各社ライブ配信機能充実!2016年12月の主要なSNSニュースまとめ

2017/01/10

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先月も様々なSNSのニュースがありました。特にニュースとしてはライブ配信系の機能の充実が目立ったように思います。それでは2016年12月の主なSNSニュースをご紹介します。

  • 目次
    1.全般
    2.Facebook
    3.X(Twitter)
    4.Instagram
    5.LINE

全般

LINEには「自撮り」、インスタには「料理」

GMOメディアは、「プリキャンティーンズラボ」において、「10代女子のスマホ写真事情に関する調査」を実施しました。
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画像引用:http://lab.prcm.jp/?p=785

各サービスに投稿している写真の内容について質問したところ、X(Twitter)、LINEトーク、LINEタイムラインでは、「友達との自撮り写真」という回答がそれぞれ半数を超え最多だったのに対し、Instagramでは「食べた料理・ドリンクの写真」が49.5%とトップでした。

撮影した写真の種類に関しては、「友達との自撮り写真(29.1%)」と「SNOWなど他のカメラアプリで撮影した写真(26.5%)」が突出しています。SNOWをはじめとする顔認証機能のあるアプリの流行が、友人との自撮り写真の撮影を後押ししていることがうかがえます。

また、顔認証機能のあるアプリといえば、先月は、FacebookメッセンジャーのカメラにSnowのような3Dマスクなどの新機能も追加されました。

■参照
http://japan.cnet.com/marketers/news/35094069/

10代・20代のSNS利用実態調査

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画像引用:http://www.vsn.co.jp/news/20161222.html

  • 概要
    ・SNSに批判を受けそうな投稿をした経験があるのは24.7%。不快な投稿を見た場合、「特に何もしない」という回答結果。
    ・SNSに投稿する目的は「楽しいから」「気持ちを共有したいから」。
    ・SNSへ投稿することを目的に出掛けることが「ある」は35.9%。その行き先は「話題の飲食店」が6割を超える結果。

また、SNSでライブ動画を配信したことが「ある」は18.8%の結果でした。各SNSでライブ配信機能が需実してきていますが、まだ実際利用している人は少ないようです。

「話題の飲食店」に行った様子をSNSに投稿する人の多さには注目です。SNSに投稿したくなるようなフォトジェニックなスポットを提供することが人々の注目を惹きつけるカギとなりそうです。

■参照
http://www.vsn.co.jp/news/20161222.html

Facebook

ライブ機能が充実

「Facebook Live Audio」という新機能を提供開始すると発表されました。
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画像引用:https://media.fb.com/2016/12/20/introducing-live-audio/

Facebook上での動画ライブ配信に似ていますが動画は表示されません。つまりFacebook版ラジオです。
また、360度ライブ動画機能をリリースすると発表されました。視聴者はFacebook上でライブ配信されている動画の中で縦横自在に見て回ることができるようになります。

「Facebook Live Audio」は、その利点の1つとして、利用可能な帯域幅が狭く動画がスムーズに読み込めない地域のユーザーにメリットがあるとしています。それによってその地域のユーザー満足度が上がり、ユーザー数が増加することが期待できます。

最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は、ライブ動画を同社の未来として捉えており、「われわれはライブ動画の黄金時代」に突入しようとしていると述べていました。ライブ機能の充実化に今後も期待です。

■参照
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/16/news072.html

メッセンジャーの機能も充実

メッセンジャーにビデオチャット機能が追加されました。ビデオチャットの会話には最大6人が、音声のみならば最大50人が参加可能できます。
また、メッセンジャーのカメラ機能がアップデートされました。即時撮影機能や新しいデザインフレーム、3Dマスク、特殊効果が追加されました。
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画像参照:http://ja.newsroom.fb.com/news/2016/12/group-video-chat-in-messenger/

一連のアップデートは、ニュースアプリや「Snapchat」などのサービスの人気がますます高まる中で、さまざまな年齢層に対してFacebookの魅力を維持することを目的としていると言われています。飽きられることのないように常に変化しています。

また、ビデオチャット機能は要望が最も多かった機能です。Facebookは、「Skype」や「Googleハングアウト」、さらには自社が所有する「WhatsApp」といった、インターネットを利用した他のメッセージサービスとも常に競い合っており、こちらの競争からも目が離せません。

■参照
http://japan.cnet.com/app/iphone/35093998/

X(Twitter)

Vine部分的に命拾い

X(Twitter)が、10月に発表した動画投稿サービスVineの終了について、具体的なプロセスを発表しました。
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画像引用:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/18/news013.html

アプリは1月の更新で6.5秒ループ動画を撮影してX(Twitter)に投稿する機能に限定した「Vine Camera」に生まれ変わり、VineのWebサイトはアーカイブとして存続します。

新アプリでは、6.5秒(0.5秒長くなる)のループ動画を撮影し、X(Twitter)に投稿あるいは端末のカメラロールに保存できます。できるのはそれだけで、Vineで可能なキャプションやBGMの追加などはできなくなります。

成長が停滞しているX(Twitter)がVine終了を発表した後、売却のうわさもありました。売却してしまえばこれまでのコンテンツが消える可能性もありました。しかし、Vine Cameraとして一部存続することになって、Vine上で人気だった投稿者も、X(Twitter)にて活動を継続できるようになりました。

■参照
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/18/news013.html

ライブ配信が可能に

モバイル版X(Twitter)アプリがアップデートしました。それによって、X(Twitter)アプリ単体でライブ映像の配信操作が可能になりました。
他のユーザーのライブ映像にコメントやハートも送ることができます。
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画像引用:http://japanese.engadget.com/2016/12/14/twitter

