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成功するFacebookページの作り方~1投稿で2万4000のいいね!が付いた北海道Likersから学ぶ運用術~

   


北海道Likers、Facebookページ

GaiaXソーシャルメディア ラボの井出(@idekazu)です。

皆さんは北海道LikersというFacebookページをご存知でしょうか?日経新聞ITmediaでも成功事例として取り上げられている、いま何かと話題なFacebookページです。

このFacebookページの凄さは『エンゲージメント数』で表れています。例えば以下の投稿は、たった1投稿で「いいね!」を24,734人から貰い、「シェア」を555件獲得しています。この記事が今までの最高記録だそうですが、他の記事もコンスタントに5,000~10,000の「いいね!」を獲得しています。

    ▼1投稿で2万4000以上のいいね!を獲得したウォール投稿

他の大規模Facebookページと比べても、エンゲージメント率は非常に高くなっています。ここまでエンゲージメント率を獲得する背景にはどのような秘密があるのか?今回の記事ではその一端をご紹介します。

北海道Likersは、サッポロビールさんとネットイヤーグループのグループ会社であるネットイヤーゼロさんの共同事業という形で運営しているのですが、今回はネットイヤーゼロさんから話を伺って来ました。

お話を伺った方

ネットイヤーゼロ、倉重 宜弘さん
ネットイヤーゼロ株式会社 取締役 新規事業開発担当 倉重 宜弘さん
ネットイヤーグループ株式会社 グループ戦略室 広報担当 山田 真弓さん
    ■目次
    1.北海道Likersとは?
    2.14万人のファンの集め方
    3.1投稿で2万4000いいね!がつく運用術

1.北海道Likersとは?


GaiaXソーシャルメディア ラボ(以下、ガイアックス) 井出 :
まず、北海道Likersの概要について教えて頂けますでしょうか?


ネットイヤーゼロ株式会社(以下、ネットイヤーゼロ)倉重さん :
北海道ライカーズは、北海道の魅力を国内外に発信して地域活性化を行なう事を目的としたFacebookページです。サッポロビール株式会社とネットイヤーゼロ株式会社の共同プロジェクトという形で運用しています。

私が所属するネットイヤーゼロは、大企業と共同でビジネスを新規開発するミッションの会社で、今回はサッポロビールさんとの新規事業開発を目的として運用しています。


ガイアックス 井出 :
サッポロビールさんがバックにいらっしゃるという事は、最終的にサッポロビールさんのブランディングや販促につなげる狙いもあるのでしょうか?


ネットイヤーゼロ 倉重さん :
もちろん全くゼロではないですが、それが主目的ではありません。既存の酒類や飲料事業とは別な扱いとして、完全な新規事業として始めました。むしろ、社名やブランド名が目立ちすぎると、「宣伝・広告が最終目的なんじゃないか?」と思われる可能性があります。サッポロビールの故郷である「北海道への貢献」というミッションをより伝わりやすくするためにも、敢えて社名は前に出ないようにしています。

2.14万人のファンの集め方


ガイアックス 井出 :
現在(2012年8月末時点)では、ファン数が14万人を超えています。これまでどういったファンの獲得方法を取って来たのでしょうか?


ネットイヤーゼロ 倉重さん :
ファン獲得方法としては、一般的な「Facebook広告」「プレスリリース」「キャンペーン」などを行なっています。最初の1万人のベースは、キャンペーンで一ヶ月強くらいでつくりました。Facebook内の広告出稿もかなり効果的にできていると思います。

同時に北海道Likersの場合は、各ウォール投稿に対してシェアされる回数も多い事から、口コミがかなりのファン増加につながっています。

ネットイヤーゼロ、倉重 宜弘さん、v2

パブリシティでも成功を。

また、北海道Likersはパブリシティでも成功しています。サッポロビールさんや弊社発信のプレスリリースも行いましたし、ある記事がYahoo!ニュースに取り上げられた時は、1日で4000人以上のファン増加につながった事もあります。

Facebook広告は大胆且つ繊細に

Facebook広告はやはりある程度のボリュームで、継続的に出稿しています。複数の出稿パターンを比較しながら、費用対効果の高いものに予算を集約させる作業をこまめに行っています。また、人気の高い記事を広告として使ったり、効果の落ちてきた出稿を、はやめに新しい出稿に切り替えたりという地道な作業を行っています。やはりこういう対応をやればやるほど、効果が上がることは実感します。

メルマガに比べて費用対効果が極めて高い。

Facebookページを運用している中で改めて実感したのは、顧客の囲い込みという観点で、今まで一般的だったメルマガなど他の施策と比べて、Facebookページは費用対効果が高いことです。獲得単価にしても、メールアドレスを登録して貰うよりも、いいね!として集めるほうが費用対効果が高いですし、それによってコミュニケーションした際の反応率も違いますからね。

3.1投稿で2万4000いいね!がつく運用術


ガイアックス 井出 :
北海道Likersでは、ファン数が多いだけではなく、エンゲージメント率の高さも際立っています。これだけのエンゲージメント率を保つために、どういった工夫をされているのでしょうか?


