古い投稿が残りっぱなしで、新しい告知や新作情報が埋もれていませんか?
Instagramの「アーカイブ機能」を使えば、過去の投稿を削除せずに一時的に非公開化し、必要なタイミングで簡単に復活できます。
本記事では、SNS担当者が失敗しないためのアーカイブ設定方法・活用テクニック・企業での実践活用例までを徹底解説します。
2025/06/17
古い投稿が残りっぱなしで、新しい告知や新作情報が埋もれていませんか?
Instagramの「アーカイブ機能」を使えば、過去の投稿を削除せずに一時的に非公開化し、必要なタイミングで簡単に復活できます。
本記事では、SNS担当者が失敗しないためのアーカイブ設定方法・活用テクニック・企業での実践活用例までを徹底解説します。
目次
本記事は企業のSNSマーケティングを包括的に支援をしているガイアックスが解説しています。
SNS運用、SNSキャンペーンに興味のあるご担当者様は、ガイアックスにご相談ください。

このセクションでは、Instagramのアーカイブ機能の概要を解説します。
削除とは異なる「非公開管理」の手段として、どのような特徴や仕様があるのかを理解することで、安心して運用に取り入れられるようになります。
アーカイブ機能は、Instagramの投稿やストーリー、ライブ配信などを削除せずに非公開化できる機能です。
非公開にしたコンテンツは自分だけが閲覧でき、必要に応じて元の位置に再表示させることもできます。
| 項目 | 削除 | 非公開設定 | アーカイブ |
|---|---|---|---|
| コンテンツの状態 | 完全に消える | 表示されないがデータは残る | 非公開保存され再表示可能 |
| 復元 | 不可 | いつでも公開に戻せる | いつでも元の場所に戻せる |
| いいね・コメント | 消える | 保持 | 保持 |
| 他ユーザーへの通知 | なし | なし | なし |
「削除」はコンテンツを完全に消す操作ですが、「アーカイブ」は非公開化して保存するだけの処理です。
投稿を「非公開にする」設定とは異なり、アーカイブでは再表示が可能で、元の反応(いいねやコメント)も保持されます。
| 種類 | 保存方法 | 自動保存 | 再表示方法 | 保存先 |
|---|---|---|---|---|
| フィード投稿 | 手動でアーカイブする | ✕ | 元のタイムラインに戻す | 投稿アーカイブ |
| ストーリー | 自動アーカイブ(初期ON) | ◯ | ハイライトで再表示 | ストーリーズアーカイブ |
| ライブ配信 | 配信後に手動保存 | ✕ | 編集してリール等で再利用 | ライブアーカイブ |
| リール | 手動でアーカイブ | ✕ | 元の位置に戻す | 投稿アーカイブ |
フィード投稿とストーリーでは、アーカイブの仕様が異なります。
フィード投稿は手動でアーカイブするのに対し、ストーリーは初期設定で自動アーカイブされます。また、ライブ配信やリールも別枠で保存される仕組みです。

このセクションでは、アーカイブを使った場合に起こる通知・公開範囲の変化・いいねやコメントなどのエンゲージメントへの影響を詳しく解説します。
「投稿をアーカイブしたらフォロワーにバレる?」「反応は消える?」といった疑問をすべて解決しましょう。
アーカイブ操作を行っても、フォロワーや他のユーザーに通知が届くことは一切ありません。
プロフィール画面から該当の投稿が自動で非表示になるだけで、他人のタイムラインやフォロー欄には何の変化も出ません。
例えば、キャンペーン終了後に告知投稿をアーカイブしても、その事実を誰かに知られる心配は不要です。
投稿を戻す際も同様に通知されないため、気軽に整理できます。
ポイント:フォロワーや他ユーザーに通知が届くことはない
アーカイブされた投稿の「いいね数」やコメントは削除されません。一時的に非公開になっているだけなので、再表示すると公開時と同じ状態で戻ります。
例えば、季節限定のキャンペーン投稿を半年後に再表示した場合でも、当時の「いいね数」やお客様のコメントは完全に残っています。
これにより、過去の投稿の実績を失わずに柔軟に運用できます。
ポイント:アーカイブした投稿の「いいね数」「コメント」は保持される
アーカイブした投稿やストーリーは投稿者本人のアカウント内だけで管理されます。
アカウントを複数人で運用している場合でも、ログイン権限を持つ人のみが確認可能です。
第三者がURLを知っていてもアクセスできませんし、検索にも引っかかりません。
安心して古い投稿の整理や非公開管理に活用できます。
ポイント:アーカイブされた投稿やストーリーは、投稿者本人しか見えない

