【Facebook】5種類のページ管理者権限、適切に設定できていますか?

2015/05/21

Facebookページを作成すると、まずはそのアカウントには「管理者権限」という役割が振られます。

企業でFacebookページを運用する際、複数の担当者でページを管理することがあるかと思いますが、立場や役割によって権限を適切に設定できているでしょうか? 今回は5種類のページ管理権限について説明します。

役割以上の権限を与えてしまうことは、過剰な責任を負わせることになったり、意図しない変更がなされる危険性があることを踏まえ、Facebookページの運用にトラブルを生じさせかねません。

複数人でFacebookページを管理している企業は、これを機に権限を見なおしてみましょう。

目次

  1. Facebookページ管理権限一覧表
  2. Facebookページを自社内でのみ運用していますか?
  3. オススメする権限の割り振り方

 


 

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1. Facebookページ管理権限一覧表

まずは以下の画像をご覧ください。

管理者 編集者 モデレータ 広告主 アナリスト
ページの役割と設定を管理する
Facebookページを編集する、
アプリを追加する
ページとして
投稿を作成、削除する
ページとして
メッセージを送信する
ページに対する
コメントや投稿に返信する、
コメントや投稿を削除する
ページから利用者を削除して
ブロックする
広告を作成する
インサイトを見る
ページとして
投稿した人を確認する

Facebook公式ヘルプセンターより
https://www.facebook.com/help/323502271070625/

 

X軸に「管理権限」、Y軸に「その権限でできること」をまとめた一覧表です。

2. Facebookページを自社内でのみ運用していますか?

まず、自社内でFacebookページを運用している場合は、管理者・編集者・モデレータの3つを割り振りましょう。

というのも、広告主・アナリストはページの運用に関わる操作の権限が一切ないからですね。

「広告主」は外部の広告代理店などに出稿管理などを委ねている場合に割り振る権限ですし、「アナリスト」は海外で職種として増えてきているデータアナリスト(データ分析の専門家)に分析を委ねている場合に割り振る権限です。

広告や分析を自社内で行なっているのであれば、この二つの権限は設定する必要はありません。

外部に委託する際は、特別な理由がない限り、管理編集できる権限を振らないようにしましょう。

3. オススメする権限の割り振り方

最終責任者となる人にのみ「管理者権限」を割り振り、投稿管理までを行なう運用担当者には「編集者権限」を、コメントやメッセージの返信など最小限の運用を任せる担当者には「モデレータ権限」を割り振るのが適切かと思います。

おそらく事例として一番多く、かつ危険の多い設定として、全ての担当者に管理者権限が振られていることが挙げられます。

これはトラブルになる危険性が非常に高いので、すぐにでも変更することをオススメします。

Facebookページ運用の根幹に関することなので、担当者に変更や追加があった時点で適切な権限を振り分けられるよう、注意するようにしましょう。