Facebookがモバイルアプリにて3つの新機能を発表
2015/09/24
現在、世界中で4500万もの事業主が企業活用しており、MAUは10億人以上と言われており、また、日本でもユーザーの6割が中小企業のFacebookページとつながっているFacebook。
そのFacebookが9月9日、ビジネス活用に視点を置いたモバイル向けの新機能3つについて発表したので、今回はそのご紹介をしていきます。
■新機能1 Call To Action(CTA)ボタンの刷新
まず1つ目は、カバー写真の真下に来るCTAボタンの変更される点です。「予約する」「お問い合わせ」「アプリを利用」「ゲームをプレイ」「購入する」「登録する」「動画を見る」などコンバーションに繋がる重要なボタンが大きく見やすくなりました。
また、「今すぐ電話する」「メッセージを送る」など、いくつかの新しいCTAボタンについても現在運用テスト中であり、実装された場合、事業者はよりユーザーと直接的に関われる環境になるでしょう。
■新機能2 セクションの追加
2つ目は、CTAボタンの下の「いいね!」などのボタンの真下にあるタブコーナーに新しいセクションが加わりました。
タブでは「ショップ」「サービス」が追加で選べるようになり、より業種や販売形態に合わせた情報掲載ができるようになっています。
例えば小売業者やサービス業者であれば、商品やサービスの一覧をページ上部に掲載することができるため、消費者の購買意欲や認知度の向上に直結するようになると言えます。
■新機能3 レイアウトの変更
3つ目は、動画や写真のタブのように、セクションごとにタブを設定するという点でレイアウトが変わります。
この変更の目的としては、より企業側が伝えたい情報を消費者が迷わずキャッチするためと考えられます。
また、ランディングタブである「ホーム」には各セクションのハイライトが表示されるようになり、企業側と消費者のマッチング促進に繋がりそうです。
■まとめ
消費者のモバイル利用の拡大に合わせ、Facebookのモバイル活用の促進に乗り出した企業は、限られた画面の中で限られた情報をいかに消費者に届けるかがポイントになってくると思われます。
そんな企業にとって、今回の機能拡張はFacebook運用の見直しのチャンスと言えるでしょう。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部