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Facebookアプリで新規ファンを集められなくなります。Facebookが規約変更をした本当の理由とは?

   


懸賞キャンペーンなどの運用に大きな影響を与えそうです。

Facebook キャンペーン 新規いいね

少し前のお話になりますが、今月8月8日(米国時間)、Facebookはプラットフォームポリシーを改訂しました。

今回の改訂で話題を呼んでいるのは、API2.1へのアップデートに伴い「ページへのいいね!」をFacebookキャンペーンアプリへの参加条件とすることを禁ずると新たに書き加えられている項目です。

ソーシャルメディア業界には割と大きなニュースでありますが、今回の記事ではあらためて、こちらのニュースの概要まとめと、プラットフォーム改訂により具体的に「Facebookアプリはどうなるのか」「なぜFacebookはこういった改訂を行ったのか」といった点についても触れていきたいと思います。

    ■目次
    1.プラットフォーム改訂で何がどうなるの?
    2.気になるアプリの今後の行方
    3.なぜFacebookは今回の改訂を実施したの?

1.プラットフォーム改訂で何がどうなるの?

事の発端は、8月8日付けで更新されたFacebook開発者ブログのこちらの箇所。

(前略)In addition to the launch of API v2.1, today, we are announcing two changes to our Platform Policies. Developers should update their apps to comply with these policy changes by November 5, 2014 (90 days from today).
You must not incentivize people to use social plugins or to like a Page. This includes offering rewards, or gating apps or app content based on whether or not a person has liked a Page.
引用:https://developers.facebook.com/blog/post/2014/08/07/Graph-API-v2.1/

API2.1のローンチに伴って、プラットフォームポリシーの変更を2点発表します。開発者はこれらの変更点に従うために、2014年11月5日までにアプリをアップデートしてください。

ソーシャルメディアプラグインを使う事やページへのいいね!を、(アプリの)インセンティブとして設定できなくなります。例えば、「人々がページをいいね!しているかどうか」という情報を基に、報酬のプレゼントやアプリの利用許可をすることを禁じます。

要約すると、『「ページへのいいね!」をFacebookキャンペーンアプリの参加条件とすることを禁じる』と書かれています。

そもそも「Facebookアプリ」ってなに?

Facebook公式ではなくサードパーティが提供するFacebook用のアプリで、Facebookページに導入することで「懸賞キャンペーン」や「クイズ検定コンテスト」などをページ上で開催することができるサービスです。

大抵のFacebookアプリでは、ユーザーがキャンペーンに参加するには「ページへのいいね!」をする必要がありました。

▼基本的にページにいいね!を押すことで参加できます。

言い換えると、キャンペーンに参加するためにはそのページのファンになる必要があったのですが、11月5日以降は、アプリ側でこの「ページへのいいね!」をキャンペーンの参加条件として設定できなくなる、ということになります。

つまり、「キャンペーンで新規のFacebookファンを獲得する」という運用のやり方が今後は厳しくなると言えますね。

2.気になるアプリの今後の行方

Facebookページを運用する企業にとって、アプリを導入する目的の1つに「新規のFacebookファンを獲得する」ことは間違いなくあったかとは思います。アプリの最大のメリットとも言えるかもしれません。

では新規ファン獲得を狙いにくくなったアプリは淘汰されていくのでしょうか?今後のFacebookアプリのあり方について、簡単にまとめてみました。

1.ファンとの会話・エンゲージメントを高める場として利用

キャンペーン中に投稿をするなどして、ページ自体を盛り上げ活性化することができます。そこからファンのエンゲージメントが高まり、ひいてはエッジランクの向上を狙えます。

2.既存ファンとの関係を深める

既存のファンを地道なキャンペーンで楽しませて、ファンとの絆を深める運用を続けることはできます。「ファンのためのキャンペーン」という意識で、例えば「新商品のモニターキャンペーン」であったり、「企業に詳しいファンしかわからないクイズコンテスト」といった形で継続し、そこからクチコミで新規ファン獲得にも繋がる可能性があります。

3.ハウスリストの作成

アプリを通じてファンのデータ獲得や意見を集めることや、メールアドレスを取得してハウスリストとして活用することもできます。

3.なぜFacebookは今回の改訂を実施したの?

Facebookが今回のポリシー改訂を行った背景には、いくつかの要素が考えられます。

1.広告の精度を維持する

海外マーケターのJohn Loomerさんも触れていますが、懸賞の景品だけを求めてファンになった人は、そのページの投稿自体にはそこまで興味がない可能性もあります。

広告を出稿する場合にもそういった「あまり興味のないファン」には効果が薄いので、「制度の高い広告ターゲティングを維持する」という観点から見て、広告に力を入れたいFacebookは今回の改訂に踏み切ったのかもしれません。

2.というか広告を買ってもらいたい?

もしくは、そもそも「新規ファン獲得のためには広告をページに使ってもらいたい」という思惑もあるのではないでしょうか。キャンペーンで新規ファン獲得が狙えないとなると、やはりFacebookページのファンを増やすために最も有効な手段は広告になります。

オーガニックリーチの減少も嘆かれている昨今、より「広告」に今後も力を入れていくというサインではないでしょうか。

3.各ユーザーにとって本当に関連性の高いコンテンツを表示する

商品だけを求めてファンになったユーザーは、その後の投稿にも興味がない可能性があるので、結果的にそのユーザーにとってFacebookでのユーザーエクスペリエンスの低下につながります。ユーザーエクスペリエンスの低下はFacebook離れにも繋がるので、そこも関係しているかもしれません。


「既存のファンのため」という認識でキャンペーンアプリを活用し続けることはできますが、今後のFacebook運用全般に関しても少し見方を変える必要がありそうなので、また新たな運用法やノウハウなども発信していきたいと思います。

以上、『Facebookアプリで新規ファンを集められなくなります。Facebookが規約変更をした本当の理由とは?』でした。



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