Instagramの投稿にURLを載せてリンク誘導する方法は?
2017/08/18
Answer
Instagramは、投稿にリンクを貼れません。プロフィール画面のURLに誘導しましょう。もしくは、ストーリーズのリンクスタンプを使い、ハイライトに残すなどの対応も可能です。
■目次
- Instagram投稿のキャプションにURLを貼ってもリンクにはならない
- InstagramにURLを掲載し、リンク誘導する方法
- プロフィール画面にURLを載せる方法
- ストーリーズのリンクスタンプを使ってリンクを貼る方法
- ショッピングタグ(商品タグ)をつけて投稿する方法
- 投稿でプロフィール画面のURLに誘導しているアカウントの事例
Instagram投稿のキャプションにURLを貼ってもリンクにはならない
Instagramの投稿のキャプションに、WebサイトなどのURLを貼り付けること自体は可能です。しかしながら投稿してみると分かる通り、リンクとして機能はしません。ただの文字列として掲載されており、タップ(クリック)しても、リンク先に飛ぶことはありません。これはInstagramの仕様の問題ですので、工夫しても変えることはできません。
投稿のキャプションにURLを貼る代わりに使える手法を、以下で説明していきます。
InstagramにURLを掲載する
Instagramから外部サイトにリンクを貼る方法は、以下の3つです。また、リンクを貼る方法ではありませんが、一般的に使われているのが、投稿やキャプションにアカウントをタグ付けし、プロフィールページへの導線をスムーズにすることで、プロフィールに載せているURLに誘導するという方法ですので、そちらも解説します。
- プロフィール(ホーム)画面にURLを載せる
- ストーリーズのリンクスタンプ(ステッカー)を使う
- ショップ機能を利用できる場合:ショッピングタグ(商品タグ)をつける
- 番外編:キャプションからプロフィール画面に誘導する
1. プロフィール(ホーム)画面にURLを載せる
Instagramのプロフィールには、URLを掲載できます。ここに設定されたURLはリンクとして機能し、該当するWebサイトへ誘導することができます。
2. ストーリーズのリンクスタンプ(リンクステッカー)を使う
ストーリーズには「リンクスタンプ(リンクステッカー)」という機能があり、作成画面から「リンク」のスタンプを選び、URLを入力して「完了」をタップするだけで外部のURLを追加することができます。以前は認証アカウントまたはフォロワー数が一定以上のアカウントに限られていた機能ですが、現在はすべてのユーザーが使えるようになっています。
3. ショップ機能を利用できる場合:ショッピングタグ(商品タグ)をつける
ビジネスアカウントかクリエイターアカウントを使用している場合、業態によっては「ショッピング機能」というものが利用できます。
ショッピング機能を使うと、投稿画像の商品に「商品タグ」を付与できるようになり、商品タグ経由で商品情報を見ることができるURLにリンクさせることができるようになります。
商品にタグ付けできるようになるには、ビジネスアカウントもしくはクリエイターアカウントに移行していて、一定の利用条件を満たしている必要があります。誰でも使える手法ではありませんが、可能であればショッピング機能を使ったリンク誘導によってユーザーの利便性も向上するため、ぜひ取り入れるといいでしょう。
関連記事:ECなら導入必須!Instagramショッピング機能の概要とやり方
4. 番外編:キャプションからプロフィール画面に誘導する
投稿に個別のリンクを貼ることのできないInstagramですが、アカウントをリンクさせることは可能です。
画像へのアカウントのタグ付けやキャプションからプロフィールぺージに誘導し、そこから関連商品などの一覧ページを案内するという手もあります。詳細は後ほど事例でご紹介しますので、参考にしてみてください。
プロフィール画面にURLを載せる方法
手順1:プロフィール画面に移動し、「プロフィールを編集」をタップします。
手順2:編集画面の「ウェブサイト」と書かれた箇所にURLを貼り付け、右上のチェックマークをタップします。
プロフィール画面上で有効な(青文字に反転された)URLを確認できます。
リンクまとめサービスを使うことで、複数の誘導先を設定可能
プロフィールに設定できるリンクはひとつだけですが、複数のリンクを記載したい場合は「リンクまとめサービス」を利用するとよいでしょう。
複数のリンク先をまとめた一覧的なページを作成でき、このURLをプロフィールに張り付けておけば、複数のリンク先へスムーズに遷移させることができます。
よく使われているまとめサービスには「リットリンク」や「リンクツリー」があります。誘導したいURLがひとつに決められない場合は、利用を検討してみてください。
▼リットリンク活用例
