加型のキャンペーンや、撮影時に使用できるオリジナルエフェクトをユーザーへ提供しブランドを体験してもらえるキャンペーンなど、多彩な広告メニューが用意されています。動画の撮影や投稿を促すキャンペーンも盛んで、UGC創出も狙えます。

豊富なメニューから自社に合った広告を選択できるでしょう。

TikTokの主な純広告メニュー

・TopView

TopViewは1日1社限定の起動画面枠です。アプリ起動時、最初に配信される60秒までのインフィード動画になります。全画面縦型広告で注目度が高く、1日約500万リーチを期待できます。

・ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジは企業がオリジナルのハッシュタグを作成し、ユーザーのコンテンツ投稿を促す広告です。大量のUGCが生まれるため、認知度が向上しやすい特徴があります。

・ブランドエフェクト

ブランドエフェクトは、動画撮影時に利用できるエフェクト(フィルター)を利用した広告です。例えば、カメラを通して自分の顔に新作のリップやアイシャドウを重ねられるエフェクトなどを提供することで、新作コスメのプロモーションを行うなどが可能です。エフェクトを通してブランドや商品を「体験」できる点が特徴的です。

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/4083/

2. TikTokを活用している企業事例5選【オーガニック運用編】

以降では、TikTokを活用している企業の事例を紹介していきます。まずは、TikTok公式アカウントを開設、運用している企業の事例です。

事例1:ドミノ・ピザ

@dominos_jp

宅配ピザチェーン、ドミノ・ピザの公式アカウントです。フォロワー数は約32万4,000人。多く視聴されている動画は600万回再生され、いいね数は38万、3,000以上のコメントが付いています。投稿頻度は1週間に2~3回程度です。

全体的に、いわゆる企業アカウント感の薄いネタ的な投稿が多く、例えば猫型のピザを作った動画や、ピザにアイスをのせて食べてみた動画などを投稿しています。

それがユーザーにも受け入れられており、褒め言葉として「公式っぽくない」というコメントが多く寄せられています。公式によるコメント返信もフレンドリーで、企業とユーザーの近さが感じられ、親近感が醸成しやすいTikTokの特性を活かした運用を行っています。

投稿例

 

@dominos_jp そりゃピザだもん。IB: cocoro.uk #ドミノピザ #空耳 #title #誰かに話したい #hello2022 ♬ オリジナル楽曲 – – 千 帆

この投稿では、TikTok内で流行している曲を替え歌のように使用し、ネタ動画として投稿しています。

 

@dominos_jp やばいでしょって話だよね〜 #ドミノピザ #アレンジレシピ #おうちで過ごし隊 #TrendEffectLIVE #クリティカルヒット #雪景色 #tiktokでゲーム中 #説明動画 #知識ハウツー部門 #食べる #レシピ ♬ オリジナル楽曲 – マツダ家の日常 – M2DK/マツダ家の日常

自社商品(ピザの耳)を使った、アレンジレシピの紹介なども投稿しています。

事例2:ほっともっと

@hottomotto_com

お持ち帰り弁当チェーン、ほっともっとの公式アカウントです。フォロワー数は約12万人で、ほぼ毎日投稿しています。多く視聴されている動画は約300万回再生され、14万いいね、コメントも1万件以上書き込まれています。投稿は基本的にシンプルで、商品の写真や盛り付けている様子を動画にしています。TikTokで好まれている音源に合わせた加工をしており、一般のユーザー投稿に馴染んでいる点が特徴です。

ドミノ・ピザと同様にコメント返信もフレンドリーで、ユーザーとの距離が近い運用をしています。

投稿例

 

@hottomotto_com たーららったった #ほっともっと #ほっともっとしか勝たん #hottomotto #デミカツナポリタン #ナポリタン ♬ オリジナル楽曲 – るとです。

お弁当の盛り付けの様子を、音源にうまく組み合わせて動画にしています。

事例3:ロート製薬

@rohtotiktok

医薬品や化粧品を販売する、ロート製薬の公式アカウントです。フォロワーは約7万人で、投稿頻度は2~3日に一度ほどです。投稿では商品をメインに扱いつつ、宣伝を感じさせない遊び心あふれる切り口で紹介しています。人気のTikTokクリエイターをモデルとして起用した動画も多数投稿しており、よく視聴されている動画は約200万回再生、約22万いいね、3,000以上のコメントが付いています。

投稿例

 

@rohtotiktok ほかにご質問があればぜひコメントで教えてください!#メラノCC #スキンケア #美容 #TikTok教室 ♬ オリジナル楽曲 – ロート製薬【公式】

