その手があったか!発想が参考になるFacebookプロモーション事例13選[海外&国内]と、企画で押さえるべき4つのポイント

2012/04/10

海外&国内のFacebookキャンペーン&プロモーション事例

Facebookを使ったキャンペーンやプロモ―ションに困っていませんか?

「Facebookをプロモーションに組み込みたいが、どう活かせばいいのかわからない。」という思いを抱いている方も多いでしょう。

そういった方々向けに、今回は発想がとても参考になるFacebookプロモーション事例を10個ご紹介します。

Facebook活用が盛んな海外において、ファンを上手く巻き込めている、伝えたいメッセージを効果的に発信できている、といった事例ばかりです。

インスピレーションが刺激される事例ばかりなので、ぜひ皆さん参考にしてみてください!

    ■目次

  1. 「いいね!」に一風違ったインセンティブを与える/BMW
  2. イベント会場の盛り上がりを利用する/Coca-Cola
  3. 座席の顧客情報をSNSを使ってオープンにする/KLM
  4. SNS上の他人と現実でプレゼント交換し合う/ハイネケン
  5. Facebookのインターフェースを活かす①/Israel Anti-Drug Authority
  6. Facebookのインターフェースを活かす②/Saturn
  7. アナログのプロモーションのPRにFacebookを使う/Anthon Berg
  8. プレゼント内容をファンに選ばせる/Volkswagen
  9. 突拍子もないクイズをやる/LG Electronics
  10. リアルとデジタルの融合を追求する/P&G
  11. 360°動画で没入感を高める/ジャック・ダニエル
  12. 似顔絵ジェネレーター&ギフトボックスで世界観を表現/マジョリカマジョルカ
  13. 診断コンテンツでブランドを自分事化させる/uno
  14. まとめ

1.「いいね!」に一風変わったインセンティブを与える/BMW

ファンになって、火をつけて、カントリーマンをゲットしよう!

BMWのブランド「MINI」が新規ファン獲得を狙って行ったキャンペーンです。

企画の趣旨としては、「いいね!」をクリックしてファンになると、”車を結んでいるロープに火をつける権利”を得られるというもの。

同社はまず野外になだらかなスロープ付きの特設ステージを設け、その斜面上に車を設置、すべり落ちないようロープで固定した状態で静止させました。

ファンとなった人はこのロープに、数秒間遠隔操作で火をつけることができ、運よくロープを焼き切ったファンには滑り落ちた車がプレゼントされます。

よく見られる「いいね!」にインセンティブを持たせる形ですが、他とは一味違ったユニークな企画になっています。

キャンペーンに遊び心を持たせる

このキャンペーンに特徴的なのが「遊び心」を持たせるという点。さらに企画内容をリアルな場と混合させたことも重要なポイントです。

Facebookページのキャンペーンというと、全ての行程をオンライン上だけで済ませてしまうものが多いのですが、オフラインの場での出来事を組み込むことで、よりリアルタイム感を演出することができます。

