Instagramのリポストの方法は?企業が行うメリットとデメリットを解説

2024/05/30

Instagramに投稿されているほかのユーザーの写真を、自社のInstagramアカウントでシェアしたいと思ったことはありませんか?

Instagramで投稿をシェアすることを「リポスト」と呼びますが、じつはInstagram自体にはリポストする機能はありません。そこで使われているのがリポスト専用アプリ。この専用アプリを使えば簡単にリポストができるようになっています。

人気の企業アカウントも使っているリポストをマスターして、より魅力的なアカウントを目指しましょう。

 


 

本記事は企業のSNSマーケティングを包括的に支援をしているガイアックスが解説しています。運用実績10年以上、大手企業を中心に累計1,000社以上の運用実績があります。

SNS運用、SNSキャンペーンに興味のあるご担当者様は、ガイアックスにご相談ください。

 


 

※編集部注
2024年5月:最新情報をもとに加筆修正しました。

 

    ■目次

  1. Instagramのリポストとは
  2. Instagramでリポストする方法
  3. 企業がリポストするメリット
  4. 企業がリポストするデメリット
  5. Instagramでリポストするときのマナー・注意点
  6. まとめ

【Instagram】参考になる投稿事例集はこちらから!

1. Instagramのリポストとは

X(Twitter)のリツイートやFacebookのシェアと同じように、Instagramでほかの人の投稿を自分のアカウントでシェアすることを「リポスト」といいます。

Instagramの公式アプリではストーリーズにリポストすることができます。フィード投稿へ直接リポストする機能はついていないので、専用アプリを使います。

専用アプリを使用してリポストすると、投稿にリポストマークを付けることができ、リポストであることが一目でわかります。

一方で、最近は、企業がユーザーの投稿を募るキャンペーンを行ったり、ブランドコンテンツでタイアップ投稿したものをリポストする際には、キャプションにのみリポスト情報を明記し、画像や動画にはリポストマークを付けない投稿が増えているようです。

 

▼画像内にリポストマークが付いているリポスト投稿(左)と画像内にリポストマークがないリポスト投稿(右)

2. Instagramでリポストする方法

公式アプリでリポストする方法

Instagram公式アプリではストーリーズにリポストすることが可能です。

手順1:リポストしたい投稿下部にある「紙飛行機マーク」をタップし、ストーリーズに追加を選択します。

 

 

手順2:右下の「矢印マーク」を押して出てくる確認画面にて「シェア」をクリックすればフィードに投稿完了です。

編集したい場合は上部にある編集機能で可能ですが、著作権の関係上、編集する際は投稿主にしっかりと事前に許可を取りましょう。

 

フィード投稿にリポストするには専用のアプリが必要

フィード投稿にリポストするには、まず専用アプリをダウンロードします。

「Repost for Instagram」などが代表的ですが、Apple storeやGoogle Playで「Instagram repost」と検索するといろいろなアプリが出てきますので、その中から好きなものを選んでダウンロードします。

 

参考:
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/reposter-repost-for-instagram/id1331571544

Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=ventures.bench.repost

リポストアプリを使ってリポストする手順

今回は「Repost for IG」を使ったリポスト方法を解説します。

 

手順1:「Repost for IG」をインストールして、右上のアイコンからInstagramのアプリを開く。

手順2:リポストしたい投稿下部にある「紙飛行機マーク」、次に「リンクをコピー」をタップする。

 

 

手順3:「Repost for Instagram」のアプリを開いて、先ほどコピーした投稿を選ぶ。

手順4:写真内に表示されるリポストのラベルの位置と色を選び、「POST TO FEED」をタップする。

 

 

手順5:Instagramのアプリに戻るので、通常の投稿と同じように必要であればフィルター加工や編集を行い、キャプションを書いて投稿する。

 

 

元の投稿の文章をコピーしたい場合は、「キャプションを入力」の所で長押しし、「貼り付け」を押すと貼り付けできます。

その際に投稿主のメンションがキャプション内に自動的につきます。

リポストした投稿の表示のされ方

実際にシェアしたものは、リポストマークが表示された状態で投稿されます。キャプションもコピーした場合は、投稿元の文章がそのまま使われています。

リポストに絶対のルールはありませんが、マナー的には元のキャプションも残したほうがいいでしょう。

3. 企業がリポストするメリット

企業アカウントでリポストを行うことのメリットは大きく分けて「投稿作成のコスト削減」「ユーザーからのエンゲージメントの向上」「PR効果やアクション促進の期待」の3つが考えられます。

