【Instagram】配信面の適切な使い分けとは?

2022/10/24


Instagramにはフィードに加えてリール、ストーリー、ハイライト、ライブ配信、まとめなど、さまざまな配信面があります。使用する配信面によって役割や投稿の届きやすさ、反応が異なるため、上手に使い分けることでよりよい運用につながります。本記事では、Instagramの配信面の種類とそれぞれの使い分け方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。

※本記事は「ガイアックス ソーシャルメディアラボ」の公式YouTubeチャンネルで配信した内容を書き起こしてまとめたものです。

配信面の種類と活用方法

ここからはInstagramの配信面の種類と理想的な活用方法について、株式会社ガイアックスのInstagram公式アカウント「gaiax_official」の実際の画面を用いて解説します。

1. フィード

Instagramのメイン機能であるフィード投稿は、各アカウントのプロフィール画面にずらっと並ぶタイムラインの投稿のことです。単体写真の投稿がメインですが、複数の写真や動画を投稿できるカルーセル投稿機能もあります。

プロフィール画面に並ぶフィードは、アカウントの性格を物語るコンテンツになりやすいため、まずはメインの情報やブランドの世界観を表現する情報を投稿しましょう。
また、自分のアカウントをフォローしていないユーザーが何らかのきっかけでプロフィール画面に飛んできたとき、フォローするかしないかを判断する重要な場所です。プロフィールに並ぶフィード投稿がバラバラだとアカウントの印象が悪くなりやすく、フォローにつながりにくい傾向があるため、世界観を揃ておくのが良いでしょう。プロフィール画面上のフィード投稿は3つずつのグリッド形式になっているため、並んだ投稿の見た目を意識するとよいでしょう。

2. ストーリー

Instagramアプリを開いた際に上部に表示され、タップすることで見ることができる投稿です。ストーリーは基本的にフォロワーにしか届かず、24時間で投稿が消えてしまうため、世界観が大事になるフィードとは異なり、比較的何を投稿してもよいと考えられています。ブランドの世界観にそっていない、変化球の投稿をしてフォロワーを楽しませることも可能です。また、ストーリーは勝手に投稿に流れてくるものではないため、見たくなければ見ないという選択もできます。

そして、エンゲージメントが得られなくてもアルゴリズムにほとんど影響がない点もストーリーの特徴です。この点は、エンゲージメントが得られないと次回の投稿でリーチするパワーが減ると言われているフィードやリールとは大きく異なります。

3. リール

リールは縦型の短尺動画形式のコンテンツを投稿できる機能です。拡散性が非常に高い点がフィードとの大きな違いです。
フォローされていないユーザーにも拡散されやすく、新規フォロワーのアテンションを引く手段として活用できます。リールに関しては、自分のアカウントに適していると思われるクラスタに届くような投稿をどんどん発信していくといいでしょう。

また、リールはエンゲージメントをたくさん獲得するよりも、最後まで視聴してもらうことが重要です。そのためにはまず興味を持ってもらい、最後まで見てもらえるような引っ張り要素がある投稿の配信がよしとされています。最近ではリールを投稿しなければ、新規のフォロワーの獲得は難しいと考えられています。

4. ハイライト

ハイライトとはストーリーにアップした投稿をまとめる機能です。基本的にハイライトは自分のアカウントに興味を持ってくれたユーザーが能動的に見るものであるため、情報をわかりやすくまとめて届けるものとして活用しましょう。カテゴリごとにストーリー投稿をまとめたり、重要な情報が含まれた投稿をまとめるのがいいでしょう。

5. まとめ機能

まとめ機能とはさまざまなフィード投稿を集めてマガジン形式で編集する機能です。フィードとは違い、投稿の時系列を問わず掲載できるため、自分たちの伝えたい情報を伝えたい順にまとめることができます。
自分たちの投稿以外のものも取り入れることができるため、自由に編集できるアルバムやカタログ、マガジンとして使えます。

ハイライトと同様に、自分のアカウントに興味関心を持ってくれたユーザーがタップしやすく、より深いコミットメントを得るきっかけになります。

6. ライブ配信

ライブ配信はリアルタイムにユーザーとコミュニケーションはできる配信機能です。基本的にフォロワーが視聴するものであり、よほどの有名アカウントでもない限り、同時に集められるのは数十人や数百人程度です。ただし、ライブ配信で集まった視聴者はかなりのコアファンであり、熱気を高めるには非常に有効な手段です。テレビショッピングのような高揚感があり、高額なものも購入してもらいやすい傾向があります。

また、アーカイブを残しておくことで「この日にライブ配信をしているんだ」と気づいてもらえ、視聴してくれるユーザーが増える可能性もあります。そのため、「1回ライブ配信しても人が集まらなかったからやめよう」と諦めるのではなく、コツコツと配信を続けてしばらくは様子を見ましょう。

まとめ

Instagramには様々な配信面がありますが、それぞれ役割や投稿の届き方が異なります。

・フィード:アカウントの世界観を重視した投稿
・ストーリー:基本フォロワーのみに届く。世界観に捕らわれない自由な投稿が可能
・リール:既存フォロワーだけでなく、新規フォロワーへの拡散性が高い。新規フォロワーのアテンションを引くのに役立つ
・ハイライト:プロフィールを訪れたユーザーに見てもらいたい情報を、カテゴリごとにまとめる
・まとめ機能:1つの投稿では伝えきれない、関連性のある情報をまとめる
・ライブ配信:熱量の高いユーザーとのコミュニケーションができる

運用する際は、それぞれの特徴を踏まえた投稿を行うとよいでしょう。

より詳しくみたい人はYouTubeへ

この記事では、Instagramの配信面ごとの活用方法について解説しました。より詳しく知りたい方は、YouTube動画をご覧ください。

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この記事を書いた人:重枝義樹

マーケター。ソーシャルメディアマーケティング事業部 部長。ガイアックスでは大手企業、官公庁中心にソーシャルメディアマーケティングの支援を行う。ガイアックスでの5年に及ぶ経験をもとに、本気でソーシャルをやりたい人のためにSNS禁止のガチ勉強会も行う。

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