X(Twitter)、複数キャンペーンを管理する「広告エディター」機能提供

2015/08/19

X(Twitter)は、複数キャンペーンを管理できる「広告エディター」の提供を開始しました。

広告エディター機能とは、広告主がビジネスシーンで使い慣れたExcelを活用し、膨大な数のキャンペーンを簡単に扱うことができるというものです。

広告エディターよりスプレッドシート(xlsファイル)をダウンロード後、キャンペーン期間中に、必要に合わせて予算やターゲティングなど細かな条件を変更し、変更をしたスプレッドシートを再度広告エディターにアップロードするだけで、それらを反映し、活用することが可能となります。

また、スプレッドシートの行に新しいキャンペーンの情報を入力し、広告エディターへアップロードすれば、簡単に新しいキャンペーンを増やすこともできます。

これまで細かな作業によって、データの反映やキャンペーンの追加等を行わなければならなかった事の工数を考えると、この機能は非常に魅力的なものだと思います。

■最後に

X(Twitter)だけでなくFacebookなどもそうですが、予算、ターゲット、入札単価、クリエイティブなどをそれぞれ変えて、複数キャンペーンを作って管理をする運用型の広告にとって、どれだけ工数を減らして効率よく作業を行えるかということは、広告効率のより早い改善、ましては運用担当の人件費にも大きく関わってくる重要な課題です。

今回の機能提供により、圧倒的にX(Twitter)での広告運用工数は減ることになるでしょう。工数の削減が、広告効率の改善につながる主な理由は、浮いた時間をもっと「考える」時間に費やせるということが大きいと考えています。

細かな単価の調整やスピードあるクリエイティブの差し替えといった作業は、運用広告において重要ではありますが、さらに重要なことは、出てきた数値から「なぜ」を考えることだと思います。

impが伸びないのはなぜか、CTRが上がらないのはなぜか、など1つ1つの結果をきちんと分析し、突き詰めることによってその先の効果は大きく変わってきます。

だからこそ、広告エディター機能の提供がもたらす価値は大きく、今後はよりよい運用が可能となるのではと思います。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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