ユニーク且つ自由な使い方で世界中からファンを集めているInstagramページ3選
2015/06/09
Instagramを宣伝やキャンペーン告知に活用している企業も多いかと思いますが、ファンからの反応やフォロワーの数は最も気になるところです。
今回の記事では、お店の規模自体は決して大きくないものの、ユニークな運用でファンからの反応を集め、国内だけでなく世界にファンを抱えるInstagramページを厳選して3つ紹介します。
1.コメント欄でのコミュニケーションが盛ん
炭火焼肉 近江亭 奥座
参照URL:https://instagram.com/oumitei_okuza/
※ラボ編集部注:2016年7月現在に上記URLが残念ながら閲覧できないため修正をしました。
※現在はInstagramアカウントではなく、こちらで分散型メディアとして運用しているようです。
東京恵比須の焼き肉店「近江亭」のInstagramページは、ほぼ全ての投稿がクオリティの高いお肉の写真で構成されています。商品である「お肉」がとにかく魅力的に見える写真で埋め尽くされているトップページは、見ているだけで食欲をそそります。
また、すべての投稿に#instagood #love #photooftheday といったハッシュタグが多く付けられているのも特徴です。
これらのハッシュタグは、Instagramにおいて世界中で最も使われているもので、具体的なジャンルに絞ったものではなく、「良い感じの写真」「今日の写真」といった幅広いお題で写真をアップする時に使われます。
ハッシュタグ参照URL:http://top-hashtags.com/instagram/
「焼肉」というキーワードで絞らず、世界中のユーザーに向けて投稿されていることから、海外ユーザーからのいいね!も多く付いています。
さらに、過去一ヶ月の投稿でコメントが付いていないものは一つもなく、「今日空いてますかー?」や「今日よろしくお願いします」といったコメントがファンから入るなど、コメント欄での予約のやりとりがあり、お店側の反応も早いためファンとの距離は抜群に近いページになっています。
2.大人気の「看板娘」写真でいいね!数アップ
キッチンハウス たんぽぽ
参照URL:https://instagram.com/tanpopobento/
こちらは、東京都町田にある手作りお弁当屋さんのInstagramページです。
投稿のほとんどが、お弁当の写真と店舗で飼っている猫の写真で構成されています。お弁当の写真は真上からのアングルで撮られているものが中心で、今風のInstagram写真のトレンドをしっかりと押さえています。
参照記事:https://gaiax-socialmedialab.jp/instagram/397
また、猫の写真投稿には、#ネコ#ネコ部#cat#catstaguramなどのハッシュタグがつけられており、猫関係のハッシュタグを日本語、英語で網羅しています。
そのため海外、国内問わず猫が好きなユーザーからのいいね!やコメントが多く付いています。
お弁当の投稿よりも、猫に関する投稿の方が反応良く、SNSでは動物系の投稿はウケがいいことがわかります。
町の小さなお弁当屋さんのページですが、写真の撮り方ではトレンドを押さえ、可愛い猫の看板娘をフィーチャーすることで、世界中のファンを集めることに成功しています。
3、マニアを集める
リピト・イシュタール
参照URL:https://instagram.com/lipit_ischtar/
こちらは、東京にある自転車屋さん「リピト・イシュタール」のInstagramページです。こちらのページでは、自転車屋のページであるにも関わらず、自転車に関する投稿があまりありません。
自転車関連の投稿としては、定期的に「本日のバイシクルガール」と題した、自転車を利用するオシャレな女性の写真が投稿されています。
しかしそれよりも多く反応を集めているのは、 店主の趣味である80年代のおもちゃに関する投稿です。色鮮やかな原色のおもちゃでトップページが埋め尽くされおり、見ていて楽しくなること請け合いです。
おもちゃに関する投稿には、#アメトイ#Collection#80sなどのハッシュタグが付けられており、そこに世界中のマニアが集まることで、自転車の投稿よりもコメントやいいね!が多く付いています。
本来、自転車と関係のない「店主の趣味」を全面に押し出して、マニアが集まる楽しいページとして成功を収めています。
■まとめ
今回紹介した3つのページは、「焼肉」「弁当」「自転車」といった限られた製品を扱っているにも関わらず、それらに縛られることなく、自由に趣味や日常の風景を投稿に取り入れたことでファンから愛されることに成功しました。
また、各投稿にうまく日本語、英語のハッシュタグを付けることによって、海外ユーザーからの反応も得ることができています。
型にはまらず自由な使い方ができるInstagramで、自社を紹介してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部