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2015.11.30

Facebookの動画視聴数が半年で倍の80億回へ

2015年第3四半期でFacebookは、過去最高益の45億ドルの売上を記録しました(2015年11月4日現地時間)。

現在、DAU10億700万人のユーザーにより、一日平均80億回の動画が視聴されており、これは4月の40億回がわずか半年で倍増したことになります。

中でもニュースフィード上の動画広告やInstagram広告が好調に推移しているようです。

■確かな結果と強気の広告戦略

四半期決算発表後の電話会見ではさらに興味深い数値が公表されました。

広告全体の売上43億ドル弱となりましたが、9月の1カ月間で150万以上の中小企業が動画コンテンツや動画広告を配信していたことがわかっています。マーク・ザッカーバーグCEOは、ユーザーの動画情報の共有に最適な場所を提供し、より高品質な動画へのニーズに応える姿勢を見せています。

広告への注力は金額にも表れており、この1年間で広告価格の引き上げを実施してから、平均価格は61%に上昇しました。しかしながら、動画再生回数というのはFacebookの場合3秒の再生で1回とカウントするため、YouTubeなど他のプラットフォームと比較がしにくくなっています。

これについて大手広告代理店グループMのロブ・ノーマン氏は、米ブログメディアDIGIDAYに対しFacebook動画広告の効果測定方法について指摘したことが知られています。

それでも半年で2倍に成長したことは測定方法の問題抜きにしてもFacebookの動画ニーズの高まりを示しています。

例えば1回の視聴が仮に3秒とすると、毎日760年分の視聴時間を生み出していることになります。現在、動画クリエーターとの収益分配が始まれば、再生回数の伸びはまだまだ続くでしょう。

■次々と新しい施策を開始

ユーザーがより動画視聴をスムーズにできるよう、Facebookは様々な施策に取り組んでいます。すべて実験段階ではありますが、ユーザビリティを重視した実現性の高いものとなっています。

・動画アルゴリズム

・専用動画フィード

・動画同時視聴

インターフェース構築にあたりFacebookユーザーの全情報から計算されおすすめ動画が配信されるアルゴリズムが仕組まれています。このユーザー情報こそ、FacebookがYouTubeに勝る点と言えるでしょう。

また、友達がシェアした動画やFacebook上でトレンドになっている動画をチャンネル別に見られる専用動画フィードも予定しています。近い将来、ソファでリラックスしながらFacebook動画をテレビにつないで見るなんてことになりそうです。

さらに、ピクチャーインピクチャーといって、ニュースフィードを閲覧しながら縮小された別ウィンドウで動画を見続けることができ、後で見るために動画を保存するオプションもあります。

■著作権問題への対策

動画視聴の活性化を狙う一方で、Facebookは盗用や無断でシェアする行為についての課題にも取り組んでいます。

例えばクリエーターが他人に無断でアップされた自分のビデオをブロックできる機能、さらには収益化できるシステムを開発中です。この問題が解決できれば、より高いレベルのクリエーターをより多く新しい収益分配プログラムに集めることができるでしょう。

■動画マーケティングの波に乗る

2005年頃、写真で成功したFacebookが動画の波に乗ろうとする背景には、動画が今やもっともウェブ上で共有しやすい方法になりつつあるからです。理由は以下の通り、動画視聴の壁を超えるツールの進化が大きいでしょう。

・携帯電話に高性能カメラがついた

・スマホやコンピューターの容量が増えた

・ウェブ接続の高速化でアップロードや閲覧が簡単になった

この壁を越えうる現代は、ますます手軽に動画視聴ができるようになり見る人が増えれば広告主は投資する、つまりビデオ広告は最も高い収入を保証できると言えます。

Facebookのユーザー情報という強い武器を持ってして動画マーケティングをどのように制していくのか、YouTubeなど競合の動きも見ながら注目していきたいと思います。

参考URL:

http://digiday.com/platforms/groupm-rob-norman-digiday-podcast/

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