この投稿では人気商品の正しい使い方を紹介。コメント欄では、使い方に関する質問にも回答しています。

 

@rohtotiktok 社員にアンケートとりました!気になる商品はありますか? #ベスコス #ベスコス2021 #ベスコス紹介 #ロート製薬 #垢抜け #メラノCC #白潤 ♬ オリジナル楽曲 – ロート製薬【公式】

こちらは「社員ベスコス」という切り口で、ロート社員が選ぶ新商品のベストコスメをランキング形式で紹介しています。

事例4:焼き鳥どん

@higakiyakitori

東京の焼き鳥屋、「焼き鳥どん」のアカウントです。フォロワー数は約19万人で毎日投稿しており、1日に2回投稿することもあります。よく見られている動画は200万回以上再生され、約4万いいね、150以上のコメントが付いています。

同社は、TikTokユーザーである若年層は飲食業界で働いた経験が多い点に着目。飲食店の「あるあるネタ」を動画にして投稿したところ、ユーザーの受けがよく、いいね数が増加しました。またライブ配信にも注力しており、調理風景や仕込み中の様子を配信してユーザーの興味を引いています。事業規模が小さくても成功しており、採用や集客などビジネスのさまざまな面での成果につながっているそうです。

投稿例

 

@higakiyakitori @tomisakaeとみさかえさん@fumichanneleふみチャンネルさん #シフト #バイト #居酒屋 #あるある ♬ オリジナル楽曲 – 焼鳥どん日垣兄弟

お会計が高すぎるときの「あるある」を投稿。コメント欄には、「分かる」と共感コメントがたくさん付いています。

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/9228/
https://tiktok-for-business.co.jp/archives/6499/

事例5:中央大学商学部

@commerce1909

中央大学商学部は、大学の広報活動としてTikTokを利用しています。

フォロワー数は約7,000人。よく見られている動画は約100万回再生されており、いいねが約6万、コメントが700以上付いています。

大学の先生の人となりや、研究内容について投稿しており、若年層にも分かりやすい言葉で解説しています。固い内容になってしまいそうな大学の動画ですが、学生によるライトなコンテンツも取り入れ、さまざまな動画を投稿。TikTok動画をきっかけに学部を知ってもらうケースも生まれています。

投稿例

 

@commerce1909 【商学部の特別入試を紹介します!その2】#TikTok教室 #中大商学部 #中央大学 #大学生 ♬ オリジナル楽曲 – 中央大学商学部

推薦入試について解説する動画です。学校のチャイム音源を利用しながら紹介しています。

 

@commerce1909 「Society5.0って何?」#tiktok教室 #中大商学部 #技術経営 ♬ オリジナル楽曲 – 中央大学商学部

教授が専門領域の知識を解説。「分かりやすい」「助かる」というユーザーからのコメントが付いています。

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/9346/

3. TikTokを活用している企業事例6選【TikTok広告活用編】

この章では、TikTokが提供する広告ソリューションを活用した企業の事例を紹介します。TikTokの公式アカウントを運用しなくても広告出稿は可能であり、継続的な運用コストをかけるのが難しい場合は、これらの事例を参考に広告活用から始めてみるのもおすすめです。

事例6:メイベリン(ハッシュタグチャレンジ/ブランドエフェクト)

化粧品ブランドのメイベリンは、新商品のプロモーションとしてTikTok広告を利用しました。親近感を持ってもらえるように、ハッシュタグチャレンジとブランドエフェクトを活用。新色リップのカラーと質感を再現したエフェクトを提供し、ハッシュタグチャレンジとして「#落ちないリップチャレンジ」というハッシュタグを付けた動画の投稿を呼びかけました。

ユーザーが真似しやすいお手本動画を作成した結果、動画投稿が促進され、ハッシュタグを付けたすべての動画再生数は1,000万回を超えました。

さらに第三者機関によるブランドリフト調査によると、ブランド認知度、メッセージ想起、購買意向、ブランド好意度、広告想起のすべてにおいてリフト効果が得られ、購買意欲の向上につながりました。

投稿例

 

@naenano78 どの色も可愛い!#落ちないリップチャレンジ #PR ♬ SUPERSTAY MATTE INK – MAYBELLINE NEW YORK

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/3681/(画像も同URLから引用)

事例7:サントリークラフトボス(TopView/Brand Premium)

サントリー食品インターナショナル株式会社は、新商品「クラフトボスストレートティー」の発売に合わせて広告出稿しました。

まずTopViewで広くリーチし、さらに「おすすめ」フィードに表示されるBrand Premiumによって継続的に接触することで、ブランド理解の促進と好感度の向上を狙いました。