このセクションでは、フィード投稿におけるアーカイブの基本操作を紹介します。投稿を一時的に非表示にしたいとき、再表示させたいときの手順を正確に理解できます。

手順1:アーカイブしたい投稿を開く
手順2:右上の「…」をタップ
手順3:「アーカイブ」を選択
これで投稿はプロフィールから非表示になり、アーカイブ一覧に移動します。

この操作で元のタイムラインに再表示されます。


「≡」メニュー内の「アーカイブ」からアクセスできます。画面上部のタブで「投稿」「ストーリーズ」「ライブ」を切り替え可能です。

このセクションでは、ストーリーのアーカイブに関する設定と閲覧方法を解説します。企業運用においても頻繁に活用されるストーリーの整理術が分かります。

ストーリーズは24時間経過後に自動的にアーカイブへ保存されるようになっていますが、アーカイブしないように設定することもできます。
設定は初期状態でオンになっていますが、以下の手順で設定を確認・変更可能です。
手順1:プロフィール画面→「≡」→「アクティビティ」→「ストーリーズアーカイブ」
手順2:「自動保存をオン」に設定

「アーカイブ」→「ストーリーズ」から過去の投稿を確認できます。特定のストーリーをハイライトに追加することで、プロフィールに常設表示も可能です。
⚠️ 注意:ストーリーアーカイブが表示されないときは「自動保存」がオフになっている、アプリのバージョンが古い、一時的な不具合などが原因です。設定を確認し、アプリの更新や再起動を試しましょう。

手順1:アーカイブの中から再投稿したいストーリーを表示し、画面下部の「シェア」をタップ
手順2:画面下部の「ストーリーズ」をタップ

手順1:アーカイブの中からフィード投稿したいストーリーズを表示し、右下の「その他」をタップ
手順2:「投稿としてシェア」をタップ
手順3:キャプションなどを加えて投稿

このセクションでは、ライブ配信とリール動画をアーカイブする方法と、アーカイブを活用して運用効率を高めるポイントを詳しく解説します。
通常のフィード投稿やストーリーとは保存方法や再利用方法が異なるため、理解しておくと便利です。

配信終了時にアーカイブ保存を忘れずにしましょう。
ライブ配信は、配信終了時に「保存」を選ぶことで、自動的にアーカイブに保存されます。視聴者には非公開のままで、後日編集してリールなどに再利用できます。
配信中に終了ボタンを誤ってタップすると、保存前に配信が終了してしまうため、保存操作は必ず確認するのが大切です。
配信後の保存は期限がある場合があるので、すぐにダウンロードして編集するのがおすすめです。
リールも通常投稿と同様にアーカイブ可能ですが、ストーリーズのような自動保存ではありません。手動でアーカイブする必要があります。
リールもフィード投稿と同じ手順でアーカイブできます。
手順1:アーカイブしたい投稿を開く
手順2:右上の「…」をタップ
手順3:「アーカイブ」を選択
アーカイブしたリールを再表示すると、元のいいね数やコメントが復元されるため、人気のリールを一時的に非公開にして整理するのにも便利です。

