Facebookにおけるハッシュタグの運用法とInstagram・X(Twitter)との違い
2015/05/19
X(Twitter)から始まったハッシュタグ(#)。昨今勢いづくInstagramでは投稿にハッシュタグを必ずつけなければならないこともあり、一気に周知が深まった印象があります。
Facebookでのハッシュタグ利用は2013年6月に始まりましたが、X(Twitter)やInstagramに比べるとまだまだユーザーは少ないようです。
ハッシュタグ自体の認知度上昇に呼応して、今後Facebookでもハッシュタグ利用が進む可能性を秘めています。
そこで今回の記事では、改めてFacebookでのハッシュタグ運用についてまとめておきたいと思います。
■ハッシュタグの入力方法
投稿にハッシュタグを記載するには、半角で「#」と入力し、続けてハッシュタグに設定したいワードを入力するだけで大丈夫です。
投稿に記載されたハッシュタグをクリックすることで、同じハッシュタグのついた投稿をまとめて閲覧することができます。
集まった投稿は時系列ではなく、Facebookのアルゴリズムによって並べ替えられるのがポイントです。
■ハッシュタグに使うべきワード
ハッシュタグに向いているキーワードは、大きく3つに考えられます。
・一般的な名詞・固有名詞
#料理、#旅行、#ドライブ、#ドラマなど
・特定のブランド・サービス・商品名
「#コーヒー」ではなく「#starbucks」、「#ニュース」ではなく「#nhk24」、「#ゲーム」ではなく「#パズドラ」など
・トレンド
季節のイベントや恒例行事、時事ネタなど
■ワード選びのテクニック
できるだけユーザーに想起されやすいワードを設定したほうが、当然ながら検索される可能性は高まります。
少しワードが違うだけでも別のハッシュタグ扱いになってしまうため、桜開花情報であれば、#桜 #開花 #花見などと分けるのもあります。
■ユーザーにメリットを提示できるハッシュタグとは
ユーザーはクリックするメリットを感じなければ、決してハッシュタグをクリックしません。
それでは、ユーザーにメリットを提示できるハッシュタグとはどんなものでしょうか。3つ挙げてみました。
・リンク先を想像しやすく、クリックする抵抗の少ないハッシュタグ
#桜開花情報
#花火大会
#バレンタインチョコ
#ハロウィンコスプレ
・明確にメリットがあるとわかるハッシュタグ
#二日酔い対策
#ニキビケア
#ヘアアレンジ解説
#地震速報
・具体的な地名・場所を混じえた、想起しやすいハッシュタグ
#ハワイ便予約状況
#◯◯試写会情報
#USJフォトレポート
■X(Twitter)・Instagramでのハッシュタグとは、使い方が違う?
X(Twitter)・Instagramのハッシュタグと、Facebookのハッシュタグでは、その使い方に明らかな違いがあります。
例えばX(Twitter)ではネタ系のハッシュタグが多く、Instagramではそもそもハッシュタグをつけなければ投稿できない仕組み上、とにかく多くのハッシュタグをつける傾向にあります。
しかし、Facebookではシンプルでわかりやすいハッシュタグを、少数つけるのが好まれます。Facebookでは宣伝っぽく見える投稿は極端に嫌われてしまうため、あまりにも「押して押して!」PRが酷いと、逆効果になってしまうため、利用のし過ぎには気をつけてください。
現状では、まだまだFacebookでのハッシュタグ利用は活発であるとは言えませんが、今後流行の可能性はあります。今のうちにハッシュタグの効能について理解しておき、いつでも使えるようにしておきましょう。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部