Facebook公式教育プログラム!マーケティングや広告出稿が学べる”blueprint”が思った以上に使える!

2017/04/18

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みなさんはFacebookに公式の教育プログラムがあることをご存知でしょうか。2016年より利用可能になっていますが、あまり知られていないのが現実です。今回は、Facebookのマーケティングについて学べるプログラム「blueprint」の特徴や機能を詳しくご紹介します。

    ■目次

  1. blueprintとは?
  2. どんなことが学べるのか?
  3. blueprintの特徴
  4. Facebook認定エキスパート
  5. Facebook広告セミナー
  6. まとめ

 

1. blueprintとは?

blueprintとは、Facebookマーケティングに関する様々なノウハウを提供することを目的に公開されているFacebook公式の教育プログラムです。Facebookで日々開発されている効率的かつ効果的なマーケティングにつながるツールやリソースについて学ぶことができます。

日本では、このblueprintコンテンツの一部であるオンライン講座の日本語版が2016年3月より公開されています。

blueprintのオンライン講座では、約40のコースを自由に選択でき、デスクトップまたはモバイルから好きなタイミングで利用できます。このコースは、個人事業主や大企業、広告代理店などの様々なビジネスに対応しています。また、講座受講にはFacebookアカウントがあればいいので、簡単に知りたい知識を得ることができます。

なお、blueprintの講座には今後も少しずつ新しいコースが追加されていくようです。

2. どんなことが学べるのか

eラーニング

eラーニングでは、Facebookの広告用語やキャンペーンの最適化、広告素材のベストプラクティスなど、その他にも幅広いコースが用意されています。

以下にカテゴリー別コースの詳細をご紹介します。

Facebookの概要

Facebook広告がビジネスの目標達成にどう役立つかなど、Facebook広告に関する基本情報を紹介しています。

広告の目的

Facebook広告で達成できる具体的なビジネス目標を取り上げて説明しています。

ベストプラクティス

Facebook広告で成果を上げるポイントやブランド認知度の向上のポイント、さらには注目を集める広告素材にするポイントなどを紹介しています。

キャンペーンの最適化

個々の広告パフォーマンスを確認する最適な広告素材を利用できるようにする方法を紹介しています。

Facebookページ

ビジネスや組織の認知度を向上させるために、それぞれのターゲット層に適したコンテンツを効果的に作成する方法を紹介しています。

Instagramの概要

Instagramのキャンペーンを効果的に展開するうえで必要な、基本情報やベストプラクティスなどの知識を紹介しています。

広告の管理

Facebookの広告管理ツールがキャンペーンの管理・微調整にどのように役立つかを紹介しています。

広告の購入

Facebookの広告購入オプションを理解し、広告支出を最大限に活用してより多くの顧客にリーチできるようにする方法を紹介しています。

レポートと測定

Facebook広告のパフォーマンスや指標の読み解き方を紹介しています。

中小企業とローカルビジネス

中小企業向けにビジネスの補佐や顧客開拓の方法を紹介しています。

広告ターゲット

各ネットワークやデバイスで広告が適切な人に適切なタイミングでリーチできる方法を紹介しています。

オンラインセミナー

FacebookとInstagramの広告に関してオピニオンリーダーやエキスパートによるライブ動画や録画動画を見ることができます。

LIVE:ワークショップ

FacebookとInstagramを使って効果的な戦略を立てたい広告会社や広告主向けに1日かけて行うワークショップを行っています。

このワークショップではFacebookエキスパートが講師を務め、同じ立場の参加者同士で協力しながら進行します。セッションの内容は、インタラクティブな設問を解き、架空のクライアントにメディアプランを策定するという非常に実践的な内容です。

このワークショップは、既に世界各国20箇所以上に場所で開催されています。

このように、オンラインでの間接的なセミナーとオフラインでの顔を合わせた直接的なワークショップの双方から、利用者のサポートをしている点がポイントです。様々な目的別のニーズに対応できるため、参加者も利用しやすいでしょう。

3. blueprintの特徴

それでは、実際に講座を受講してみて気づいたblueprintの特徴をご紹介します。

わかりやすい設計

講座は、あまり知識のない利用者にもわかりやすいようにそれぞれのトピックの流れに沿ったわかりやすい設計になっています。

また、文章でも説明と共に短い動画が付いているためイメージが湧きやすく、利用者の理解度に大きく貢献しています。

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細かなカテゴリー

Blueprintの最も大きな特徴は、目的別に細かくカテゴライズされていることです。

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日本語と英語が1つずつ表示されており、現在全部で15個程度に分類されています。
また、それぞれのカテゴリーを選択するとさらに5~10個の講座に分かれており、利用者は自分の学びたいことを自由に選択できます。