このセクションでは、企業アカウントでアーカイブ機能を活用して、プロフィールの整理・ブランディング維持・再活用を効率的に行う方法を詳しく解説します。
一度作った投稿を無駄にせず、ブランド価値を高めるポイントもあわせて紹介します。
新担当者がアカウント管理する際も、アーカイブで過去投稿を残しておくと、過去のブランド資産が活用しやすいです。
PR投稿やコラボ告知など、契約期間終了後に投稿を削除せずアーカイブに移動することで、企業間の権利問題をクリアしながらアカウントを整理しましょう。
新商品や新サービスのリリース時、またはブランドリニューアルのタイミングで使うことができます。
過去のキャンペーン投稿や季節性の古い投稿をアーカイブで一時的に非表示にすることで、最新の世界観に合わせたプロフィールを演出できます。
具体例:
セール期間中の告知を終了後にアーカイブして、キャンペーン終了後の印象をすっきり保つ
デザインリニューアル時に過去のデザインをまとめて非公開にして新しい投稿を際立たせる
過去に好評だったキャンペーンやコンテンツをアーカイブしておくと、必要なときにすぐ再表示や再編集が可能です。
シーズンごとのイベント投稿や定番キャンペーンを繰り返し活用することで、投稿コストを抑えつつ高い反響を得られます。
具体例:
毎年恒例のクリスマスキャンペーンを前年の投稿から再利用して新投稿を素早く作成
反響が高かったノウハウ投稿を半年後に内容をアップデートして再投稿
ハロウィン、バレンタイン、母の日など、時期限定で反響が高い投稿をアーカイブしておくと、翌年以降もテンプレートとして再利用が可能です。
これにより、デザイン制作・ライティングの工数を削減し、スピーディに季節コンテンツを展開できます。
具体例:
季節商品PR投稿をアーカイブで管理し、商品発売シーズンに合わせて即再投稿
シーズナルキャンペーンLPやクーポンリンク付き投稿をまとめて非公開保管

このセクションでは、アーカイブに移動した投稿のインサイト(解析データ)の確認方法と、得られた数値をどのように活用するべきかを詳しく紹介します。
インサイトを活用するコツは以下の通り。
Instagramのアーカイブ機能は、投稿を一時非公開にしてもパフォーマンスデータを失わないのが大きなメリットです。詳しく見ていきましょう。
アーカイブ内で分析したい投稿を開き、右下の「インサイトを見る」をタップすると、元の公開時の数値がそのまま確認できます。
特に企業アカウントでは、キャンペーン終了後に投稿を非公開化しても、結果数値を比較検証できるので、次回企画の改善に役立ちます。
インサイトでは以下のような項目が確認できます。
それぞれのフォーマットに応じて、反応の傾向やコンバージョン効果が異なります。
フィード投稿
→エンゲージメント率、保存数、コメント数を分析して、似た投稿テーマを増やす
ストーリーズ
→ タップ率、離脱率、リンククリック数を確認して、ストーリーズの構成を改善。
リール
→ リーチ数と再生完了率をチェックして、どの尺・構成が最後まで見られたかを把握。
KPI別に指標を比較することで、投稿の改善に役立てましょう。

このセクションでは、実際に寄せられることの多い疑問への回答をまとめました。導入前の不安解消や、実運用中のトラブルシュートに役立ちます。
アーカイブにした投稿は何日後でも戻せます。制限はなく、何日経過していても再表示可能です。ただし削除してしまった投稿は復元できないため注意が必要です。
アーカイブした投稿を戻した場合、元の投稿日に応じてタイムライン上に復元されます。最新投稿として表示されることはありません。
アプリのUI変更やバージョン更新により、メニューの位置が変わることがあります。「≡」→「アーカイブ」を探すか、アプリを最新版に更新してください。

Instagramのアーカイブ機能は、投稿を削除せずに非公開にし、後から再利用できる便利な仕組みです。
企業やブランド運用においては、世界観を保ちつつ投稿を整理したり、過去の投稿を効果的に再展開したりするために欠かせないツールです。
Instagramのアーカイブ機能を活用すれば、ブランドの世界観を保ちながら不要な投稿をスムーズに整理でき、過去の投稿を「資産」として再利用できます。
今すぐ不要な投稿をアーカイブして、あなたのInstagram運用を一段レベルアップさせましょう!
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