Google+で一体何ができる?FacebookやX(Twitter)にはない7つの注目すべき特徴。

2014/04/09

Google+ならではの機能・活用方法をまとめました。

Google+ 特徴 運用

現在世界第二位のユーザー数を抱えるGoogle+

先日ご紹介した自社サイト流入で2番目に効果が高かったSNSでもありますが、『そもそもGoogle+で何ができるんだろう?』と気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、Google+にしかない7つの特徴をまとめました。『FacebookやX(Twitter)は運用しているけれどGoogle+はよくわからない』と思っている方は必見です!

■目次

FacebookやX(Twitter)にはない、Google+だけの7つの特徴。

1.ハングアウト

2.ヘルプアウト

3.Authorship(著者情報)

4.Google+ローカル

5.おまかせビジュアル

6.投稿の共有範囲の設定が簡単

7.SEOへの影響/パーソナライズド検索

1.ハングアウト

Hangoutsは、Google+上で最大9人同時にビデオチャットができる機能です。簡単な設定で、スカイプのようなビデオチャットができます。

※画像引用:https://sites.google.com/site/howtousegplus/hangout/hangoutmerit

一般ユーザーにとっても非常に便利な機能ですが、ビジネス活用に更に特化したハングアウト オンエアという機能もあります。

ハングアウト オンエアとは?

ハングアウト オンエアは、ハングアウトで放映した動画を自動録画し、放映後すぐにYoutubeに動画として流してくれるサービスです。

▼音楽やスポーツ・料理など様々なジャンルのビジネスにメリットがある機能ですね

※画像引用:http://www.google.com/intl/ja/+/learnmore/hangouts/onair.html

リアルタイムでは視聴できる人数に制限のあるハングアウトを、後程ストック動画として全世界に公開できます。

ハングアウト オンエアは、ビデオチャットでリアルタイムにファンと交流しつつ、ストックコンテンツとして再利用もできる機能です。

Googleの公式解説もご参照ください。

2.ヘルプアウト

ヘルプアウトは、料理や楽器演奏、勉学や化粧などの個人授業がGoogle+を通じて受けられるサービスです。

▼ギターのレッスンを受けている様子です。

※画像引用:https://helpouts.google.com/home

「なにかちょっと教えてほしい」という時に専門家にすぐに聞けるサービスで、受講は有料のものと無料のものがあります。

今のところサービスを提供しているのはGoogle+公認の専門家や企業ですが、情報提供者になるために登録もできます。

3.Authorship(著者情報)

Google Authorshipとは、Googleの検索結果で記事と一緒に表示されるプロフィール写真のことです。

▼『ガイアックス』

Google+アカウントとオウンドメディアを紐づけて、Google+のプロフィール情報や写真を、通常のGoogle検索に表示させることができます。

Authorshipのメリット

一見ただ写真が載っているだけのようにも思えますが、次のような理由からSEOに好影響を与えます。

・著者の顔が見える方がページの信憑性が上がる

・写真は目に付きやすくクリックに繋がりやすい

・Googleはオンラインプロフィールと紐付き認証された情報は検索結果の上位に表示されると発言している

中には著者画像を設定することでクリック率が150%上昇したという事例もあるので、オウンドメディアを運用している方はぜひともGoogle+とリンクさせたいですね。

4.Google+ローカル

Google+ローカルにページを登録すると、通常のGoogle検索で地図と店舗情報が表示されます。

▼『五反田 居酒屋』の検索結果

こちらの店舗情報はデフォルトでGoogle検索結果の1ページ目表示されるので、特にローカルビジネスを行っている企業にとっては、SEO的にも非常においしい仕様です。

なお、現時点ではGoogleプレイスに登録した店舗情報も検索結果に出てくるようなので、Google+ローカルの具体的なメリットについて詳しく調査していきたいです。

5.おまかせビジュアル

おまかせビジュアルとは、Google+にアップロードした写真を様々なエフェクトで自動的に面白くしてくれる機能です。

おまかせビジュアルで写真に追加される面白い効果は、次のようなものがあります。

消しゴム:背景に写った余分な人を消してくれる

アクション:複数の画像を一枚の画像に収める

▼アクションの例。連続する複数の画像が…
▼1枚の画像に収まりました。

※画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=al0k1Dia6E0#t=2398

モーション:複数の画像を繋げてGIF画像にしてくれる

スマイル:何枚も撮った集合写真から全員の一番良い顔を合成してベストショットを作ってくれる

Snow:写真に雪が降っているようなエフェクトを追加してくれる

おまかせビジュアルが適用される写真は?

Google+に自分でアップロードした写真だけでなく、自動バックアップされた画像もおまかせビジュアルの対象になります。

編集が施されるとGoogle+から通知が届くようになっているので、アップロードした覚えのない画像も知らない間に編集されていて驚くこともあるようです。

6.投稿の共有範囲の設定が簡単

Google+ではコンテンツの公開範囲の設定が簡単です。

投稿する瞬間に、下の画像の赤枠をクリックすると、投稿の共有範囲をフォローしているサークルや友達・家族などに限定できます。

また、この枠にGoogle+に登録していない人のメールアドレスを入力して投稿を公開すると、そのアドレスにGoogle+に登録して投稿を読むようにメールが送信されます。

7.SEOへの影響/パーソナライズド検索

Google+を運用するにあたってやはり気になるのは、Google+ページ運用とSEOの直接的な関係ですよね。

残念ながら今のところ、Google+ページへの+1に関しては、+1を多く獲得しても検索結果に影響を与えないと言われています。

もう1つGoogle+とSEOに関して気になる機能に、パーソナライズド検索『Search plus Your World』があります。

『Search plus Your World』とは?

現在海外では、Search plus Your Worldという機能により、ユーザーがGoogle+上でフォローしているページは通常のGoogle検索で上位に表示されやすくなっています。

※画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=8Z9TTBxarbs

こちらはあくまでも、フォロワーにコンテンツが露出しやすくなる機能なので、一般的なSEOとは少し違いますが、通常のGoogle検索とGoogle+というSNSのコンテンツの結びつきが強くなっている点がユニークです。

なお、日本では今のところこちらの機能は使えません。おそらくいずれ適用される機能なので、注目はしておきたいですね。

最後に

Google+にしかない特徴的な機能について、簡単にご紹介しました。

面白い機能も多いですが、SEOへの影響など、まだまだ全貌が明らかになっていない点も多いので、運用についてこれからも細かくウォッチしていきます。


以上、『Google+で一体何ができる?FacebookやX(Twitter)にはない7つの注目すべき特徴。』でした。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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