再申請でも大丈夫!X(Twitter)の認証バッジ(青いチェックマーク)の申請方法・ポイント

2018/12/12

40
X(Twitter)のアカウントで、青いチェックがついているアカウントを見たことがありませんか?

あの青いマークは「認証バッジ」といって、「多くの方々に影響を与える可能性がある音楽、演劇、ファッション、政府、政治、宗教、ジャーナリズム、メディア、スポーツ、ビジネス、その他の注目分野で著名な方々を対象」になりすましの防止などを目的としてX(Twitter)から付与されているものでした。しかし、2016年7月から自分で申請して取得できるようになりました。

今回はその取得方法について解説します。

※現在(2018年12月)、一般ユーザーからのX(Twitter)の認証バッジ申請はできなくなっています。新たな認証バッジ付与のプログラムが開始され次第、記事でご紹介いたします。

※更新履歴
2018年12月12日:最新情報を加筆しました。

    ■目次

  • そもそも認証バッジとは
  • 【重要】X(Twitter)の認証バッジ取得申請の受付は一時停止中
  • X(Twitter)の認証バッジを申請する手順
  • 実際にX(Twitter)認証バッジを申請してみた
  • まとめ

そもそも認証バッジとは

認証バッジとは

今までX(Twitter)側から有名アカウントに声を掛けて登録が進められていた認証バッジ(上図の赤矢印)は、今年7月に入って、アカウント側からリクエストできるようになりました。

7月時点で世界中の約187,000アカウントに付与されており、日本でも有名企業や有名人のアカウントが続々ともらうようになりました。

【重要】X(Twitter)の認証バッジ取得申請の受付は一時停止中

なりすまし防止などのために導入された認証バッジ機能。本来はプロフィールに登録された本人のアカウントであり、また、発信元を明らかにするための印でした。しかし、ユーザーの発言内容をX(Twitter)が「価値のある発信として認めてる」という予期せぬ意味合いを持つようになったことから、2017年11月には運用の見直しとリクエスト受付の一時停止を発表しました。

X(Twitter)の審査が入らない新たな認証プロセスを開発中?

2018年3月、ジャック・ドーシーCEOは、「すべてのユーザーを認証できる方向で調整している」と語っています。さらにはX(Twitter)が認証プロセスに介さない方法を実施することで、誰もが自分自身の事実に基づいて認証ができるしくみを目指しているようです。認証バッジの有無によって発言内容を判断したり、アカウントに対する偏ったフィルターがかかることを防止すための運用を目指していることがうかがえます。

X(Twitter)の認証バッジを申請する手順

※現在(2018年12月)、一般ユーザーからのX(Twitter)の認証バッジ申請はできなくなっています。新たな認証バッジ付与のプログラムが開始され次第、記事でご紹介いたします。
以下は過去の情報ですのでご注意ください。

実際の取得手順を解説します。

手順1:こちらのページから認証申請ができます。X(Twitter)にログインした状態でアクセスしてください。

https://verification.twitter.com/request
※アクセスしても認証プロセスページが表示されないため、リンクを削除しました。

ページに入ったら「CONTINUE」をクリックしてください。

01_r

手順2:①の部分に表示されているアカウント名が、申請するアカウントになっているか確認してください。また、このアカウントが企業や組織、ブランド等である場合は②のチェックボックスをクリックしてください。ここまで入力し終わったら③のボタンをクリックして次のページにいきます。
02_r

手順3:この時点でまだアカウントに必要な情報が登録されていないと、以下のような画面になります。例の画像では電話番号が登録されていなかったため、電話番号の登録を促されています。
画像の赤枠の部分をクリックするとX(Twitter)の設定画面に遷移するので、電話番号など未登録の部分を登録してください。電話番号の他に、以下の項目が未登録だと認証申請をすることができません。

  • メールアドレス
  • 自己紹介
  • プロフィール画像
  • ヘッダー画像
  • 誕生日(会社名、ブランド、または組織以外のアカウントの場合)
  • ホームページ(ウェブサイト)

不足している場合、不足している項目全てが以下の画面で表示され、登録するよう促されます。

03_r

手順4:必要な項目を全て入力し終わったら、もう一度最初の画面に戻ってリロードし直してください。手順2まで進み直し、不足項目がなければ、以下のように関連情報を入力する画面に遷移します。
赤枠の部分に、「なりすましではなく、公式のアカウントである」と示すことができる2つ以上のWebページのアドレスを入力してください。
03-1_r

