Facebookのエッジランクに新要素「ネガティブフィードバック」とは?|投稿を隠されないようにする3つのTIPSをご紹介。
2013/04/12
投稿を隠されないようにするための簡単なTIPSをご紹介!
皆さんは、Facebookエッジランクのアルゴリズムに新たな要素が追加されていたことをご存じでしょうか?
エッジランクの基本3要素の他に、ネガティブフィードバックという要素が、昨年9月頃から重要度を増してきています。
ネガティブフィードバックとは、投稿を隠す・スパムとして報告など、ユーザーの投稿に対する否定的なアクションを指します。これらのアクションが蓄積された投稿は、ファンに表示されにくくなります。
今回は、このネガティブフィードバックの概要と、それを防ぐための3つのTIPSをご紹介します。
■目次
1.新要素「ネガティブフィードバック」とは?
-ネガティブフィードバックの定義
-「投稿を隠す」ユーザーが最も多い
2.ネガティブフィードバックを避けるための3つのTIPS
【TIPS-1】ターゲット設定を使ってファンを獲得しよう
【TIPS-2】ファンの期待に沿い続けよう
【TIPS-3】投稿する画像選びに気を付けよう
1.新要素「ネガティブフィードバック」とは?
前述の通り、ネガティブフィードバックがFacebookエッジランクの基本3要素と並ぶ重要な要素となっています。
ネガティブフィードバックとは、ユーザーが投稿に対して取る否定的なアクションを指します。
どういった内容なのか、詳しく見ていきましょう。
ネガティブフィードバックの定義
Facebookは、以下の4つのユーザーアクションをネガティブフィードバックとして定義しています。
- ファンがとあるページの特定の投稿を隠す
- ページ全ての投稿を隠す
- 投稿をスパムとして報告する
- ページのいいね!を解除する
Facebookページがこれらのアクションを多く受け取ると、その後ウォール投稿や広告がファンに表示されにくくなるとしています。
「投稿を隠す」ユーザーが最も多い
EdgeRankCheckerが5,000以上のFacebookページを対象に行った調査によると、各投稿を見たおよそ0.03%のユーザーが、何らかの形でネガティブフィードバックを返しているという結果が出ました。
その0.03%のユーザーのネガティブフィードバックの行動別内訳を、以下のグラフで示します。
上のグラフから、ネガティブフィードバックを返すユーザーの内9割以上が「投稿を隠す」という行動であることがわかります。
2.ネガティブフィードバックを避けるための3つのTIPS
それでは、ネガティブフィードバックを生み出さないために知っておきたい3つのTIPSをご紹介します。
どれも基本的なポイントですが、参考にしていただけると幸いです。
(エッジランクの研究に特化しているEdgeRankCheckerの記事を元に編集しました)
【TIPS-1】ターゲット設定を使ってファンを獲得しよう
広告のターゲットを絞る
ターゲット設定を使って広告を出稿するターゲットを絞り込むことで、ネガティブフィードバックを受け取る可能性を減らすことができます。
しっかりとターゲティングをしたうえで獲得したファンは、簡単に投稿を隠したりいいね!を解除しないと考えられます。
同様に、カスタムオーディエンスを使って既存の顧客にFacebook広告を表示することも効果的です。
【TIPS-2】ファンの期待に沿い続けよう
Facebookページのコンセプトと一致する投稿を続ける
せっかく獲得したファンも、欲しい情報と違う内容の投稿ばかり見るようになると離れていってしまう可能性があります。
運用するFacebookページのコンセプトと実際に投稿する内容に一貫性を持たせることが重要です。
【TIPS-3】投稿する画像選びに気を付けよう
無関係な画像はNG!
一般的に、画像投稿はエンゲージメントを生むものとして知られていますが、この認識には落とし穴が潜んでいます。
Facebookページや投稿内容と関連している画像の場合は問題ありませんが、例えば可愛い猫の画像など、エンゲージメントを得るためだけの関係性のない画像は、逆にネガティブフィードバックを生み出してしまう危険性があります。
画像投稿はユーザーの目を引くため、あまりに無関係な画像は控える方がいいでしょう。
最後に
今回ご紹介したネガティブフィードバックと、エッジランクの基本3要素との関係性・重要度については、現時点では明らかにされていません。
今後さらにエッジランクのアルゴリズムに変更があった際は、こちらで取り上げて参ります。
以上、『Facebookのエッジランクに新要素「ネガティブフィードバック」とは?|投稿を隠されないようにする3つのTIPSをご紹介。』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部