ネットイヤーゼロ 倉重さん :
大きく「体制」「キャンペーン」「投稿の改善」の3つの視点で工夫をしています。まず体制から順番にご説明します。

実際に北海道にいる人を運営パートナーとして巻き込む。

エンゲージメントを上げる上で最も重要なのはコンテンツです。そして、北海道Likersの場合は、「北海道の魅力を発信する」というミッション上、やはり地元で活動できるメンバーではなければ、良いコンテンツを作り続けられません。そこで私たちは、立ち上げの最初の段階で、現地にいるライター・カメラマンといった運営パートナーとのネットワークを作ることに注力しました。

共感が強力な運用パートナーを集める。

運営パートナーには、現在12名の方に参加して頂いてまして、北海道LikersのFacebookページ上でも紹介しています。

▼運営パートナーの紹介ページ
北海道LikersFacebookページ、運営パートナー紹介ページ
http://www.facebook.com/HokkaidoLikers.jp/app_367227796671803

本職でカメラマンやライターをやっている方もいれば、全然違う職業の方もいます。これだけの方に参加して貰っているのは、「北海道を元気にしたい」というビジョンに共感して頂いたからだと思います。それに、皆さんが作ったコンテンツが実際に14万人のファンに触れて、何千、何万もの「いいね!」がつくため、やっぱり楽しく、やりがいを持って参加していただいているのではないかと思います。

参加型のキャンペーンを行い参画度を上げる。

エンゲージメント率を高く保つために、キャペーンでも工夫しています。キャンペーンは定期的に行う事が大事なのですが、例えば以前「カバー写真を募集」するキャンペーンを行いました。

▼現在のカバー写真もファンから投稿されたもの(右下に投稿者の氏名入り)
Facebookカバー写真@北海道Likers

これは、エンゲージメント率という数字には表れないですが、ファンの方々には喜んで貰えたと思います。自分が少しでも関わったものが、世に出るとやはり嬉しいものなので、北海道Likersという場で、その喜びを感じて貰えるようにもしたいと思っています。

フォトコンテストで思い出の写真を投稿して貰う。

8月15日から『北海道の思い出フォトコンテスト』というキャンペーンも開催しています。これは、ファンの方々の「北海道の思い出」の写真を投稿して貰う参加型のキャンペーンです。投稿頂いた方の中から抽選で10名の方に北海道の産直品をプレゼントします。

色々なユーザーの思い出の写真を投稿して貰うことで、実際に北海道の良さを体験したユーザーの生の声を伝えられるようにしたいという意図で開催しました。

フォトコンの開催にはガイアックスさんの『Fantastics 写真投稿コンテストアプリ』を使わせて貰っていますが、スマホにも対応してますし、ファンのアクティブ時間などウォール運用で使える解析機能が豊富なので重宝しています。

▼北海道の思い出 フォトコンテスト(クリックすると拡大します)
Facebook写真投稿キャンペーン@北海道Likers
http://www.facebook.com/HokkaidoLikers.jp/app_116887638403957

ウォール投稿は日々の改善が重要。

エンゲージメントを上げるためにはコンテンツが一番大切です。そして、せっかく作ったコンテンツをより多くの人に見て貰ったり、エンゲージメントして貰うには、日々の運用改善が欠かせません。

実際に北海道Likersでも、ファンの反応を見ながら軌道修正を行なって来ています。

一つの例として、ノートとそのウォール投稿の使い方についてご紹介します。北海道Likersではメインコンテンツをノートに貯めています。北海道の良さを伝えるにはウォール投稿のボリュームだけでは少ないからです。(北海道Likersのノートは、アーカイブとしてもまとまっています

一時期は、ノートから直接ウォール投稿していました。

▼ノートから直接ウォール投稿した例
Facebookページ、ノート投稿のタイムライン反映イメージ

この投稿方法だと、予想していたよりエンゲージメント数が少ないため、ノートの直接投稿から、「写真」と短縮した「ノートのURL」で投稿するようにしました。そのように投稿方法を変えたところ、同じ内容の記事でも、エンゲージメント数が数倍から10倍近く伸びたのです。

▼写真とノートのURLで投稿した例
Facebookページ、写真・リンク・テキストの投稿イメージ

このように、日々改善出来るところがないか、他に新しいチャレンジがないかを考え続ける事により、最終的なエンゲージメント総量を最大化していけると考えています。

92万人にリーチした写真投稿

ガイアックスさんが運用するFacebookページもそうだと思いますが、北海道LikersのFacebookページでも、写真投稿の威力は絶大です。もちろん、クオリティの高い写真を投稿する必要はありますが、例えば以下の投稿はファン数が約5万人の時に投稿したものなのですが、「いいね!」が1万2752人、「シェア」843回、「コメント」596件、そしてさらに凄いのがリーチ数で、92万人もの人が見てくれました。

人気のFacebookウォール投稿

今後も、これまでのノウハウを活かしながら新しい取り組みにチャレンジし、少しでも早く事業として成り立つプロジェクトにしていけるよう頑張っていきたいと思っています。


以上、『成功するFacebookページの作り方~1投稿で2万4000のいいね!が付いた北海道Likersから学ぶ運用術~』でした。

(執筆/編集 井出一誠 :FacebookTwitter

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