ファンはより一層ドキドキやワクワクといった気持ちを抱きながら、キャンペーンに参加することができ、結果インパクトの強い企画となったのではないでしょうか。

2.イベント会場の盛り上がりを利用する/Coca-Cola

夏の思い出はコカ・コーラとともに

イスラエルのコカ・コーラが主に夏盛り上がるスペース(遊園地、ライブ会場、プールなど)で、若者をターゲットとして行ったキャンペーンです。

それぞれの会場にはユーザーの写真を自動でFacebookで共有してくれる、『フェイスルック・マシーン』という端末を設置しました。

ユーザーは端末に自分の顔を登録するだけで、その時の写真とコメントを加えて自分のウォールに投稿することができます。

また各端末の付近のアトラクションの情報や写真なども、自分の顔写真と共にシェアすることができます。

リアルな場の盛り上がりを利用する

一見ただのシェア機能搭載のマシーンのようですが、ここでは”その場の盛り上がり”を上手く利用している点がポイントです。

具体的には、イベント会場などに足を運んで、「テンションが上がっている若者集団」がターゲットです。

日常では使いそうもない機会でも、気分が高揚している時ならば話は別で、その日の記念にと人々の参加障壁は格段に下がります。

まさにリアルなつながりを再現したFacebookを、見事に活用したキャンぺーンと言えるでしょう。

3.座席の顧客情報をSNSを使ってオープンにする/KLM

ソーシャルメディアと連携させた座席予約システム

KLMオランダ航空の行った新しい座席予約システムで、インターネットから予約する際に、FacebookやLinkdInのプロフィールを一緒に登録するというシステムです。

後から座席を指定するお客さんは周りにどんな人がいるかを事前に把握することができ、趣味が一致しそうな人や、興味がある人の隣を選んで予約することも可能です。

普段クローズドなところをあえてオープンに

座席予約システムにSNSを組み込むという非常にシンプルなものですが、SNSの本質はそのオープンさにあります。

飛行機を利用する際に、自分の周囲を気にしたことのある方も多いと思いますが、この事例では本来クローズドな情報をあえて公開することで、空の旅に違った楽しみを持たせようという試みに見えます。

4.SNS上の他人と現実でプレゼント交換し合う/ハイネケン

プロモーション用Facebookアプリ『BeerFriender』

ビールメーカーが出しているアプリ、『BeerFriender』によるプロモーション事例です。

このアプリを起動させた状態で、同社が販売しているビアサーバー『BeerTender』を購入すると、他に『BeerTender』を購入しようとしている人と商品を送り合うという形で繋がることができます。

つまり、『BeerTender』を自分のためではなく、他人のものとして購入し、また交換し合う人もまたこちらのために『BeerTender』を購入することになるのです。

プレゼントによる交流を促す

普段顔も見ぬ人へプレゼントを購入することは滅多にないと思いますが、それをSNSを使って促進している点が、このキャンペーンの面白い所です。

当企画では”クリスマスプレゼント”という形で交換し合います。

このプレゼント交換から直接交流が生まれるかは分かりませんが、ネットでの買い物にちょっとした楽しみを見つけることができそうです。

5.Facebookのインターフェースを活かす①/Israel Anti-Drug Authority

新タイムラインの特性を活かした初のプロモーション

Israel Anti-Drug Authorityという団体が、若者に麻薬の恐ろしさを伝えるために行った啓発活動。

タイムラインの時系列で表示される機能を上手く使い、ある男の麻薬を使う前と後の姿を、左右に対比させながら視覚的に訴えています。

画面をスクロールさせるだけで、麻薬を使うとどういう人生を歩むことになるのか、ということが一目瞭然で理解できるように工夫されています。

タイムラインを使って視覚的に訴える

FacebookのUIは昨年タイムラインへと移行されましたが、一番の変化はより視覚的に個人をアピールできるようになったことです。

このプロモーションはタイムライン移行後まもなく行われたものですが、その性質をよく捉えています。

啓蒙活動というと、大人数を前にスライドなどを使ったプレゼンテーションを考えがちですが、このように目に飛び込んで来るものの方が響く人も多いのではないでしょうか。

※追記 @2012年4月11日 19:43

ご紹介した『Israel Anti-Drug Authority』の事例は「実在しない人物のアカウントを作り、個人のタイムラインで実施していたため」規約違反でした。Facebookページ側のタイムラインで実施するのであれば「カバー写真の規約」に注意すればNGにはなりません。

