【2024年版】X(Twitter)広告の種類・費用・出稿方法まとめ!

2024/04/16

X(Twitter)はリアルタイム性と拡散性に優れたSNSプラットフォームで、テキストだけでも投稿できる手軽さもあり、日本国内ではInstagramと並び絶大な人気を集めています。

一般ユーザーだけではなく、多くの企業が公式アカウントを作成して情報発信を行なっており、同時に広告配信によって効率的なリーチを実現しています。

本記事では、そのX(Twitter)で出稿できる広告の種類や費用、出稿方法などをまとめて解説します。

 


 

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■目次

  1. 1.X(Twitter)広告の特徴
  2. 2.X(Twitter)広告の種類
  3. X(Twitter)広告(プロモ広告)の出稿方法
  4. まとめ

1.X(Twitter)広告の特徴

X(Twitter)は国内の月間アクティブユーザー数が4,500万人を誇る短文テキスト主体のSNSプラットフォームです。

最近では、画像やショート動画といったリッチメディアを伴う投稿も増えていますが、短文のテキストのみで投稿できる手軽さから、消費者のさまざまな口コミが発生しており、マーケティングリサーチにも向いています。

X(Twitter)広告の特徴は、興味関心でのターゲティング精度が高く、ユーザーのリポストによる二次拡散が期待できる点です。

通常のSNS広告ではインプレッションに対して費用が発生しますが、企業が広告出稿している投稿をユーザーがリポストして拡散された分のインプレッションに対しては費用が発生しません。

そのため、ユーザーが拡散したくなるようなコンテンツを広告にすることで、二次拡散が発生し、広告の費用対効果が高くなることが期待できます。

関連記事:2024年4月版!性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体)

2.X(Twitter)広告の種類

画像引用元:https://business.twitter.com/ja/blog/announcing-rebranded-ad-suite.html

X公式サイトではX(Twitter)広告は上記画像のように分類されていますが、企業の公式アカウントが主に活用するのはプロモ広告とXテイクオーバーの2つです。

そのため、この記事ではプロモ広告とXテイクオーバーの2つに絞って解説していきます。

プロモ広告

プロモ広告は通常のタイムラインで他の投稿と同じように表示される広告で、「おすすめ」「フォロー中」のタイムラインの他にも検索結果のページやアカウントプロフィールにも表示することができます。

X(Twitter)広告と聞いて真っ先に思い浮かぶのがこの広告だと思います。

画像引用元:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/creative-ad-specifications.html

出稿可能なクリエイティブ

テキスト:140字以内

画像:5MGまで

動画:1GBまで

カルーセル:画像または動画を6枚まで

ターゲティング

X(Twitter)広告では、以下の方法で配信対象をターゲティングすることができます。

オーディエンス特性

地域、言語、年齢、性別、端末、プラットフォーム、Wi-Fi

オーディエンスタイプ

会話トピック:25を超えるカテゴリー、10,000種類以上のトピックについて、普段の会話に基づいてターゲティングできます。

イベント:Twitter上で登録されているイベントに関して、そのイベントの会話に参加しているユーザーをターゲティングできます。

ツイートエンゲージャー:過去に広告主のオーガニックツイート、もしくは広告に反応した利用者をリマーケティングします。

キーワードターゲティング:特定のキーワードを使って検索した、ツイートした、あるいは反応した利用者をターゲティングします。

映画とTV番組:特定のマーケットの映画やテレビ番組についてツイートした、または反応した利用者をターゲティングします。

興味関心:25カテゴリーで事前に選んだ350種類以上の項目に興味関心を示した利用者にターゲティングします。

フォロワーが似ているアカウント:登録したTwitterアカウントのフォロワーと似た反応を示す利用者をターゲティングします。

Q.カスタムオーディエンスとは?

A.広告主の保有データを使い作成したオーディエンスのことです。お使いの口コミ解析ツールなどで任意の検索条件を指定し、該当するユーザーのみを広告のオーディエンスにする等の活用が可能です。

費用

X(Twitter)広告では、オークション入札制が採用されています。同様のターゲティング条件で出稿している競合とオークションになり、広告スコアに基づいて広告が配信されるかが決定されます。

※広告スコア=入札額×クリエイティブの質

月の予算、広告の目標(サイト訪問、リンククリック等)、入札戦略(自動入札を推奨)、ターゲティング条件を決定すると、オークション結果に基づいて配信がされます。

各広告単価指標は個別の状況によって変動しますが、目安は以下の通りです。

 

広告単価の目安
前提:各単価はクリエイティブの質やユーザーの反応、競合の出向状況によって変動する。

CPC CPM CPE CPI CPV
1クリック 1,000インプレッション 1エンゲージメント 1インストール 1動画再生
24~200円 400~650円 40~100円 100~250円 5~20円

Xテイクオーバー

Xテイクオーバーは、タイムラインテイクオーバー、トレンドテイクオーバー、トレンドテイクオーバープラスの3つが存在します。

タイムラインテイクオーバー

ユーザーからの見え方としてはプロモ広告と同じで、ユーザーに対して毎日最初に表示される広告であり、特にインプレッションの最大化による認知の向上の点で大きな効果を持ちます。

配信可能なフォーマットは次の7つです。

画像
動画
カルーセル
X(Twitter)ライブ
カンバセーションボタンおよび投票
ブランド絵文字
ブランド通知

トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラス

トレンドテイクオーバーは「話題を検索」タブでテキスト+ハッシュタグつきで、トレンドの一番上または2番目に表示される広告です。トレンドテイクオーバープラスはそれに加えて「話題を検索」タブの上部のクリエイティブ枠に静止画or動画orGIFを設定することができます。

テキストに加えてビジュアルでも訴求できるためよりユーザーの注目を集めることが期待できます。

画像引用元:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/creative-ad-specifications.html

費用

トレンドテイクオーバー:1日約1,200万円〜
トレンドテイクオーバープラス:1日約2,000万円〜

と少額から出稿できるプロモ広告と比べるとかなりハードルが高くなります。
Xテイクオーバーは一部の認定代理店からの申し込みでしか配信ができません。また、日々価格の見直しが行われていたり、指定する日によっても価格が異なるので、まずは付き合いのある広告代理店に聞いてみましょう。

3.X(Twitter)広告(プロモ広告)の出稿方法

X(Twitter)広告はキャンペーン>広告グループ>クリエイティブという3段階の構成になっており、この順番で作成を進める必要があります。

キャンペーン

キャンペーンは広告の配信目的などを設定する階層です。

広告グループ

広告グループでは、広告予算、配信スケジュール、配信面、ターゲティング、などの詳細の設定を行います。

広告予算と配信スケジュール

配信面

ホームタイムラインは必須、プロフィール/検索結果/返信に関してはオプションです。

ターゲティング

ターゲティングの章で説明した方法でターゲティング設定をします。

クリエイティブ

テキストと作成したクリエイティブを設定します。右側にプレビュー画面が表示されているので、見え方を確認しましょう。

問題なければ次へを押して、最終確認し、「配信をスタート」で設定完了です。

4.まとめ

本記事では、X(Twitter)広告についてご紹介しました。X(Twitter)の広告サービスは常に見直されているため、これからのサービス改善も期待できます。

初めてX(Twitter)広告を作成する方も、従来の広告サービスに満足していなかった方も、本記事を参考にぜひセルフサービス式広告を作成してみてください。

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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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