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2017.06.22

じつは激戦区?! 参考になる日本と海外大学10校のInstagramアカウント運用事例

2017年に入ってもユーザー数が着実に増加しているInstagramですが、今回は日本と海外の大学が運用するアカウントに注目。各大学はどんなふうにInstagramアカウントを使ってプロモーションしているのか、10校の最新事例を解説します。

2017年4月のInstagram公式発表によればMAU(月間アクティブユーザー)が7億人に達したInstagram。しかも新規ユーザーの増加スピードはこれまでで最速だったのだとか。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

こうした流れを受けて、Instagramアカウントを運用する企業が増えているのはご存知の方も多いのですが、大学のInstagramアカウントも増えています。

今回は、参考にしたい「国内外の大学の公式Instagramアカウント」の事例をご紹介します。

※紹介するInstagramアカウントのフォロワー・投稿頻度などの数値は2017年6月時点のものです。

    ■目次

  1. 大学がInstagramアカウントを運用?
  2. 大学のInstagram、コンテンツの基本パターン
  3. 海外の大学のInstagram公式アカウント事例5選
  4. 国内の大学のInstagram公式アカウント事例5選
  5. まとめ

1. 大学がInstagramアカウントを運用?

大学がInstagramアカウントを持っていると聞くと、意外だと感じる人もいるかもしれません。

じつは、大学とInstagramは非常に相性がいいんです。その理由を詳しく見ていきましょう。

①ターゲットが時間を費やしているのがSNSだから

大学にとって、少子化の進行はそのままマーケットの縮小を意味します。人気大学であっても優秀な学生を獲得するのは難しくなっており、学生獲得のためのマーケティング活動は欠かせません。そして、ターゲット層にアプローチするためには、ターゲット層が普段から時間を使っている場所で露出を獲得していく必要があります。それがSNSなのです。

大学を選ぶ年代といえば高校生が中心、つまり15から18歳のハイティーンです。2016年8月に発表された、総務省の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、10代、20代の若年層はテレビよりもインターネットを利用している時間が長く、さらにインターネット利用時間に占めるSNS利用時間の割合が10代では58%、20代でも46%となっています。

元々この世代はデジタルネイティブで、情報収集は基本的にインターネットを使い、SNSも身近な存在です。つまり新入生の勧誘、現役大学生へのPRにはSNSが効果的なのです。

②大学にはインスタ映えするフォトジェニックな素材があるから

大学は歴史がある校舎や広いキャンパス、モダンな建築など、フォトジェニックなスポットが多くあります。季節によって行事も多く、Instagramで映える写真の素材の宝庫といえます。

③Instagramは炎上しにくいから

日本で若者の利用が多いとされるTwitterと比較すると、Instagramは炎上しにくいSNSです。拡散機能が弱いために情報が拡散しにくい上に、ユーザーもおしゃれなものを求めているため、炎上を好みません。プラットフォームの文化的に炎上しにくいため、炎上に対する不安が強い企業・団体でもアカウント運用に乗り出しやすいといえます。

④海外向けのアプローチもしやすいから

少子化が進む日本のマーケットは縮小しているので、学生数を確保するためには留学生へのPRも重要な要素です。

海外へのアプローチという点で、写真ベースのInstagramは海外ユーザーにも届きやすく、ハッシュタグを使えば海外ユーザーへのリーチやフォロワー獲得も期待できます。

2. 大学のInstagram、コンテンツの基本パターン

大学のInstagram投稿パターンは比較的限られており、ほとんどがキャンパスの風景写真か、学生などの人物写真の2つに分類できます。フォトジェニックな素材があるからこそ、表現はシンプルなものが多いようです。これらの投稿の組み合わせで、各大学が特色を出しています。