投稿作成のコスト削減

1から投稿を作成するためには、投稿内容を決めるだけではなく、素材集めや編集、キャプション作成などの多くの時間やコストがかかります。リポストは他のユーザーの投稿を活用することで、そういったものを丸々削減することができます。

ユーザーからのエンゲージメントの向上

自社の内容ばかりだと、堅苦しい印象をユーザーに与えてしまい、関係性が一方通行になる可能性があります。

リポストは一般ユーザーの投稿を活用するものなので、親近感を掻き立てる効果があります。故にリポストを行うとユーザーに近寄りやすいイメージを発信することになり、エンゲージメントの向上が期待できます。

PR効果やアクション促進の期待

ユーザーによる商品などの口コミは、共感を得られやすく、信頼性が高いコンテンツです。リポストを行うことで他のユーザーに関心を持ってもらいやすくなり、PR効果が期待できます。

4. 企業がリポストするデメリット

企業アカウントでリポストを行うことのデメリットは大きく分けて「投稿の許可をもらわなければならない」「アカウント凍結などのリスクがある」「アルゴリズムの動向により伸びにくくなる可能性がある」の3つが考えられます。

投稿の許可をもらわなければならない

リポスト投稿は無断で行うことはルール違反であり、許可を取る必要があります。必ず事前にDMやコメント等で確認を取り、その後リポストを行うようにしましょう。

アカウント凍結などのリスクがある

投稿されたコンテンツは、投稿元のユーザーに著作権があります。勝手に使用する、無断で加工するなどの行為は著作権の侵害にあたります。

通報によるアカウント凍結や、最悪の場合、投稿主から訴えられる可能性あるので、十分注意しましょう。

アルゴリズムの動向により伸びにくくなる可能性がある

Instagramの最近のアルゴリズムでは、独自性が高いコンテンツが好まれます。他のユーザーの投稿をそのまま投稿するリポストは独自性が極めて低いです。

そのため、独自性を評価するアルゴリズムが今後も続いていく場合、リポストをメインにしているアカウントの投稿はリーチが伸びにくくなる可能性があります。

5. Instagramでリポストするときのマナー・注意点

リポストの明記や、ユーザーへの感謝を忘れずに

リポストする前にコメントなどで投稿者に許可をとりましょう。特に顔が写っているものや個人情報に関わるものは注意してください。

まずキャプションやハッシュタグなどでリポストであることを明記しましょう。アプリを使った時にデフォルトでつくハッシュタグなどは、そのまま使うのが基本です。

また画像内のリポストマークは、画像の世界観を損ねない程度に見やすく表示しましょう。次に、リポストしたい投稿についているキャプションも、基本的にはリポストに掲載しましょう。

最後に、リポスト元のユーザーに対して感謝しましょう。リポスト投稿では「当ブランドの新作バッグを素敵なコーデに合わせていただきました!」など、感謝やリスペクトの気持ちをキャプションに織り交ぜて投稿すると丁寧です。

6. まとめ

Instagramには、おしゃれでクオリティの高いコンテンツが日々投稿されています。

企業アカウントを開設してみたものの、魅力的なコンテンツを継続して発信していくのが大変という方は、まずは、自社の商品やサービスにちなんだ投稿をハッシュタグで検索して、リポストするところから始めてみてはいかがでしょうか。

企業アカウントのコンテンツをより魅力的に充実させることができるのはもちろん、自社のお客様と繋がるきっかけにもなります。まさに、リポストは企業アカウントにとって一石二鳥のスペシャル技!ぜひ活用してみてください。

合わせて読みたい記事

▼UGCをアカウント運用に活用している企業の事例はこちら!
UGCを活用したInstagram企業アカウント運用事例10選!ユーザーを巻き込むポイントは?

Instagram活用なら、ガイアックスにお任せください!

■SNS運用代行サービス
■SNSコンサルティングサービス

メルマガでSNSの最新情報をキャッチしたい方はこちら