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進捗を理解しやすい

講座の進捗がわかりやすい点もポイントです。

既に受講が完了した講座は、薄い白でホワイトアウトされます。さらに、右の赤枠のように、受講を完了している分は青い線で表示され、どの講座を途中で中断してどのくらい進めたかも一目でわかるようになっています。

これは進捗の理解に加え、講座受講の達成感を得ることにもつながります。なお、ホワイトアウトされた講座は、後から何度でも閲覧可能です。

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また、講座を中断する場合は講座画面の右上(下画像赤枠内)を選択することで、「しおり」の機能を使うことができます。これにより、次にblueprintを利用する場合も迅速に中断した講座から始められます。

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4. Facebook認定エキスパート

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https://www.facebook.com/blueprint/certification

blueprintでは、Facebookの製品群やサービス群についての習熟度が上級者レベルであることを認定するBlueprint認定というものがあります。Facebook認定エキスパートになれば、デジタルマーケティング業界で一歩先を行く存在になれます。それではどのような資格なのでしょうか。

現在、デジタル広告主のために「Facebook認定広告計画エキスパート」と「Facebook認定広告購入エキスパート」の2種類の認定が用意されています。

フェイスブック認定広告計画エキスパート

この資格は、効果的なFacebook広告キャンペーンの計画に習熟しているデジタル広告のエキスパートに与えられます。資格取得には、以下の能力が必要です。

  • Facebookページの専門的な管理
  • Facebook広告の目的の選択と活用
  • 最大の効果を得られるターゲット設定
  • オーディエンスインサイトの最大限の活用
  • リーチ&フリークエンシーの最適化
  • 計画戦略とベストプラクティスの実施
  • Facebookの効果測定ソリューションの理解と活用
  • Facebook製品と広告戦略やコミュニケーション戦略との結びつきに対する深い理解

これらの能力を利用し、「Facebook広告コア能力試験」と「Facebook認定広告計画エキスパート試験」を受験して合格すると資格を取得できます。

フェイスブック認定広告購入エキスパート

この資格は、キャンペーンの効果が最大になるようにFacebook広告を作成し購入することに習熟しているデジタル広告のエキスパートに与えられます。資格取得には、以下の能力は必要です。

  • Facebookページの専門的な管理
  • Facebook広告の目的の選択と活用
  • Facebook広告の管理、作成、購入
  • 最大の効果を得られるターゲット設定
  • 広告オークションによるパフォーマンスと配信の改善
  • 広告KPIとレポート作成
  • FacebookピクセルとSDKについての理解とテストの実施
  • 消費者インサイトや製品カタログの活用
  • 広告の問題のトラブルシューティング

これらの能力を利用し、「Facebook広告コア能力試験」と「Facebook認定広告購入エキスパート試験」を受験して合格すると資格を取得できます。

また、Facebook認定エキスパートになると、オンラインで検証可能なデジタルバッジを取得できます。バッジの共有範囲は自分で決めることができ、Facebookやその他のSNSにシェアしたり、メールの署名などに組み込んだりすることも可能です。

なお、blueprint認定は12か月間有効で、認定期間終了前に資格を12か月間更新できる認定試験を再度受験できます。

5. Facebook広告セミナー

Blueprintでは、Facebook広告についてのオンラインセミナーも行っています。

このオンラインセミナーは、モバイルで効果を発揮するオンラインプレゼンスの確立や製品カタログの規模に合わせた広告のパーソナライズ、ブランドストーリ~を伝えるための新しい方法などについて考えている場合に非常に役立ちます。

また、Facebookについてのセミナーの他にもInstagramやAudience Networkを用いたビジネスを優位に導く方法も随時紹介されています。オンラインセミナーには、簡単な登録で参加可能になります。また、オンラインセミナーの使用言語は英語のみなので注意が必要です。

以下が過去のセミナー動画です。

https://www.facebook.com/blueprint/webinars/past

5. まとめ

今回は、Facebookの公式教育プログラムであるblueprintをご紹介しました。

カテゴリーごとに好きなことを好きなだけ学ぶことができる設計になっているため、利用者全員にメリットのあるサービスであることがわかります。また、ビジネスにおいてFacebookを用いることが当たり前になっている中で、Facebookでのマーケティングや広告運用の知識をしっかりと身につけることがより良いアカウント運用へとつながることは間違いありません。

まさにSNS運用担当者やそれ以外の代理店の方にもおすすめできるプログラムでした。本記事を参考に、みなさんもぜひ利用してみてください。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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