①キャンパスの風景

キャンパス内の建物をさまざまなアングルから切り取ったものや、季節感ある情景、過去の写真と比較して時代感が分かる写真など、フォトジェニックな風景写真。

②人にフォーカス

在学生や卒業生、教授など人材にフォーカスしたもの。特定の部活動の部員をフィーチャーしたり、卒業生の活動内容をレポートするなど、見せ方はさまざまです。

3. 海外の大学のInstagram公式アカウント事例5選

事例1:ハーバード大学

https://www.instagram.com/harvard/

アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジにある超名門私立大学のハーバード大学です。フォロワー数は44万1,000人で、投稿の頻度は1日1回程度で運用しています。

人にフォーカスした投稿が圧倒的に多く、学生や教授などのストーリーを紹介する投稿が多用されています。

投稿のポイント

 

Eager to take advantage of the resources she wouldn’t have access to in her native Zimbabwe, Julia Grotto ’17 took every opportunity to explore her interests, becoming the program leader for Dreamporte, a campus kindness ambassador of Harvard College Faith in Action, and a research assistant with a graduate student’s project developing 3-D printed lithium-ion batteries.⠀ ⠀ This spring, she is a teaching fellow for an electricity and magnetism class; meanwhile, she looks into graduate programs that focus on engineering design. She hopes to combine science, art, and service in a career and perhaps return to her beloved Zimbabwe someday. “I was extremely fortunate to be able to come here,” she said of Harvard. “Everyone should be able to have that accessibility to effective education.”⠀ ⠀ #Harvard #Harvard17

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授業を受け持ちながら奨学金をもらっているジンバブエ出身の大学院生のジュリアは、ハーバードで学ぶ機会を得られたことを非常に幸運な経験といい、ハーバードではだれもが効果的な教育を受けていると語っています。

ハーバード大学は名門校であり、授業料が高額な大学としても知られていますが、在籍する全ての生徒が富裕層の出身でないというPRになります。

 

Growing up between Lawrence, Kansas, and Seoul, South Korea, gave Jisung Park different and distinct insights into how humans and nature intersect. Park recalls as a young boy spending every waking hour exploring the Kansas outdoors. Still a youngster when he moved to Seoul, living in its dense, urban environment revealed the toll that industrialization exacts on air and water quality.⠀ ⠀ “I was always acutely aware of how human beings and society both affect and are affected by the natural environment,” said Park, who will graduate in May with a Ph.D. in economics from the Harvard Graduate School of Arts and Sciences. “Through experiencing the diversity of living in such different places, I grew to appreciate how much commonality there is in the basic humanity that we share.”⠀ ⠀ #Harvard #Harvard17

A post shared by Harvard University (@harvard) on

ジヨンはカンザス州ローレンスと韓国ソウルで育ち、環境の多様性を自身が体験してきた中で、人間と環境や社会の関連性に興味を持ち学んできたと話しています、彼は5月に博士号を取得したのだそう。

アメリカのアイビーリーグと呼ばれる名門大学にアジア系は入学しにくいと言われる中で、アジア系の学生にもアピールできる投稿です。

事例2:アデレード大学


https://www.instagram.com/uniofadelaide/

こちらはオーストラリアの歴史ある公立大学アデレード大学です。フォロワー数は1万5,000人、投稿は不定期で最近では1週間に2回程度投稿しています。

アデレード大学もノーベル賞受賞者を複数輩出する名門校。キャンパス風景の季節による移ろいや、人にフォーカスした切り口でのキャンパスイベントの投稿が多く見られます。

投稿のポイント

 

To all of our mums, including our graduating mums and mums of graduates: Happy Mother’s Day!

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こちらは母の日の投稿です。卒業式にお母さんと一緒にとった記念写真、お母さん学生が卒業した写真がずらっと動画にまとめられています。こういった投稿があると、校風に親しみが湧きます。

 

& ! Wow: Alina and Miles, new graduates and now also newly engaged! Congratulations to the happy couple. #UAgraduations

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卒業と同時にプロポーズする学生の様子が投稿されています。きっとこの2人は充実した大学生活を送ったのだろうと思うと同時に、アデレード大学への好感度も上がってしまいます。

事例3:ケンブリッジ大学


https://www.instagram.com/cambridgeuniversity/

 

