保存機能のアップデートで整理が可能に!Instagramのコレクション機能を徹底解説
2024/06/19
お気に入りの投稿を保存して、カテゴリーごとに分けることができるコレクション機能。今回は、使い方の手順や他サービスとの違い、企業に与える影響など詳しくご紹介します。
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※編集部注
2024年6月:最新情報をもとに加筆修正しました。
- ■目次
- Instagramのコレクション機能とは?
- Instagramのコレクションの使い方
- Instagramのコラボコレクション機能
- InstagramのコレクションとPinterestの違い
- Instagramのコレクションが企業に与える影響
- まとめ
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1.Instagramのコレクション機能とは?
Instagramのコレクション機能とは、写真や動画をブックマークして整理できる保存機能のことです。このコレクション機能で保存した画像や動画は本人しか閲覧できないもので、共有しないかぎり他ユーザーに見られることはありません。
2016年に保存機能が提供開始されましたが、この機能では保存したコンテンツをカテゴリー分けできませんでした。コレクション機能では、カテゴリーごとに自由に名前を設定することもできるためより見やすく管理できます。
2023年には「コラボコレクション」機能が導入され、保存した投稿を共有することで、共通の興味関心を通じて友達と新しい形でつながることができるようになりました。
2.Instagramのコレクションの使い方
それでは、コレクション機能の使い方を見ていきましょう。
まずは、保存する方法とその保存場所についてご紹介します。
手順1:保存したい任意の投稿の下部にある保存マークをタップするだけで画像や動画などの投稿を保存できます。
手順2:保存した投稿は、ホーム画面の右上にあるハンバーガーメニューから「保存済み」を選択しタップすることで確認できます。
ここには保存した時系列順に表示されます。
また、すでに保存してある投稿をコレクションに整理することもできます。
手順1:保存した投稿一覧の右上にある「+」をタップします。
手順2:コレクションしたい投稿を保存した一覧から選択し、右上の次へを押します。コレクションの名前を決め入力します。
手順3:コレクションの名前を入力後、右上の「追加」をタップします。
このように複数のコレクションを作ることで分かりやすくカテゴリー分けすることができます。
また、コレクション画面右上の「+」マークをタップすることで、すでに作成したコレクションに画像を追加したり、コレクションを削除したりと簡単に整理できます。
3.Instagramのコラボコレクション機能
友達とコレクションを共有できる「コラボコレクション」機能の使い方を解説します。
手順1:保存したい投稿の保存マークをタップします。
手順2:投稿を保存したいコレクションを選択します。ここでは新しくコレクションを作成するため「コラボコレクションを作成」をタップします。
手順3:「コレクション名」を入力し、「コラボレーション」をONにして、シェアする相手を選択します。画面右上の「保存」をタップすれば完了です。
上記の方法のほか、DM(ダイレクトメッセージ)で送信した画像をコレクションに追加することもできます。
コラボコレクションがシェアできるのは自分と相手の二人だけで、作成済のコレクションに友達を追加・削除することはできないのでご注意ください。
参考:保存機能をアップデート、友達とコレクションを共有できる「コラボコレクション」を導入
4.InstagramのコレクションとPinterestの違い
Pinterestとは、ネット上のWebサイトやPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービスです。同SNSでは、もっとも基本的な機能である「ピン」、「リピン」によってボードに写真をブックマークしていきます。
-
- ピン:Pinterest外Webサイトにある画像をお気に入り登録して自分のボードに収集すること
- リピン:他ユーザーが「ピン」してPinterest上に保存した画像を自分のボードにピンすること
このように、任意の投稿を自分好みに収集する点ではInstagramのコレクション機能と類似していることが分かります。しかし、細かな点で以下のような違いが見られます。
-
- Instagramのコレクション機能は他の人に見られることがないが、Pinterestのボードは他人も見られる
- Pinterestは「ピン」した際に自動でグルーピングがサジェストされるが、Instagramではサジェストされない
- Pinterestでは「ピン」した情報をもとに類似した「ピン」の提案をされるが、Instagramではされない
- Pinterestでは「ピン」した画像に対してアイディアを試してみた際の感想やコメントの記入欄があるが、Instagramにはない
このようにPinterestは、ひとつの好きなものをきっかけにより多くのものを発見しやすく、さらにそれを実際に「行動」につなげるという点で最適化されています。
一方、InstagramはあくまでSNSが軸になっており、コレクション機能は付加的な機能の段階であることが分かります。今後、InstagramもPinterestのようなサジェスト機能などを強化していく可能性があるかもしれません。
関連記事:
Pinterestとは?企業の活用法完全解説!使い方の基本や企業活用事例まとめ
5.Instagramのコレクションが企業に与える影響
コンテンツ賞味期限が長くなる
従来はタイムラインのフロー情報だったものが、コレクション機能の導入により保存されるようになります。そのため、魅力的なコンテンツを投稿してユーザーの反応が良ければ、ユーザーがいつでも見ることのできる状態で保存され、ユーザーの意識に残りやすくなるのです。
ほしいものリストになる
上記のとおり、今までのSNSはフロー情報であるため、その場で興味喚起はできても直接コンバージョンに繋げることは困難でした。
しかし、保存機能やコレクション機能が提供されたことにより「興味→保存→情報収集→コレクションした投稿の振り返り→アクション」のような流れで、アクションまでのプロセスをまかなうことができると考えられます。
また、現在でもInstagramのハッシュタグ検索は、購買意欲の高いユーザーの情報収集に使われています。さらに、ショッピングタグのついた投稿をコレクションすれば「ほしいものリスト」としての使い方も可能です。Instagramは「購買が生まれるSNS」となり、企業にとって非常に価値の高いSNSになるでしょう。
関連記事:
Instagram「ハッシュタグ」のすべて!ハッシュタグの付け方や重要性を完全攻略
6.まとめ
今回はInstagramのコレクション機能についてご紹介しました。
保存機能の提供開始からまもなくコレクション機能が追加され、企業にとってもユーザーに対して訴求しやすい状況が整ってきています。音源の保存や、ショップ昨日のアイテムの保存などコレクションできる種類も増えており、コレクションはその使いやすさをどんどん更新している機能です。
今後もさらなる追加機能などによって企業向けのSNSにアップデートされていくことが期待できます。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部