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2020.05.27

分かりづらい「クラスタ」と「コミュニティ」の違い。マーケティングに役立つ用語解説。【書き起こし】

クラスタとコミュニティの違い

どうも、ガイアックスの重枝です。今回は「コミュニティ」と「クラスタ」の違いについてお話ししたいと思います。

ソーシャルメディアマーケティングの分野では、コミュニティやクラスタという言葉がよく使われます。どちらも多くの人が便利に使う言葉です。しかも両者は混同されることが多く、私のような正確なコミュニケーションを取りたいマーケターにとっては悩ましい事態を引き起こすことがあります。

今回はクラスタとコミュニティの違いをはっきりさせ、マーケティングに役立つ話をしていきます。

※本記事は「ガイアックス ソーシャルメディアラボ」の公式YouTubeチャンネルで配信した内容を書き起こしてまとめたものです。

1. 「クラスタ」と「コミュニティ」の違い

どちらも「人間の集まり」を指すマーケティング用語

クラスタとコミュニティは人間の集まり

コミュニティとクラスタが意味するのは、どちらも人間の集まりです。その違いを説明すると、まずコミュニティは、たとえば家族地域など、「がある」という点が特徴です。さらにいうと、コミュニティでは趣味・嗜好がバラバラの人たちが集まった場合も絆が生まれます。

コミュニティ

どういうことかというと、「父(趣味/パチンコ)」、「母(趣味/バイオリン)」、「兄(髪型/モヒカン)」、「姉(髪型/ソバージュ)」という特徴を持つ家族がいるとします。それぞれの趣味や嗜好が違う人たちが集まっていても、そこには家族という絆があるのです。

家族は一緒に暮らしていて、愛し合っていて、コミュニケーションを取っていて、お互いに助け合っています。コミュニティはもともと自分たちがサバイブするためにできあがった集団を指して、いい始めたのだと私は考えています。

言葉の起源に関しては色々な説がありますが、マーケティング用語としては、いわゆる共同体として「コミュニティ」という言葉が使われています。

クラスタ

一方クラスタはもっと単純に、絆などは関係のないまとまりのことを指します。絆がないのに、なぜまとまりができるのか。それはお互いに似ているからです。たとえば、サッカークラスタ・野球クラスタ・ガンダムクラスタといった感じで、共通の趣味を持つ人の集まりを形成します。

共通の趣味を持っているからそれぞれが情報を発信しているうちに、いつのまにかコミュニケーションが生まれ、同質性があるからクラスタになっていくのです。このように、ある意味勝手にできたまとまりのことをクラスタというわけです。

2. 機能も全く異なる二つの言葉

コミュニティとクラスタには、このような意味の違いがあります。そして、意味に加えて機能も全く異なるのです。まず、コミュニティはお互いに助け合う存在で、ある程度継続的なつながりが想定されます。

たとえばマーケティングだとCRM など、顧客とのつながりを保つツールで管理されるものです。

その製品のファン同士が助け合うとか、お互いに使い方を説明・紹介し合う。そのようなコミュニケーションがコミュニティになっていくわけです。

一方で、クラスタの場合は、お互いが助け合うことはありません。だから何か新しい製品を売ろうという時には、クラスタを狙った方がいいのです。

「この製品はこういう性質があるからこういう好みを持った人達に受けるはずだ」と仮説を立てる時はコミュニティではなく、クラスタに向けて情報発信をしていくほうが有効です。うまくいけば製品のファンを獲得できるでしょう。

コミュニティ化

また、Aクラスタ・Bクラスタ・Cクラスタといった形で、それぞれが違う軸で商品を好きになった人たちが、クラスタの違いを乗り越えて集まることもあります。その集団は互いに助け合うにようになり、コミュニティ化していくのです。これを意図的に目指すのがコミュニティマーケティングです。

最初の段階では、「その人が何を好きか」、「どういうものに興味関心があるか」をイメージし、クラスタとして狙っていくほうがいいわけです。結局私たちは一人では何もできないので色々な集団になって社会活動をしていくわけですが、その集団がクラスタなのかコミュニティなのかで機能や役割が違ってきます。

一つの目的に向かって協力し合う集まり

一方で、「集団」を意味するものとして、組織やチームといった言葉もあります。こういう言葉はマーケティングの対象を指す言葉かというと、また別です。

具体的には、「チーム」という言葉の定義は「一つの目的に向かって協力し合う集まり」です。たとえば「マーケティングのチーム」は、自社商材を多くの人に届ける、という共通の目標があります。

チーム

今日学んだ用語を一つの例として使ってみると、こうなります。

まず「チーム」を作って、共通の目標を設定する。次に目標達成に向けて、まずは認知を広げるために「クラスタ」を狙う。クラスタをある程度攻略できたら、その製品のファンを作り出していく。最終的に、さらに継続的な販売ができるファンを集め、「コミュニティ」を作るという流れです。

時には、クラスタとコミュニティは明確に分けられるものではないという場合もあります。コミュニティの中に、クラスタ的な側面もあります。たとえば、家族というコミュニティでも趣味が似ていることもあるでしょう。

お父さんもお母さんもパチンコが好きだったことがきっかけで、仲が深まり結婚する場合もあるというイメージです。こんなふうにクラスタとコミュニティがかぶる可能性もあります。そのあたりは一部グラデーションになっていますが、それぞれの機能が違うので、やはりはっきり分けておくべきです。

フェーズフェーズでその集団の意味を使い分けて、色々なマーケティング活動をやったほうがいいのではないかと私は考えています。

3. 最後に

本記事の内容は「ガイアックス ソーシャルメディアラボ」の公式YouTubeチャンネルでも配信しています。

同チャンネルではSNSマーケティングの基本から、世の中で話題のケーススタディを取り上げて分かりやすく解説しています。ぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

この記事を書いた人:重枝義樹

重枝義樹 マーケター。ソーシャルメディアマーケティング事業部副部長。ガイアックスでは大手企業、官公庁中心にソーシャルメディアマーケティングの支援を行う。ガイアックスでの5年に及ぶ経験をもとに、本気でソーシャルをやりたい人のためにSNS禁止のガチ勉強会も行う。

■ガイアックスのコンサルティング、運用代行サービス

■重枝のTwitterアカウント



この記事を書いた人:重枝義樹
重枝義樹 マーケター。ソーシャルメディアマーケティング事業部副部長。ガイアックスでは大手企業、官公庁中心にソーシャルメディアマーケティングの支援を行う。ガイアックスでの5年に及ぶ経験をもとに、本気でソーシャルをやりたい人のためにSNS禁止のガチ勉強会も行う。

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