50代のLINEの利用率上昇、「タイムライン」機能の利用も日常化に
2015/10/23
2015年9月、株式会社ジャストシステムは、事前調査でSNSを利用していると回答した15歳から59歳の男女550人を対象に「SNSの利用実態調査」を行い、LINEを中心としたさまざまなSNS利用動向を調べました。
■50代の「LINE」利用率が大幅アップ…半年で57.9%から67.9%に上昇
現在、全年齢で使用されているSNSサービスは「LINE」が74.5%で単独トップ、次に「X(Twitter)」が43.1%、「Facebook」が42.7%、「Instagram」が15.9%という結果になりました。
また以前の調査データの年齢層別「LINE」利用率と比べてみると、50代の利用率の伸びが著しくなっています。
30代は67.0%から73.3%、40代は60.7%から65.0%と上昇している中、50代は57.9%から67.9%と、10%も急成長しました。
若者の間で普及している印象が強い「LINE」ですが、今では以前よりも幅広い年齢層に使われているようです。
■LINEの「タイムライン」が、来店のきっかけに…タイムラインの確認は日常化
以下は、「LINEを使っている」と回答した人の調査結果です。
調査では、「タイムライン」機能の利用状況について、「よく利用している」と回答した人は22.4%、「ときどき利用している」と回答した人は34.4%もおり、この機能への関心の高さが伺えます。
そして、「タイムライン」利用者のうち、「毎日1回以上チェックする」人は85.8%でした。利用者にとってタイムラインの確認は日常化しているようです。
また、タイムラインの企業投稿を見て、「バナーやURLをクリックした」人は43.8%、「『いいね』をした」人は42.6%、「LINEクーポンを利用した」人は39.5%、「企業投稿から、実際に店舗に行った」人は26.5%もいます。
このことからも、タイムラインは企業サイトへの誘導や、購買につながる販促施策として有効な機能であると考えられます。
■LINEは「生活の一部」、約6割のユーザーが回答
LINEが「今は生活の一部になっている」という質問に、「あてはまる」と回答した人は26.5%、「ややあてはまる」と回答した人は31.8%いて、合わせて58.3%となりました。
また、「LINEを毎日起動する」人は75.5%で、そのうち「1日に6回以上」起動する人は61.3%でした。いかに「LINE」が人々の生活に浸透しているかが分かる結果となりました。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部