サークル機能で投稿を共有する相手を選べる、「Google+」の企業活用事例
2015/04/13
2011年にサービス開始したGoogle+は、YouTubeやGmailといったGoogleが提供するさまざまなサービスと連携させることで、よりユーザーに寄り添ったウェブ環境を構築する新しいタイプのSNSです。
今回は、オリジナルの機能である「+1」(Facebookにおけるいいね!)や、美しいパノラマ写真や動画・ビデオ通話のハングアウトなどをうまく活用しているトヨタ株式会社の活用事例についてご紹介します。
■「+1」とは
Facebookの「いいね!」にあたるGoogle+の「+1」ボタンは、オススメしたいコンテンツなどに押すとGoogle+上に登録済みの友だちに共有することができる他、その友だちの友だちが存在しているサークル(グループ機能)まで知らせることができます。
YouTubeやGmailなどGoogleの他のサービスにも「+1」が用意されているので、すでに436万人以上のフォロワーがいるトヨタにとって、「+1」による情報拡散力は計り知れませんね。
■美しいパノラマ写真や動画
SNSでは「写真の美しさ」が拡散を後押しします。世界各地で撮影されたパノラマ写真や動画を定期的に投稿し、いつ訪れても新しいコンテンツに出会えることで、フォロワーを飽きさせないようにしています。
■ハングアウトでユーザーと交流
トヨタではマネージャーやエンジニアたちと、ファンとの間をビデオ通話「ハングアウト」で繋ぎ、ユーザーとの交流の場を設ける試みを行なっています。ファンとのより強固な繋がりを生み出すイベントを実施することで、自社の製品への信頼や安心を高めようとしています。
■まとめ
Google+をうまく活用するポイントは以下の3つ。
・「+1」ボタンを押してもらえるような、美しい写真や動画コンテンツを定期的に投稿する
・ファンより濃いファンにするため、ハングアウトで交流する
・YouTubeやGmailなど、他のGoogleサービスを使って連携を強くする
Googleは他にもさまざまなサービスを生み出しているので、連携を強くすることがファン獲得につながってくるはずです。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部