カバー写真の規約については以下の記事をご参照下さい。

6.Facebookのインターフェースを活かす②/Saturn

旧プロフィールページの特性を活かしたプロモーション

今度はタイムラインに移行される前の、旧プロフィールのUIを活かしたプロモーション事例です。

SaturnのFacebookページでは毎日40枚の写真がアップされ、ファンはその中から、続き絵になっている商品の写真5枚を自分のプロフィール画面に並べます。

すると毎日先着5名に、並べた写真の商品がプレゼントされるという流れです。

プロフィールバナーのようになり、新しいファンの獲得への宣伝効果としては抜群です。

ファンをプロモーションの流れに自然に組み込む

ファンをあくまで”自然に”自社のプロモーションに組み込んだ点が、このキャンペーンの強かな所であると言えます。

やっていることと言えば、毎日写真をアップして、ファンに商品をプレゼントしているだけなのですが、ファンを主体的に動かしているという点でバイラル性は格段に違ってきます。

さらに現在はタイムラインになったことで、これと全く同じことはできませんが、よりこうした視覚的なプロモーションが仕掛けやすくなったとも考えられます。

7.アナログのプロモーションのPRにFacebookを使う/Anthon Berg

『親切な行い』でチョコを買う

デンマークの老舗チョコブランド「Anthon Berg」が行ったアナログのキャンペーンです。店頭でチョコレートを買う際に、お金ではなく、大切な人への『親切な行い』で支払います。

チョコレートにはそれぞれ違った『親切な行い』の札が取り付けられており、自分のFacebookの友達の中からその行いをしてあげたい人を選び、実際に実行するというものです。

『親切な行い』をした様子は写真付きでFacebookに投稿するようです。

「話題性」をシェアさせる

ここではもちろんブランドイメージの向上や、ユーザーが気持ちよく『親切な行い』ができるということも重要なのですが、注目すべきは「話題性」のシェアという観点。

人々は支払いの証として写真付きの投稿をするわけですが、周りの人にシェアされるのは、このプロモーションそのものであるとも言えます。

思わず自分も参加したくなってしまう「話題性」こそが、このキャンペーンを加速させる要因となっています。

8.プレゼント内容をファンに選ばせる/Volkswagen

ファンの投票でFacebook仕様車がもらえる

オランダの自動車メーカーVolkswagenが実施したキャンペーンで、2台の車の内投票による人気が高かった方を、そちらに投票した人の中から抽選でプレゼントというもの。

