各SNSのSnapchat化!10月の主要なSNSニュースまとめ

2016/11/04

10月SNSニュース
2016年10月の主なSNSニュースを厳選して紹介します。10月は、LINEのタイムラインが24時間で消える機能がついたり、また各SNSのsnapchat化が進みました。8月にスタートしたInstagramのストーリーは1日の閲覧者数が1億人に達し、大成功を収めています。それでは先月のSNSニュースをおさらいしていきます。

    目次

  1. 全般
  2. Facebook
  3. Instagram
  4. X(Twitter)
  5. snapchat
  6. LINE

全般

InstagramとX(Twitter)の「いいね率」

インフルエンサーマッチングプラットフォーム「SPIRIT」は、会員のInstagram、X(Twitter)アカウントを対象に、過去10投稿分の「いいね」に対して調査を実施しました。

結果は、①X(Twitter)の「いいね率」はフォロワー数と関係がなく、Instagramはフォロワー数が少ないほど「いいね率」が高い ② X(Twitter)は予期せぬ爆発拡散があり、Instagramは規則通り です。

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引用:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000011944.html

②の結果から、X(Twitter)の拡散力の強さがわかります。拡散させたい時はX(Twitter)を使い、Instagramでは、バイラル的な情報拡散を期待するというより定常的に世界観を創出していく事が望ましいといえます。 また、Instagramでは、1,000フォロワー以下の「いいね率」は10%を超え、8,000~30,000のフォロワー数を持つインスタグラマーの「いいね率」が全体のレンジの中で高い傾向にあります。

■参照:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000011944.html

Snapchat化するSNS

近頃いろいろなSNSがSnapchat化しています。

  • Facebook:「Lifestage」「Messenger Day」「Direct」
  • X(Twitter):「ステッカー機能」「プロモステッカー」
  • Instagram:「ストーリーズ」
  • LINE:「LIVEスタンプ」

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” “Snapchat的なもの”が支持される背景には、ミレニアル世代特有の「ノリ」と「一緒に楽しむ体験」がキーワードになっているように見受けられます。今後、ミレニアル世代に向けた施策を検討する際は、「ノリよく一緒に楽しめる体験」を提供できるかが重要なポイントになりそうです。 “ 

(画像・文章ともに、BACKYARD様の記事「シェアしたいのは“体験”? Snapchat化するSNSプラットフォーム最前線」より引用)

Snapchatは写真・動画のやり取り、消えてしまう、レンズ機能という点で特異性を放つSNSでした。しかし、他の様々なSNSのSnapchat化により、Snapchatは今や目新しいSNSではなくなってしまいました。今後新しい特異性を見出せるかに注目です。

Facebook

「ライブ動画」の予告機能追加

米Facebookは10月18日(現地時間)、Facebookページオーナー向けに、「ライブ動画」の事前告知機能の提供を開始したと発表しました。

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引用:www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/19/news105.html

直前予告からは、ライブ動画を視聴するフォロワーが集まる“ロビー”に参加できるようになっていて、開始直前からそのライブ動画についてフォロワー同士で会話できます。
ライブ動画は録画された動画よりも注目を集めやすいという統計があります。予告機能がついたことで、ますますライブ動画を見る人が増え、ライブ動画の重要性も増すと考えられます。

■参照:www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/19/news105.html

Messengerで商品の直接販売が可能に

Facebookは米国時間の10月19日に、Facebookページのアップデートを発表しました。日本でも数ヶ月以内に、FacebookページのMessenger機能を使い、[ショップ]セクションに掲載した商品を直接販売できるようになります。

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引用:http://eczine.jp/news/detail/3745

Facebookでは2015年、Facebookページ上のコールトゥアクション(CTA)ボタンをより目立つように変更しましたが、リンク先のページがモバイルに最適化されていないなどの理由から、CTAボタンをタップしたユーザーが、実際に問い合わせる前に離脱してしまうケースも多く見られていました。
Facebookは先日ユーザー間で売買するための「Marketplace」を発表したり、EC市場においてもFacebookは欠かせない存在になってきそうです。

■参照:http://eczine.jp/news/detail/3745

インスタント記事でも360コンテンツ掲載可能に

先日Facebookは、インスタント記事も360度動画と写真に対応すると発表しました。

Facebookのインスタント記事とは、Facebookをモバイルから利用するユーザーに対して、パブリッシャーが素早くロードして邪魔の少ないコンテンツを提供するための形式です。

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引用:http://jp.techcrunch.com/2016/10/21/20161020360-photos-and-videos-are-coming-to-facebooks-instant-articles/

360度動画には、商品やサービスの魅力を伝えるだけでなく、その先にある体験価値なども伝えることができます。そのため、上手く活用すれば大きな効果が期待できます。
また、話題を集めやすいというメリットもあり、ソーシャルメディアと連動させたキャンペーンを行うなどで、より多くの注目を集めることも可能です。

