Facebookがユーザー位置情報を利用した新しい広告サービスを企画中
2015/11/25
海外ニュースサイトre/codeによると、Facebookは広告事業主向けサービスとして、ターゲティング広告にユーザー位置情報を利用した新機能を企画しています。
本記事では、2015年11月現在に可能となっている、ユーザー位置情報を用いたターゲティング広告と新たに企画が進んでいる二つの広告サービスをご紹介します。
■ユーザー位置情報を用いたターゲティング広告
11月現在におけるFacebook広告マネージャーの画面ですが、赤枠のバーから他の選択肢を見ることができます。
「この地域のすべての人」「この地域に住んでいる人」「最近この地域にいた人」「この地域を旅行中の人」という4つの訴求先に絞ることが可能です。
■新たに企画が進んでいる二つの広告サービス
1つ目は、入店している、もしくは店の周りにいるユーザーの属性データの提供です。ショップ周辺での動きに加えて、年齢や性別などのデータが広告主に届けられるようになります。
2つ目は、異なる地域で複数店舗を持つ広告事業主に、店舗ごとにそれぞれ異なる広告が配信されるようになるサービスです。特定の地域の情報を含む広告を、その地域と関係のないユーザーが受け取る恐れがなくなります。
■まとめ
これらは広告を打つ企業をもっと増やしていきたいFacebook側の狙いを反映させたサービスといえます。
位置情報の配信を許可しているユーザーに限られていますが、広告事業主が店舗と近しいユーザーにより正確にターゲティングしていくことが可能となります。
参考URL:
http://recode.net/2015/11/05/facebook-plans-to-use-your-location-to-lure-new-advertisers/
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部