X(Twitter)アンケート機能とは?活用事例とリード獲得につなげる実践的なコツ

2025/08/31

X(旧Twitter)のアンケート機能は、ユーザー参加型の投票を通じて関心やニーズを収集できる有用な仕組みです。

本記事では、X アンケート機能 活用事例に触れつつ、基本仕様や有料/無料の違い、PC/スマホでのやり方、リード獲得に直結させる設計と集計の型までを実務目線で解説します。

本記事は企業のSNSマーケティングを包括的に支援をしているガイアックスが解説しています。運用実績10年以上、大手企業を中心に累計1,000社以上の運用実績があります。

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X(Twitter)のアンケート機能とは

        

このセクションでは「何ができるか」「どこまで分かるか」を明確にし、運用時の疑問を解消します。

仕様を正しく押さえることで、投票率やクリック率の最大化だけでなく、結果の解釈と次アクション設計がぶれなくなります。

基本仕様

X(Twitter)のアンケート(投票)機能の基本仕様は以下の通りです。

項目 内容
最大選択肢数 4択まで設定可能
投票期間 5分〜7日から選択
匿名性 誰がどの選択肢に回答したかは分からない
添付可否 アンケート投稿に画像や動画は添付不可(通常投稿との併用で対応)
結果表示 リアルタイム集計/終了後に割合と総投票数を表示

まれに「反映されない・できない」と感じる事象があります。改善手順を順に試すと解決しやすく、投稿直後は表示と票数の推移を必ず点検すると安心です。

  1. アプリを最新版に更新する
  2. キャッシュを削除する
  3. 通信環境を確認する
  4. 端末を再起動する
  5. PC版から再投稿を試す

有料/無料の違い

アンケート機能そのものは無料で利用できます。有料プランとの差はリーチとターゲティングにあります。各メリット・デメリットを紹介します。

メリット(広告配信を活用する場合):
フォロワー外の見込み層にも到達できる
投票からプロフィール遷移・LP訪問までの導線を拡張できる
投票行為をそのままリード獲得施策の起点にできる

デメリット(無料運用のみの場合):
到達範囲がフォロワーに限定される
新規リード獲得が難しい
認知拡大や母数増加の効果が限定的

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X(Twitter)アンケートのやり方【PC&スマホ】

ここではPCとスマホそれぞれの作成フローを整理します。操作の迷いをなくすことで作業時間を短縮し、公開タイミングや文面の精度にリソースを割けるようになります。

PCでの作成手順

  1. 投稿画面を開く
  2. 入力欄下のグラフアイコン(アンケート)をクリック
  3. 質問文と最大4つの選択肢を入力
  4. 投票期間(5分〜7日)を設定
  5. プレビューで誤字や選択肢の順序を確認して投稿

PCは視認性が高いため、改行や表記ゆれを点検しやすい点がメリットです。

スマホでの作成手順

  1. アプリの投稿画面を開く
  2. アンケートアイコンをタップ
  3. 質問文と選択肢を入力
  4. 投票期間を設定して投稿

スマホは移動中の即時投稿に適しますが、画面が小さいため選択肢は短く簡潔に整え、投稿後は表示と票数の反映を必ず確認しましょう。

X(Twitter)アンケートをリード獲得につなげるコツ

このセクションでは、投票を「面白いネタ」で終わらせず、確実にプロフィール遷移やLP、資料DLへ導く設計を解説します。

KPIの型を決めて集計・解析を回すことで、次回の改善点を定量的に特定できます。

LP/資料DLへのCTA設計をする

投票直後は関心が最も高い瞬間です。投稿内に「詳しくはプロフィールのリンクへ」と明記し、プロフィールの先頭リンクをLPや資料DLに合わせます。

選択肢の文言はLPの訴求点と対応させると自然な導線になります。例として人材サービス企業なら「転職で重視するポイントは?」の投票に合わせ、選択肢ごとに最適な資料(キャリア設計ガイドなど)を提示するとCVにつながりやすくなります。

ポイント: プロフィールのリンク先は常に最新のLPや資料DLページに設定し、投票直後の関心を逃さないようにしましょう。

KPIと集計を行う

測定指標は投票率、CTR(投票後のリンククリック率)、プロフィール遷移率、CVRを基本にします。

投票テーマ別に集計し、「反応が高いテーマ」「クリックにつながる表現」「CVまで伸びる訴求」を分解して解析すると、次回の設計が明確になります。

KPI指標 意味 改善の着眼点
投票率 投票数 ÷ インプレッション数 「面白い・参加しやすい」テーマ設定、4択の差別化
CTR 投票後のリンククリック数 ÷ 投票者数 投稿末尾とプロフィールのCTA整合、結果文面とLP訴求の一致
CVR 資料DLや問い合わせ数 ÷ クリック数 LPのファーストビュー最適化、選択肢連動の見出し設計
  • 投票テーマごとに反応の高さを比較する
  • クリックにつながる表現を抽出する
  • CVに至る訴求点を明確化する

