ガイアックス、『Facebookページのファンになってからの「イメージ」「行動」の変化についての調査』を発表

2012/06/11

~非認知層、非ロイヤリティ層のファン獲得において、懸賞キャンペーン経由はそれ以外に比べて約2倍の貢献をしている。~

Facebookの企業向けマーケティングツール『Fantastics』の展開に力を入れている株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775)は、ジー・プラン株式会社(本社:東京都千代田区)と共同で『Facebookページのファンになってからの「イメージ」「行動」の変化についての調査』を実施しましたので、結果を発表いたします。

▼調査の詳細解説は以下の記事をご覧下さい。

https://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/117

調査総括

以下にて調査結果のサマリーをご紹介します。

  • ウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、イメージ向上につながっている。
  • ウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、商品の検討・購入につながっている。
  • 懸賞がきっかけでファンになったユーザーのほうが、ブランドイメージの向上につながっている。
  • 懸賞がきっかけでファンになったユーザーのほうが、購入などのアクションにつながっている。
  • 非認知層、非ロイヤリティ層のファン獲得には懸賞キャンペーンが有効に働いており、他の手段がきっかけの場合よりも約2倍の貢献をしている。

調査概要

調査方法 インターネットリサーチ
調査地域 全国
調査対象 属性、年齢は指定せず
有効回答数 2007サンプル
調査日時 2012年4月9日(月) ~ 2012年4月15日(日)
対象者条件 Facebookに会員登録をしており、Facebookページに

「いいね!」をしたことがある

調査主体 GaiaXソーシャルメディア ラボ

ジー・プラン株式会社

1.ウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、イメージ向上につながっている。

ファンになっているFacebookページのウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度と、イメージ向上などブランディング効果の相関関係を調べました。

この結果、「イメージが良くなった」「ブランドを覚えた」「ブランドの事に詳しくなった」「ブランドに興味を持った」「ブランドに親近感を持った」の項目で、ウォール投稿への「いいね!」「コメント」頻度が低いユーザーに比べて、高いユーザーのほうが総じて高い値を示しています。

つまり、イメージ向上などのブランディングを目的としてFacebookページを運用する場合、ウォール投稿に対して「いいね!」「コメント」をしてくれるユーザーを増やすことが、一つのマイルストーンになっている事が考えられます。

2.ウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、商品の検討・購入につながっている。

ファンになっているFacebookページのウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度と、ファンになった後に商品の購入などのアクションを起こすユーザーとの相関関係を調べました。

この結果、概ねウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、商品の検討・購入につながっている、という傾向が見て取れます。

逆に、ウォール投稿への「いいね!」「コメント」の頻度が低い、もしくはないユーザーのほうが、何のアクションもしていない、という傾向になりました。また、その他のアクション「サービス利用」「利用検討」などでも同様の傾向が見て取れます。

つまり、Facebookページを用いた顧客育成のステップとして「ファンになる→関与度を高める(ウォール投稿へのいいね!、コメントを貰えるようになる)→商品の利用検討、購入」という流れが考えられます。

3.懸賞がきっかけでファンになったユーザーのほうがブランドイメージの向上につながっている。

Facebookページのファンになったきっかけが「懸賞キャンペーン」か「それ以外」で場合分けをし、「ブランドイメージの変化」がそれぞれどのようになっているかを調べました。

この分析は、懸賞キャンペーン経由のユーザーが、懸賞に参加しただけで終わらずに、その後にイメージの向上につながっているのか?の傾向を見るために行ったものです。

この結果、懸賞キャンペーンがきっかけでファンになったユーザーは、それ以外のきっかけでファンになったユーザーと同程度かそれ以上の割合で、イメージ向上につながっている事が分かりました。

4.懸賞がきっかけでファンになったユーザーのほうが購入などのアクションにつながっている。

Facebookページのファンになったきっかけが「懸賞キャンペーン」か「それ以外」で場合分けをし、商品の購入などのアクションにつながっているかを調べました。

この分析は、懸賞キャンペーン経由のユーザーが、懸賞に参加しただけで終わらずに、その後に購買などにつながっているのか?の傾向を見るために行ったものです。

この結果、懸賞キャンペーンがきっかけでファンになったユーザーは、それ以外のきっかけでファンになったユーザーと同程度かそれ以上の割合で、商品の検討、購入、利用につながっている事が分かりました。

5.非認知層、非ロイヤリティ層の獲得には懸賞キャンペーンが有効

Facebookページのファンになったきっかけが「懸賞キャンペーン」か「それ以外」のきっかけごとに、ファンになる前の企業との関係性(元々ロイヤリティが高い状態だったか等)を調べました。

この結果、その企業との関係性が、

  • 知らない企業(ブランド)だった
  • 元から知ってはいたが、好きな企業(ブランド)ではなかった(商品の購入経験あり)
  • 元から知ってはいたが、好きな企業(ブランド)ではなかった(商品の購入経験なし)

と答えたユーザーは、懸賞がきっかけでFacebookページのファンになっている人が多いことが分かります。つまり、非認知層、非ロイヤリティ層のユーザーと接点を作るために、懸賞キャンペーンが有効に働いている事が分かりました。


■ 関連URL 

GaiaXソーシャルメディア ラボ https://gaiax-socialmedialab.jp/

株式会社ガイアックス http://www.gaiax.co.jp/jp/

Facebook活用支援サービス http://gaiax-socialmediafactory.com/

ジー・プラン株式会社 http://www.gpoint.co.jp/company/index.html

■ 著作権表記 

本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。<例>「株式会社ガイアックスとジー・プラン株式会社が実施した調査結果によると・・・」

(C) 2012 GaiaX Co.Ltd. All rights reserved.

COPYRIGHT (C) 2002-2012 G.plan inc. ALL RIGHT RESERVED.

■ 株式会社ガイアックス 概要(2011年11月末現在) 

設立:1999年3月5日

資本金:1億円

代表執行役社長CEO:上田祐司

従業員数:354名

本社所在地:東京都品川区西五反田1-21-8 KSS五反田ビル8F

事業内容:ソーシャルメディア構築・運営・投稿監視や、ソーシャルアプリサポートなど、ソーシャルメディア・アプリに関わるすべての法人向けサービスを提供

■ ジー・プラン株式会社 概要 

設立:2001年2月9日

資本金:2億9600万円

代表取締役社長:金子毅

本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-26-18 矢倉ビル6F

事業内容:ポイント交換マーケットプレイス「G ポイント」の運営、インセンティブポイント発行サービス「G ポイントギフト」の提供、ターゲティングメール・メールマガジン「G ニュース」の提供

【お問い合わせ先】

株式会社ガイアックス プロモーションマーケティング部

担当者: 井出 一誠(いで かずあき)

TEL:03-5759-0331、FAX:03-5759-0303、

E-mail:kazuaki.ide@gaiax.com

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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