 

これまで、X(Twitter)アプリでライブ配信をしようとすると、Periscopeが自動的に立ち上がるシステムでした。今回のアップデートにより、X(Twitter)アプリでツイートの作成画面から「ライブ」をタップするだけで、カメラ機能が立ち上がり、配信操作が可能になりました。

FacebookもX(Twitter)も今月はライブ機能の充実化が行われました。昨年に引き続き今年も、『ライブ動画』の時代になりそうです。

■参照
http://japanese.engadget.com/2016/12/14/twitter

360度ビデオのライブストリーミングを導入

X(Twitter)が、このところ力を入れているライブビデオの次の一歩として、Periscopeからの360度ライブストリームを導入します。
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画像引用:http://jp.techcrunch.com/2016/12/29/20161228twitter-introduces-360-degree-video-live-streaming/

X(Twitter)やPeriscopeから誰もが360度ライブビデオを見られますが、それを提供できるのは今のところ一部のパートナーだけです。

2017年に自分の新しい未来を見つけなければならないX(Twitter)は、新しいプロダクトのリリースに今努めていると言われています。昨年はX(Twitter)にとって、厳しい年でした。どこかの大企業が買収するという話があり、そして結局買収相手を見つけることができなく終わってしまいました。そしてその後のX(Twitter)は、新しい成長路線を探り当てることに苦労し、少しずつ少しずつ、新しいプロダクトや機能を加えてきています。ライブストリーミング機能に期待です。

Facebookも360度ライブ配信機能が追加されています。Facebookは360度ライブ配信に使えるカメラは幾つかありますが、現在Periscopeの360度配信機能はInsta 360 Nanoにのみ対応しています。

■参照

http://jp.techcrunch.com/2016/12/29/20161228twitter-introduces-360-degree-video-live-streaming/

Instagram

ますます便利になったInstagram

12月も続々と以下の新機能が追加されました。

  1. ストーリーの写真や動画に付加できる一連のホリデー向けステッカーをリリース
  2. コメントツールがアップデートされました。各コメントに「いいね!」ができる機能と、特定の投稿についてコメントをオフに設定できる機能
  3. Instagram に投稿された写真や動画をお気に入りとして保存できる「Save Posts」機能

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画像参照:http://blog.instagram.com/post/154465796577/161214-savedposts

今月には新年用のステッカーがリリースされました。季節ごとに新しいステッカーがリリースされ、それを利用した投稿を促す通知がきます。ストーリー機能がより楽しいものになってきましたね。

また、コメントに「いいね!」ができる機能がついたおかげで、たくさんコメントがついて全部に返信ができない場合にも、少なくとも「いいね!」で反応できるようになりました。

■参照
http://getnews.jp/archives/1570180/gate

“保存機能”はどんな影響を与える?

Instagramは新しい「保存機能」を発表しました。
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画像引用:http://digiday.jp/brands/instagrams-new-saved-posts-feature-big-implications-marketers

ユーザーが気に入った投稿をブックマークしておいて、あとから見直せるようにする機能です。
インスタグラムを単なるブラウジングツールからキュレーションツールへと変化させた保存機能によって、インスタグラムはPinterestの領域に踏み込むことになりました。

デジタスLBi(DigitasLBi)でソーシャル戦略担当シニア・バイスプレジデントを務めるジル・シャーマン氏は「30秒ほどしかなかったブランド投稿の寿命が、3カ月に延命される可能性がある。いや、もっと長くなるかもしれない」と指摘しています。

今後保存した画像データを基に広告配信が出来るようになると、広告主にとってはより重要な機能になると考えられます。

■参照
http://digiday.jp/brands/instagrams-new-saved-posts-feature-big-implications-marketers

月間アクティブユーザー数が6億人に

Instagramの月間アクティブユーザー数が6億人になったと発表されました。またデイリーでも3億人に上ります。
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Facebookが保有する写真と動画シェアアプリの月間アクティブユーザーの数は、6億人に。過去半年のあいだに新たに1億人が加わりました。これまでは1億人の増加に9ヶ月ほどを要していたと言います。

この成長の背景には、Instagramのプロダクト開発のスピードが挙げられると言われています。2016年後半だけで、Stories、ライブ動画配信、保存ボタン、ショッピングの試験運用などを開始しています。

特にSnapchatの機能を真似たと言われている「Stories」の機能の追加の影響は大きいです。これによって以前より気軽に写真や動画を投稿できるようになった人は多いのではないでしょうか。

■参照
http://thebridge.jp/2016/12/instagram-still-growing-pickupnews

 

LINE

今月の新機能

追加された機能は以下の3つです。

  1. グループ通話機能が追加されました。最大200人まで同時に参加することが可能で、画面には自分を含めて一度に最大4人までの顔を映しながら会話できます。
  2. LINE ニュースの専用タブが追加されました。
  3. 先日24時間で消えるタイムライン投稿機能を搭載しましたが、今回新たな時間制限の単位として「6時間」と「1時間」が追加されました。

%e5%9b%b311画像引用:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1598

Facebookのアプリ、メッセンジャーでもビデオチャット機能が追加されました。メッセンジャーの最大通話可能人数が50人と比べて、LINEでは200人もの人数と一度に通話できます。

これまで、LINE ニュースの情報はタイムラインタブに表示されていましたが、LINE ニュース用のタブが追加され移動し、これまでよりも情報量が多く、見やすさも向上しました。

■参照
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/51200/

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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