参考記事:「ジャック・ダニエル」のFacebook連動キャンペーンが粋すぎる!360°動画活用事例

■参照:http://jp.techcrunch.com/2016/10/21/20161020360-photos-and-videos-are-coming-to-facebooks-instant-articles/

Facebookの広告と検索エンジンの関係性

アイレップがFacebook社と共同調査を実施しました。同じデモグラフィックのターゲットオーディエンスに対して、予算投下レベルを「低」「中」「高」の3グループに分け、さらに各グループにおいて、Facebook広告「接触ユーザー群」「非接触ユーザー群」を設定し、広告配信を実施。

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引用:http://www.irep.co.jp/press/release/2016/20161024.html

Facebook広告「接触ユーザー」は「非接触ユーザー」の2.7倍、Webサイトへの流入率が上昇し、さらに広告効果を最大化する最適な予算投下量ポイントが予算投下レベル「高」を超えるあたりに存在することを特定しました。
調査の結果、Facebook広告を見たユーザーはその後検索エンジンでその商品に関して検索する確率が高いということも判明しました。webプロモーションを考える際は、メディア横断的に考えることがやはり重要です。

参照:http://www.irep.co.jp/press/release/2016/20161024.html

Instagram

ストーリー」、1日の閲覧者数が1億人に

Instagramの最高経営責任者(CEO)を務めるKevin Systrom氏がBuzzFeedに述べたところによると、24時間後に消える動画や画像を投稿できる「Instagram Stories」は、1日あたりの閲覧者数が1億人に達したと言います。わずか2カ月で大きな成功を手にしました。

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引用:http://japan.cnet.com/news/service/35090197/

今月にはストーリーが「Explore」タブでも閲覧可能になりました。
Exploreセクションには、まだフォローしていないユーザーの一連の写真や動画が表示されますが、このアップデートにより知らない人の「ストーリー」をこれまでよりも簡単に閲覧できるようになります。ストーリーはExploreセクションの上部に表示されるため、ついついタップして閲覧するユーザーも増えそうです。

■参照:http://japan.cnet.com/news/service/35090197/

X(Twitter)

動画共有アプリ「Vine」の提供を終了

米ツイッター(X(Twitter))は27日、動画共有アプリ「Vine(バイン)」の提供を終了すると発表しました。身売り交渉が行き詰まりを見せている同社はまた、大規模な人員削減と、さらなる赤字決算を発表しました。一方で、成長と経営黒字化に向けた展望を示しました。

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引用:http://news.livedoor.com/article/detail/12205662/

X(Twitter)は、Vineの人気を生かし切ることができず、やがてSnapchatやFacebook、InstagramやYouTubeといった競合にその座を奪われました。

経営赤字に陥っているX(Twitter)ですが、なかなか買収してくれる相手が見つかりません。その背景には、X(Twitter)がネットいじめやネットハラスメントの温床となっていることが挙げられます。身売り交渉が頓挫しているため、X(Twitter)は従業員の8%をリストラすることを検討しています。

一方、X(Twitter)の日本でのユーザー数は2015年12月に月間3500万人を突破した以降も順調に増加し、2016年9月に4000万人を突破したと発表されました(11月2日)。日本にはX(Twitter)はなくてはならないもののようです。

■参照:http://news.livedoor.com/article/detail/12205662

Snapchat

日本ではSNOWに負けるか

株式会社ジャストシステムが行った調査によると、“エフェメラル(消える系)SNS”の認知率は、20代では約5割、30代では約4割です。
話題の“エフェメラルSNS”利用率1位はSNOWで、1年前の調査で1位だったSnapchatを抜きました。また、Snapchat利用者の約3割がInstagram Storiesに乗り換えを検討しています。

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引用:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000207.000007597.html

日本で利用登録者数6800万人(2016年10月時点)LINEは、9月にSNOWに出資し、25%の株式を取得しています。より、日本ではSnapchatよりSNOW派が増すことになりそうです。また、Instagramのストーリーも順調に人気を集めているため、今後のSnapchatの他SNSとの差別化に注目です。

■参照:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000207.000007597.html

LINE

タイムライン投稿を24時間後に消去する機能

LINE株式会社は21日、「LINE」のAndroid版アプリをアップデートし、タイムライン投稿の24時間限定公開やハッシュタグ検索などに対応しました。iOS版も後日アップデートされる予定です。

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引用:http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1026038.h

エフェメラル(消える系)SNSの流行の影響がここにも現れました。InstagramのストーリーやSnapchatは24時間限定の画像ですので、24時間限定の文章を投稿できるという点が新しいです。

後に残ったら恥ずかしいようなつぶやきを、X(Twitter)では投稿できなくてもLINEのタイムラインならできるというようなことが起こりそうです。

■参照:http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1026038.html

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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