【Facebook広告のフォーマット:3】Video Ad(動画広告)とは
2015/06/12
■Video Ad(動画広告)
Facebook広告のフォーマット解説第3弾は、Video Ad(動画広告)についてです。
普段からFacebookを利用しているユーザーは、ニュースフィードを見ていて自動再生される動画コンテンツが増えてきているのを肌で感じているのではないでしょうか?
写真というビジュアルよりも映像が訴えかける広告は、イメージに強く残ります。直接的な購買に直結させるよりも、ブランディングキャンペーンに向いた広告フォーマットといえるでしょう。
サムネイル画像サイズ: 1,200 x 675ピクセル(動画が再生される前に、画像として広告枠に表示されます)
動画: 1,080ピクセル
アスペクト比: 16:9
ファイルサイズ: 最大1GB
長さ: 最大20分
テキスト: 90字以内
サムネイルに使うことのできるテキストは全体の20%までです。画像にテキストが占める割合をチェックできるグリッドツールをご利用ください。
グリッドツール:
https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay
■動画広告の効果を最大化するためのテクニック
広告キャンペーンを作成した際に、目的の欄で「動画の再生」を選択しておくと、Facebook側が動画広告を見てくれる可能性の高い人に、自動的に最適化して広告配信してくれるようになります。動画を見てもらうことが目的であるならば、この設定は必須となるでしょう。
また、オプション項目の「この動画を視聴した人からオーディエンスを作成」にチェックを入れておくと、配信クラスタがふたつ生成されます。
・動画を3秒以上再生したユーザー
・動画の95%を再生したユーザー
※1広告あたり、1,000Video View/日以上が必要
このクラスタに属するユーザーは、そのコンテンツへのエンゲージメントが非常に高いと捉えられます。
ブランディング目的で配信した動画広告でこのクラスタを見つけ出したら、次は商品やサービスのページに誘導するためのリンク広告を、そのクラスタに向けて配信することで効果的なプロモーションが測れます。
動画を見たユーザーにすぐアクションを起こしてもらいたい場合は、その広告にCall to action
ボタンを設置しておくとよいでしょう。
■動画広告の自動再生について
記事をタップしなくとも、表示されるだけで自動再生される動画広告のインパクトは抜群です。Facebookによると、その条件は以下のように定義されています。
・キャンペーンの目的が「動画の再生」である
・購入⽅法が「oCPM (最適化CPM)」または「リーチ&フリークエンシー」である
※CPC入札時は対象外となる
※投稿エンゲージメント広告の動画投稿でCPC入札を選択した場合は対象外となる
・利用端末がWiFiやブロードバンド経由でインターネットに接続されている
・利用者がFacebookの動画設定で自動再生をオン、もしくはWiFiのみに設定している
また、これらは絶対条件ではなく、自動再生は保証されているわけではありません。現状では自動再生の条件は開示されておらず、利用端末や通信の環境などによって違いがあるようです。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部