Facebook内コマース(f-commerce)が凄い! トイストーリー3のチケット販売!!

2010/11/01

■トイストーリー3のFacebook利用に見た、劇場チケット販売の未来

top2
以前、the Public Returns -続・広報の視点でもエントリーが上がっていましたが、トイストーリー3のFacebook内ECが凄いです。
残念ながら、既にCloseされていますが、ソーシャルネットワークとしてのFacebookの仕組みを良く活用出来ています。
以下にて、その取り組みのポイントをご紹介します。

▼トイストーリー3のFacebook内ECが凄い、3つのポイント
 1.Facebook内で決済が完結出来る。
 2.チケットの購入が、友達に知らされる。
 3.友達を誘える。

——————————————————————–
■1.Facebook内で決済が完結出来る。

米国では、Facebook上で決済システムを提供する会社がいくつかあります。
トイストーリー3でもそれを利用し、Facebook内だけで決済が完結出来るようにしてありました。
▼図1:facebook内での決済画面

決済画面

——————————————————————–

■2.チケットの購入が、友達に知らされる。
購入完了と同時に、友達のマイページ(ニュースフィード)に購入情報が流れます。
▼図2:チケット購入情報が、友達のニュースフィードに流れる。
フィード画面

『友達がトイストーリー3を見に行く』という情報を知れば、そこから多くのコミュニケーションが生まれるでしょう。

『AISAの法則』の、”Actionと同時にShare”の好例です。

——————————————————————–
■友達を誘える。

これが最も大きなポイントです。
EC内で、直接友達を映画に誘えるのです!!
以下の画面を見て下さい。
▼図3:友達を誘う画面

invite画面

映画イベント食事などは、一人で行きにくいので、友達を誘っていきたいものです。
トイストーリー3のFacebook内ECは、ソーシャルグラフを上手く使い、映画へのお誘いから購入まで、ワンストップで出来る、とても良い取り組みだと思います。
※イベントチケット販売のソーシャルグラフ活用については、以下のエントリーをご参照下さい。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

企業のWeb担当者様が積極的にSNSをビジネス活用していけるよう、ソーシャルメディア関連の「最新ニュース」「運用ノウハウ」「事例・データ」の情報を素早くキャッチしてお届けします。