ただし2台の車は”Facebook仕様”となっており、至る所にFacebook要素が散りばめられた特殊な車です。

車はとことんFacebookっぽさが盛り込まれており、ニュースフィードを印刷してくれる機能や、

窓とFriendを掛け合わせてプライバシー設定によって、カーテンが降りて中が覗けなくなる仕掛けなどがあります。

あえてマニアックなこだわりを演出する

事例7とも共通する部分でもありますが、やはりこちらも話題性に主眼を置いているようです。

キャンペーンに参加する人たちの心情としては、「車が欲しい」よりは、「ぶっ飛んだキャンペーンに参加したい」という思いが強いと考えられます。

ただ普通に懸賞キャンペーンをやるのではなく、こうした企画そのものに遊びを混ぜたものの方がバイラル性は高そうです。

9.突拍子もないクイズをやる/LG Electronics

冷蔵庫の中のキャンディの数を当てるクイズ

LG電子の新商品の冷蔵庫にまつわる、Facebookページでのクイズキャンペーン。

クイズに正解すると賞品プレゼント、という形式は割と一般的ですが、クイズの内容がかなりユニークで、新商品の冷蔵庫に入るキャンディの数を当てるというもの。

思わず参加したくなるクイズキャンペーンを作る

クイズキャンペーンというと、商品営業型(商品やブランド認知系)のクイズが多い印象がありますが、その際参加ユーザーはあまりクイズを意識することはないでしょう。

今回の事例の場合は、クイズに参加すること自体がモチベーションになるユーザーも多くみられそうです。

内容が内容だけに、正解は難しいと思われますが、キャンペーンをするにしても参加ユーザーに気持ちよくファンになってもらうことは非常に重要です。

10.リアルとデジタルの融合を追求する/P&G

遠隔操作で付けた”汚れ”をその場でキレイに

P&Gの抱える洗剤ブランドArielの、洗剤の威力を証明するために行ったキャンペーンです。

ユーザーはArielのFacebookページから、ケチャップ弾などが入ったキャノン砲を遠隔操作し、リアル空間に宙吊りにされている洋服目がけて玉を発射します。

見事お目当ての洋服にヒットすると、ついた汚れをArielの洗剤を使ってその場で洗濯してくれ、後日その服が届くという仕組みになっています。

遠隔地から商品の”お試し”ができる

ネット上から操作して、自分が付けたリアルな汚れを、その場でキレイにしてくれる、という本企画は一種の商品お試しのようなものであると言えます。

さらにFacebook目線からのリアルとの融合というだけでなく、ブース会場で実際にその場にいる人からの口コミ波及も期待できそうです。

11.360°動画で没入感を高める/ジャック・ダニエル

360°動画を活用した、ゲーム感覚のプレゼント応募キャンペーン

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アメリカ最古の蒸溜酒、「ジャック・ダニエル」150周年を記念して展開したキャンペーンです。

サイト内の360°動画を閲覧し、中にある全部で3つの「バレルアイコン」という樽の画像とそれに付随している合言葉を見つけ出します。その合言葉を応募フォームに必要事項とともに記入して応募が完了します。合言葉が正解だった人から抽選で3名に、景品が贈られるというものになっています。

また、キャンペーンページもFacebookページとの連携を考えて作り込まれており、合言葉を見つけるためのヒントをFacebookページに投稿するだけでなく、キャンペーンページからFacebookページに流入しやすくするなどの工夫も見られます。

宝探し要素のある動画で商品の魅力をアピール

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360°動画は能動的に画面を動かしたりする分、普通の動画よりもユーザー体験も深くなるので、より深く商品の魅力を伝え、ブランドへの愛着を強めるのに使えます。また、360°は比較的新しく、ユーザーにとって目新しさがある技術なので、「面白い企画で話題化させて新規ファン獲得」という使い方もできます。

12.似顔絵ジェネレーター&ギフトボックスで世界観を表現/マジョリカマジョルカ

似顔絵ジェネレーター「マジョリ画」を使い、ギフトボックスを贈る

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資生堂は、コスメブランド「マジョリカ マジョルカ」の特設サイトで作成したオリジナルの似顔絵「マジョリ画」を同梱したギフトボックスを、友人に贈ったり、自分へのご褒美として購入できるというキャンペーンを実施しました。

作成した似顔絵は、無料でダウンロードしFacebook等でシェアしたり、プロフィール画像として使ったりできるほか、似顔絵に使用した「魔法のエッセンス」をセットにしたギフトボックスを資生堂オンラインショップ「ワタシプラス」で購入できます。すると、作成した似顔絵が似顔絵カードとして同梱されます。

一人でも友だちとも楽しめるツールを使ってブランドへの愛着を高める

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多彩な組み合わせが可能な似顔絵ジェネレーターは、日本を代表するイラストレーター・宇野亞喜良氏が手がけています。大人っぽいおしゃれな印象かつマジョリカマジョルカの世界観ともマッチしており、コスメと組み合わせることで女子の心をくすぐること間違いなしです。実際やってみるとわかりますが、コスメの色使いをワンタッチで色々試せるなど、楽しい仕掛けがたくさんあります。

画像は友だちにも送れたり、2人でツーショットの画像を作れたり、プロフィール画像としても使えたりと様々な使い方ができます。また、ハロウィンアイテムを追加するなど、季節に合わせたマイナーチェンジもで飽きない工夫も。リアルとの連携で言えば、似顔絵に使った「マジョリカ マジョルカ」アイテムをセットにしたギフトボックスを贈ることもできるようになっています。

13.診断コンテンツでブランドを自分事化させる/uno

SNS投稿内容による性格診断を実施

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資生堂の男性化粧品ブランドunoのキャンペーンは、ソーシャルメディアへの投稿で使っている言葉を分析し性格診断を行う「uno SOCIAL BARBER」というもの。エゴグラム分析とディープラーニングを掛け合わせたなかなか本格的な性格分析で、「SNS上で自分がどう見えているのか」を客観的に教えてくれます。また、性格分析の結果とともにその性格の人にあったヘアスタイルの提案もしました。