https://www.instagram.com/command_n_official/
ストーリーズのリンクスタンプを使ってリンクを貼る方法
手順1:ストーリーズで投稿したいコンテンツを投稿・撮影したら、①のように画面を下から上にスワイプするか、画面上部のスマイルのようなマークをタップし、スタンプリストを表示させます。②のスタンプリストから「リンク」を選んで、③でリンクさせたいURLとスタンプテキストを入力します。
手順2:④のようにリンクスタンプが表示されたらドラッグしてレイアウトを調整し、⑤「そのその他のシェア先」や⑥「シェア」の範囲などを選択し、投稿完了です。
ストーリーズをハイライトに残すことで、投稿と連携させながらリンク誘導も可能に
ストーリーズは24時間で消えてしまうため、24時間以上リンクを残しておきたい場合にはハイライトを活用しましょう。ハイライトはプロフィールに表示されるため、過去に投稿したストーリーズ、およびそこに載せたリンクにも誘導することができます。
投稿のキャプションに「ハイライトからリンクにアクセス!」などと記載しておき、投稿と連動させつつリンクに誘導します。ただし、ハイライトと連動する投稿ばかりだとハイライトに載せるストーリーズの数が多くなってしまいユーザーが必要な情報を見つけにくくなるため、多用しすぎないように注意してください。
例えば次のように、投稿でイベントを告知して、キャプションには「申し込みはハイライトのURLから」としておきます。URL付きのストーリーズを「イベント申し込み」などのタイトルにしてハイライトに残し、申し込みの画面に遷移するようにしておくとわかりやすいでしょう。
▼ハイライトを活用したリンク設置例
ショッピングタグ(商品タグ)をつけて投稿する方法
ショッピング機能を有効化し、商品タグを使ったURL誘導を行うには、アカウントの設定やFacebookの管理画面を使った商品カタログの登録などの準備が必要です。
▼ショッピング機能を導入する手順
- Instagramのアカウントをビジネスアカウントに切り替え、Facebookページとリンクさせる
- 商品登録を行う(Facebookカタログなど)
- アカウントの審査を申請する
- 審査を通過すると、Instagramの投稿画面に商品タグを設定できる機能が追加されるので、商品にタグ付けする
なお、ショッピング機能を導入するにあたって満たさなければならない条件は以下の通りです。
- ビジネスで、提供者契約とコマースポリシーに準拠した物理的な商品を販売している
- Instagramアカウントがビジネスプロフィールに移行済みである
- Instagramアカウントが所有権のあるFacebookページと接続されている
- Facebookページでショップセクションを追加もしくはビジネスマネージャでカタログを作成してる(あるいはBASE、EC-Cubeなど、カタログ作成をサポートする国内事業者のECプラットフォームと連携する)
審査を通過すると、画面に「商品をタグ付け」というオプションが表示されるようになり、カタログに追加した商品をタグ付けできるようになります。
関連記事:ECなら導入必須!Instagramショッピング機能の概要とやり方
投稿でプロフィール画面のURLに誘導しているアカウントの事例
北欧暮らしの道具店
キャプション内にはプロフィールのリンクに誘導する一言が添えられています。
https://www.instagram.com/p/CamcVJcAtB7/
プロフィール欄には、Instagramで紹介した商品を一覧で見られるURLが貼られています。こうすることで、Instagramで見た商品がほしくなったユーザーが、すぐに該当の商品を見つけられます。
https://www.instagram.com/hokuoh_kurashi/
シルバニアファミリー
キャンペーンをお知らせする投稿です。キャンペーン特設サイトへは、プロフィール欄からアクセスできることも記載して、誘導しています。
プロフィール欄には、そのときに開催しているキャンペーンのURLが貼られています。このURLは、実施されるキャンペーンによって変わります。
https://www.instagram.com/sylvanianfamilies_jp/
投稿にリンクを記載しているアカウントの事例
キリンハードシードル
ここでは、期間限定コンテンツに関する投稿を行なっています。キャンペーンサイトの短縮URLが貼られています。短縮URLにしているのはコピペをしやすくする理由もありますが、そのほかに、どの投稿のリンクを辿ってきたかを計測するパラメータを付けるためでもあるようです。
プロフィール欄には、ブランドサイトのトップページへのURLが貼られています。
https://www.instagram.com/kirinhardcidre/
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部