Facebookの「いいね!」に新機能、海外で感情表現が豊かな「Reactions」の試験導入が始まる

2015/10/27

2015年9月中旬、米Facebook社のCEOマーク・ザッカーバーグ氏はLike(いいね!)以外のボタンを導入すると発表して世界的なニュースメディアたちを驚かせました。

それは以前から、災害などの悲劇的なニュースにLike(いいね!)というボタンは似つかわしくないという意見があったためで、Facebook社は共感の意(empathy)を表せるボタンの開発を進めているということでした。

■感情を豊かに表す「Reactions」が、海外で試験導入スタート!

そして10月、感情を絵文字で豊かに表現する「Reactions」の試験導入が始まりました。Facebookユーザーは従来の「いいね!」ボタンを長押しすることで絵文字のメニューが表示され、選ぶことができるようです。

まずはスペインとアイルランドで試されるようですが、そこでの利用状況が気になりますね。

■まとめ

もし日本を含め全世界にこれらの「Reactions」ボタンが導入され始めれば、ユーザーが企業投稿やニュース記事などに自分の気持ちを表現しやすくなると考えられます。

また、そうした利用が普及することで、エンゲージメント率を高めやすいコンテンツを準備するなど、プロモーション施策も変わってくるかもしれません。

この「Reactions」がどういう風にエッジランクに影響を与えるのかを含め、今後も目が離せません。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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