診断画面はムービーのようになっており、診断過程も楽しめるよう工夫されてます。SNSアカウントを使ってuno SOCIAL BARBERに入店するとヘアカットが始まり、診断が終わる頃にヘアスタイルが完成するという流れになっています。

Facebookの投稿を分析したハイクオリティな診断コンテンツ

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個人にカスタマイズされた診断結果をFacebookやX(Twitter)で簡単に共有できる診断系コンテンツ。日常的にSNSを使う人なら誰もがどこかで思っている「自分を知ってほしい」という欲求をうまく活用したキャンペーンです。単純に一問一答をした上での診断コンテンツということではなく、普段から利用しているFacebookの投稿内容の文字を分析して診断されることから、よりリアルな診断としてユーザーが捉えやすく、深い体験をしてもらえるものになっています。

また、提供しているムービー内では、投稿内のネガティブワードをあえて見せた上で、それらが美容室でカットされるという部分において、unoがブランドとしてポジティブなイメージを提供できていることもポイントです。

まとめ

最後に今回ご紹介した10個の事例のポイントをまとめていきます。

さすが海外の事例だけあってかなりユニークなものが散見されましたが、どうやら踏まえるべき点は、いくつか共通のものが見受けられます。

Facebookを絡めたプロモーションを企画する際は、ぜひ考慮してみてください。

ポイント1.リアルと連動させる

事例1や事例10が主にこれに当たるかと思われます。

Facebookを使ったキャンペーンでは、Facebookページから何らかのクイズ懸賞に持っていくパターンが主流ですが、現実とリンクさせたプロモーションの方が、ファンとの交流はより深いものとなります。

さらにSNSの特徴の一つであるリアルタイム性が感じられ、ユーザーの参加意欲も向上するのではないでしょうか。

ポイント2.Facebookの特性を上手く活用する

事例5、事例6のようなUIを利用したものが考えられます。

特に3月末にFacebookページが完全にタイムラインへの移行が完了し、ユーザーもタイムライン形式をとる人が増えてきた中、これらの視覚的なプロモーション方法はとても参考になります。

他にも見えないところで、ファンのエンゲージメント率やエッジランクにも気を配れるようになると、Facebookマーケティングの幅は格段に広がります。

ポイント3.大胆に発想する

プロモ―ションを行う上で、人々の興味関心を引くようなアイデアは非常に重要です。

今回の記事では事例7や事例8などが、特に他にないユニークさを持っています。

日本ではあまりに突拍子もない発想は受け入れられない風潮がありそうですが、狙うターゲット層にもよります。

例え数パーセントでも、確実に刺さるであろうコアなファンに向けたプロモーションも今後有効な戦略になるでしょう。

ポイント4.世界観を伝えるための作り込みはしっかりと

事例8、事例11、事例12、事例13のようにリアルと連携するプロモーションにする場合、Web上だけでなくそれらのリアルな体験も含めて、全体でブランドイメージを高められるように作り込む必要があります。どこかで冷めてしまうポイントがあるとユーザー体験は低下してしまうので、梱包などへの配慮がたりないプレゼントを送付する、仕切りの悪いイベントをしてしまう、といった事態に陥らないように気をつけましょう。

当然リアルと絡めなくとも、キャンペーンページなどは情報を伝えるだけでなく、ブランドイメージを示せるようなものにしておく必要があります。Facebookへの投稿だけではフォーマットも表現方法も限られています。プロモーションがより活きるよう、Facebookページ以外の部分への気配りを忘れないようにしましょう。


以上、という事で『その手があったか!発想が参考になるFacebookプロモーション事例10選[海外編]と、企画で押さえるべき3つのポイント』でした。

(執筆 左納、編集 井出:FacebookX(Twitter)

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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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