広告やキャンペーンと連携させる

広告配信で見込み層に到達すると、投票の絶対数と新規リードの割合が伸びやすくなります。イベント集客では「参加したいセッションはどれ?」の投票を広告配信し、結果と紐づけて申込導線を提示すると、投票がそのまま行動につながります。

メリット:
新規リード獲得がしやすい
投票数の母数を増やせる
イベントやキャンペーンの集客効果が高まる

デメリット:
広告費用が発生する
広告設計が不十分だとCVにつながらない
フォロワー分析だけでは得られないデータが増え、運用負荷が高まる

X(Twiter)のアンケート(投票)機能活用事例

ここからは、X(Twitter )のアンケート機能を実際に活用した事例をみてみましょう。

ぜひ、自社のプロモーションの参考にしてください。

事例1:LDK編集部

https://twitter.com/hello_ldk/status/1656887602811899905

インテリアや食、お金など、生活に密着した幅広いテーマを扱う女性向け雑誌LDK。X(Twitter)のアンケート機能を使ってレジャーと紫外線についての調査をしています。気軽にユーザーの意識や考え、ニーズなどを調査できるのが、アンケート(投票)機能の魅力の一つです。

事例2:ライジングゼファーフクオカ

https://twitter.com/rz_fukuoka/status/1648275691832737793

ライジングゼファーフクオカは、福岡を拠点に置くプロバスケットボールチームです。その公式アカウントでは、ファン感謝祭の実施内容を決めるための調査にアンケート(投票)機能を使っています。ファンの要望がチームに届くことにより、ファン感謝祭の満足度を上げる効果が期待できます。

事例3:Saturday Junction

https://twitter.com/SaturdayJCT/status/1659382105271590912

京都大阪神戸のFM3局共同制作のラジオ番組、Saturday Junctionでは、放送予定の番組テーマについてのアンケートを行っています。アンケートの投票だけではなくコメントも多数寄せられていて、ユーザーとのコミュニケーションの活性化を図っています。このように、番組テーマについてのアンケートを実施して、ユーザーと交流をしているラジオ番組は他局にもいくつかあり、それぞれが番組作りに活用しているようです。

事例4:資生堂 ShiseidoCo.,Ltd.

https://twitter.com/SHISEIDO_corp/status/1658713963050438656

大手化粧品会社の資生堂はユーザーにお肌の悩みのアンケートを実施し、投票結果で最も多かった悩みを解消するための商品の紹介へとつなげています。アンケートからユーザーの興味や関心をリサーチすることにより、効果的な投稿ができるという事例となっています。

事例5:ケンタッキーフライドチキン

https://twitter.com/KFC_jp/status/1659069441492258816

大手ファーストフードチェーンのケンタッキーフライドチキンは、毎年端午の節句に登場する武者カーネルの写真を載せて、ユニークな人気投票を実施しています。イベントを周知するとともに、リサーチ目的というよりも参加型コンテンツとしてユーザーに楽しんでもらうためのアンケートと言えるでしょう。

事例6:リュリュらび【RyuRyumall公式】

https://twitter.com/RyuRyumall_net/status/1655728451150835714

レディースファッション通販サイトのリュリュモールの公式アカウントが実施したアンケートは、回答だけ見たいという選択肢を入れることにより、さまざまなユーザーが参加できるようになっています。2023年5月時点のテレワークの状況を調査するアンケートですが、テレワークができない職種のユーザーもいることが想定されています。

事例7:クックパッドニュース

https://twitter.com/cookpad_news/status/1657198483580014594

日本最大のレシピサイトであるクックパッドの、食や料理に関するニュースを配信するアカウントです。ユーザーがよく行くコンビニがどこかという調査ですが、4番目のその他の選択肢に、コメントで教えてと書かれています。このようにその他の選択肢をうまく活用することで、選択肢以外の回答がコメントに書き込まれ、ユーザーの具体的な考えや別の視点の意見が得られる可能性も秘めています。

まとめ|X(Twitter)アンケートを上手に活用しましょう

Xのアンケート機能は無料で使え、企業の声集めとエンゲージメント向上に役立ちます。

仕様とやり方を押さえ、CTAとKPIの型を整え、必要に応じて広告連携を組み合わせれば、投票率やCTRにとどまらず、資料DLや問い合わせまで成果を伸ばせます。

サブテーマ選定と4択設計を工夫し、集計と解析で学習を重ねることがリード獲得の近道です。

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