せっかく動画広告が表示されてもユーザーからスクロールされる可能性もあるため、クリエイティブには最初からブランドロゴを大きめに配置。結果、以前に行った広告出稿と比べ、好意度や購入意向が向上しました。

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/8541/(画像も同URLから引用)

事例8:ファイブミニ(起動画面広告/インフィード広告)

大塚製薬は、飲料品「ファイブミニ」の若年層へのプロモーションに、起動画面広告とインフィード広告を活用。同商品のターゲットは30~50代でしたが、企業としても意図せず自然発生的にTikTokユーザーである若い女性の間で話題になり、その自然発生したバズを活かして広告出稿を決めました。

インフィード広告ではTikTokクリエイターを起用し、多くの再生数やいいねを獲得。さらに起動画面広告で、同商品の6本入りパックを1,000名にプレゼントするサンプリングキャンペーンを行い、若年層への認知拡大を狙いました。

結果、インフィード広告をユーザーに自然に受け入れてもらえ、好調な商品売り上げを維持しています。

 

@saki_ohga なんかファスナーあいてたw食物繊維だいじ^^ #ファイブミニ #食物繊維 #Vlog #ぐっどおーがにんぐ #女子大生の日常 #PR ♬ オリジナル楽曲 – 大賀咲希

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/8757/(画像も同URLから引用)

事例9:Pokémon Café Mix(ブランドエフェクト/インフィード広告)

株式会社ポケモンと任天堂から配信されたアプリ、『Pokémon Café Mix』の事例です。同アプリの認知拡大を目的とし、ブランドエフェクトとインフィード広告を活用しました。

まずユーザーにアプリの世界観を伝えるため、ゲーム時と同じジェスチャーを取り入れたブランドエフェクトを作成。このブランドエフェクトでは3匹のポケモンのうち1匹がランダムで登場する仕組みで、何度もブランドエフェクトを利用したくなる工夫を施しました。さらにインフィード広告では、ターゲットである女性のフォロワーが多いクリエイターを起用し、インパクトのある広告クリエイティブを作成。

この結果、ブランドエフェクトを体験した人は13万8,000人に達し、ブランドリフト調査においてもブランド認知が51.75%リフトしました。

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/4189/(画像も同URLから引用)

事例10:花王(運用型広告)

 

@poruporuchan アタックZERO使ってみた😊1プッシュ5gだから抱っこしながらでも簡単🙆🏻‍♂️ #pr ♬ Funny Whistling Train – Veaceslav Draganov ( Draganov89 )

消費財メーカー・花王の事例です。花王は洗濯用洗剤「アタックZERO」のワンハンドプッシュ機能の特徴を伝えることを目的とし、TikTok広告に出稿しました。

実は主婦・ママ層のTikTokユーザーは増加しており、家事の合間時間に動画視聴していることがあきらかになっています。そこで花王は人気のTikTokクリエイターとのコラボレーション動画を制作し、第三者配信として広告を出稿しました。

動画は広告色を抑え、自然な流れで洗濯シーンを取り入れています。さらに「洗濯が楽しくなる、楽になる」と思ってもらえるように、子どもを抱っこしながら片手で同商品を使用する様子も映しています。

このような工夫をこらしたところ、動画は730万回再生を達成。ブランドリフト調査においても、広告認知141%リフトという結果が出ました。

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/9999/

事例11:きずな出版(運用型広告)

主にビジネス書や自己啓発本を扱う「きずな出版」は、20代を対象とした本の宣伝用にTikTokの運用型広告を活用しました。

広告では18~34歳の男女をターゲットとし、興味行動ターゲットは「読書」カテゴリーを選択。広告のランディングページにはAmazon商品ページを設定しました。

TikTok広告の出稿以前は、Amazon総合順位で10,000~15,000位を推移していましたが、広告出稿後1週間で4,000位辺りを推移するように。さらに、TikTok広告はほかのSNS広告に比べるとクリック数が約10倍高いことが判明しています。

参考:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/7894/

4. まとめ

本記事ではTikTokの概要、企業活用のメリット、11の企業事例を紹介しました。

TikTokで受けやすい、いい意味で企業公式感の薄いユニークな動画投稿をすることで、若年層に親近感を持ってもらえるようなSNS運用が可能です。また、TikTokは広告メニューの種類が豊富な点が特徴です。複数の広告メニューを掛け合わせることで多くのリーチやエンゲージメントを実現できるでしょう。

各事例を参考に、TikTok活用を検討してみてください。

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