手順5:アドレスの入力が終わったら、その下のフォームにアカウントを認証して欲しい理由を入力、「NEXT」をクリックします。
4-1-100%e5%ad%97%e3%81%ae%e6%96%87%e7%ab%a0%e5%85%a5%e5%8a%9b%e7%94%bb%e9%9d%a2_r
手順6:確認画面に遷移したら「SUBMIT」をクリックし、以下の画面に遷移されたら申請は完了です。

5%e6%9c%80%e5%be%8c%e3%81%ae%e7%94%bb%e9%9d%a2_r

実際にX(Twitter)認証バッジを申請してみた

1.さっそく認証バッジを申請してみたものの非承認…

ソーシャルメディアラボのアカウントでさっそく認証バッジを申請してみましたが、あえなく非承認になってしまいました。

2.海外記事のノウハウを参考に再申請

そこで、海外の記事で紹介されていた「認証バッジ申請が承認される可能性を高める10の方法」を試してみることにしました。一度非認証になると、それを伝えるメールを受信してから30日後に再申請できるようになります。

【認証バッジ申請が承認される可能性を高める10の方法】

1. Make sure your Twitter profile has been active, consistently, for the past two weeks.
過去2週間、きちんとツイッターを更新していたか確認する。

2. Link to other verified Twitter accounts in your bio.
プロフィールに他の認証バッチ持ちアカウントへのリンクを張る。

3. For organizations, add numbers and specifics to your Twitter bio.
企業や組織の場合、連絡先や自分たちの詳細な説明をプロフィールに記載する。

4. For individuals, use the biggest job title you can in your bio.
個人の場合、プロフィールに自分の一番大きな仕事を記載する。

5. For people profiles, add a cover photo that shows you doing something important.
個人のページに表示されるカバー写真には、何か重要なことをしている写真を使う。

6. In your “why I should be verified” paragraph, write your pitch with empathy for the Twitter community.
認証申請で” why I should be verified(アカウントを認証する理由)”を書く際、Twitterのコミュニティーの共感が得られるようにあなたを売り込む。

7. Be exact with the location in your bio
プロフィールに書く所在地を明確にする。

8. Choose a variety of links to submit
色々なバリエーションのWebページを使って申請する。

9. You must submit at least two links. Be sure you submit the maximum five links.
申請の際、最低2つのWebアドレスを入力する必要があるが、必ず5つ、入力できるだけ入力する。

10. View the list of recently verified users for inspiration
インスピレーションを得るため、最近認証されたユーザーのリストを見てみる。

引用元:
How to Get Verified on Twitter (If I can do it, you can too!)

またこちらの記事では、「フォロワー数が少ないアカウントも認証バッジを持っているケースがある」とも書かれており、認証申請においてフォロワー数はあまり影響しないとされています。

3. 実際にバッジ再申請時に改善したポイント

「アカウントを認証する理由」の文章を練り直した

まず、上記の6に従って「アカウントを認証する理由」の文章を練り直しました。会社の資本金と、上場して10年以上続いている企業であることを明記。現在の読者数とそれが増え続けていることや、正しい情報を発信することでSNS市場の活性化に貢献できるよう努めていることも記しました。

参考リンクを充実させた

また、上記の9にあるように、参考リンク5つをすべて埋めました。記入したページは「サイト」「最新記事」「人気記事」「会社HP」「会社関係者のインタビュー記事」の5つ。8にある通りバラエティ豊かになるよう選びました。

4. 2回目の申請結果

果たして海外記事を参考に改善して、バッジを得ることはできるのでしょうか?

ラボTwitter

残念ながら結果は再度、非承認……!

一説によると、メディア関連のアカウントは認証バッジを得られにくい傾向があるらしいとのこと。現状は認証バッジを獲得するためのノウハウがあまり出回っていませんが、また新しい情報が得られたら挑戦してみようと思います。

まとめ

残念ながら当メディアは認証に至りませんでしたが、今回紹介したノウハウを実践すれば、ジャンルによっては認証されるかもしれません。一度認証申請に失敗した方も、今回の記事を参考にぜひ再度チャレンジしてみてください。