こちらはイギリスのケンブリッジにある超名門大学のケンブリッジ大学です。フォロワー数は19万6,000人、投稿数は多く1日に複数回投稿しています。

歴史ある高度なレベルの教育機関として知られている同大学ですが、キャンパス風景のかっこいい写真やきれいな風景写真が多く、アカウント以外のユーザーからの写真も Photo by @XXXと表示して投稿しています。

投稿のポイント

 

キャンパス内をあるくかわいい鳥たちの画像です。ほっこりする風景ですね。

ちなみに内容は、大学のSNS関連の調査に参加して欲しいという依頼の投稿です。謝礼としてAmazonの50ポンド商品券も当たるとか。SNSという場だからこそ、こういった投稿もできるのでしょう。

 

こちらがほかのユーザーが撮影したトリニティカレッジの写真をリポストしているもの。

正確な関係性は不明ですが、写真を引用されているユーザーのプロフィー欄に「Cambridge (UK) photo-diarist.」と書かれているので、特定の専属のInstagramカメラマンのようなユーザーがいるのかもしれません。自分たちで写真素材を集めるのが難しい場合、こういった外部のプロの協力を得るのも賢い選択です。

事例4:ジョージア大学

https://www.instagram.com/universityofga/

こちらはアメリカで最初の州立大学として設立されたジョージア大学です。56万9,000人のフォロワー数で、投稿は不定期。一日に数回投稿される日もあればまったく投稿されない日もあります。

投稿内容は風景写真もあれば、人物やユーモアのあるオフショットの類いもあります。

投稿のポイント

 

How campus changes in a season: this photo was taken from the same place every Friday during the spring semester. (: Madi DiPietro)

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キャンパスを金曜日ごとに撮影した写真を加工したもの。このように技術的にユニークな加工をした写真はユーザーのいいねが多くなるようです。

 

Happy #NationalHighFiveDay, Bulldogs!

A post shared by University of Georgia (@universityofga) on

ジョージア大学のマスコット、ブルドッグのHairy Dawgがハイタッチしている投稿。Hairy Dawgは全米で知られる人気のマスコットです。日本でゆるキャラが人気なのと同様、マスコットやキャラクターが人気を得るのは万国共通のようです。

事例5:アリゾナ州立大学

 

https://www.instagram.com/arizonastateuniversity/

こちらはアメリカのアリゾナ州テンピにあるアリゾナ州立大学のアカウントです。フォロワー数は56万9,000人、投稿の頻度は不定期で1週間から10日ほど間が開くこともあります。

投稿の基本は風景写真やイメージフォトが多く、動画の投稿もあります。大学のテーマカラーのエンジと黄色を使って、プロフィールページに統一感を出しています。

投稿のポイント

 

Congratulations graduates! #ASUgrad

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卒業式という大学生活のもっとも大きなイベントの投稿です。こちらも大学のテーマカラーエンジと黄色が映える写真が使われています。

 

❤️ the creativity of our #ASUgrad students! Check out our “Class of 2017 Mortar Boards” Facebook album for more great examples!

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アメリカの大学では卒業式のキャップをカスタマイズする習慣があるようで、キャップを撮影した写真はほかの大学でも多く見られました。この投稿のようにスライドショーにしてあると、よりユーザーの目を引けそうです。

卒業や将来への希望を込めてカスタマイズされている様子をみると、卒業を迎えられた喜びが伝わって、思わずいいねを押したくなります。

4. 国内の大学のInstagram公式アカウント事例5選

事例1:立教大学

https://www.instagram.com/rikkyouniv/

こちらは立教大学のアカウントです。フォロワー数は3,000人、投稿は1日1回程度の頻度で運用されています。

風景写真の投稿が中心ですが、大学のイベントや注目の出来事は動画でも投稿されます。テキストは日本語と英語を併用しているのも特徴的です。

投稿のポイント

 

立教大学の池袋キャンパスにあることで知られる「鈴懸の径」の投稿です。立教大学をまだ見ぬ受験生や留学希望の海外学生が憧れそうな美しいキャンパスの写真ですね。

 

こちらは大学内の写真サークルからの寄稿写真です。サークルと大学のアカウントの連携が図られていることが分かります。

事例2:慶応義塾大学

https://www.instagram.com/keio_university/

こちらは慶應義塾大学が運用するInstagramアカウント。フォロワー数は1,932人、投稿頻度は1日1回程度です。

投稿は全て英語で行われおり、投稿している写真も海外を意識した素材が中心のアカウントです。

投稿のポイント

 

こちらのように、#keio_insta_crewというタグでポストされた大学関連の投稿の中から、大学のアカウントにリポストしている投稿も見られます。留学生がタグを使ってポストするケースが多いようです。

 

直接大学のことに触れず、日本で体験できることや日本文化を紹介する投稿も多く見られます。

事例3:早稲田大学

https://www.instagram.com/waseda_university/

こちらは早稲田大学のアカウントです。フォロワー数は3,332人、投稿頻度は不定期で、連日投稿されることもあれば、1週間ほど空くこともあります。

早稲田大学のアカウントも慶応大学のアカウントと似たタイプで、投稿は英語を使いInstagramアカウントは海外向けと位置付けて運用しているようです。それぞれの写真に統一感が出るよう同じようなフィルタ加工がされていて、プロフィールページはおしゃれな雰囲気を醸し出しています。

投稿のポイント

 

1,300-year-old Shiofune Kannon-ji Temple #tokyo #shiofunekannonji #temple

A post shared by Waseda University (@waseda_university) on

早稲田大学も日本文化や近隣エリアの情報を投稿しています。季節のある投稿も多く、インスタ映えします。

 

早慶戦の応援の様子を撮影した写真です。イギリスのオックスブリッジのようなライバル関係が日本の大学にもあるという、特有の大学文化を知ってもらうには絶好のチャンスかもしれません。

写真には、早稲田大学だけではなく、慶應義塾大学のアカウントもタグ付けされています。

事例4:青山学院大学

https://www.instagram.com/aoyamagakuinuniversity/

こちらは青山学院大学のInstagramアカウントです。フォロワー数は1,305人、投稿頻度は1日1回程度で、2017年の5月から運用を開始した新しいアカウントです。

投稿のテキストは日本語と英語を併用しており、写真や動画の雰囲気からも国内外区別なく対象とした運用方針を採っているようです。分割投稿や、自然光を取りこんださわやかな風景写真が多く、プロフィールページからも大学の校風が伝わります。

投稿のポイント

 

投稿テキストは2ヶ国語を併用しているのですが、単純に同じ内容を2言語で投稿しているわけではなく、表現を工夫しているようです。

 

こちらは分割投稿の1枚です。分割の具合によって葉っぱだけになってしまっている画像もありますが、「#9分割」「#分割アート」などのハッシュタグを付けているので分割投稿だということもわかりやすく、ついプロフィールページを見たくなってしまいます。

事例5:法政大学

https://www.instagram.com/hosei_university/

法政大学のInstagramアカウントです。フォロワー数は629人、投稿の頻度は不定期で1週間に1、2回程度です。

風景やキャンパス内の写真と、部活やマスコットキャラクターの写真投稿が中心です。

投稿のポイント

 

日本の新年には欠かせない箱根駅伝の成績を、選手の写真とともに投稿しています。応援への感謝や選手の実直な走り姿に好感が湧きます。

 

#法政 #大学 #hosei #university #えこぴょん #サッカー #football #hoseiorange

A post shared by 法政大学 Hosei University (@hosei_university) on

大学のマスコットキャラクターのポストです。海外の大学でも見られたように、かわいいマスコットは人気を集めやすいようです。

5. まとめ

一括りに大学のInstagramアカウントといっても、大学の特徴によって、さまざまな投稿が見られます。

諸外国の大学アカウントを見てみると、自分では思いつかないようなアイデアを得られるのでお、ぜひいろいろと探してみてください。

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