Facebook動画広告が日本でも開始|エッジランクの変更で『友達のアクション』が出にくくなる!?【5月のfbまとめ】
2014/05/30
またまたまたまたエッジランクが微妙に変わりました。
今月最大のFacebookのニュースは、5月1日(米国時間4月30日)に行われたf8カンファレンスですね。
匿名ログインやオーディエンスネットワークなどの新機能が発表されましたが、他にも今月いくつかの新機能が発表されました。
中でも動画広告の日本上陸は話題を呼び、他にもサードパーティアプリ経由の投稿のエッジランクの変化など、いくつかの気になるアップデートがあります。
今回の記事では、そんな知っておいて損はないFacebookの5月のアップデートをまとめました。
■目次
Facebook5月アップデートまとめ
1.動画広告がついに日本上陸!
2.サードパーティアプリ経由の投稿のエッジランクの変化
3.レストランのメニュー表示が海外で追加
4.新しいタイムラインデザインへの完全移行は6月6日?
1.動画広告がついに日本上陸!
かねてより話題に上っていたFacebookの動画広告が日本にも上陸しました。
プレミアム動画広告の特徴
正式名称はプレミアム動画広告と呼ばれているこちらの機能の特徴は、以下の通りです。
・時間は15秒
・スクロールで視界に入ると無音で自動再生される
・動画をタップするとフルスクリーンで音声も再生される
・スクロールして視界から外れると動画の再生も止まる
動画広告のインサイトも公開
プレミアム動画広告の世界展開にともなって、動画の成果を確認できるビデオメトリックスも公開されました。
こちらでは、広告動画・広告ではない動画全ての
・動画再生数(延べ再生数・ユニーク再生数)
・動画が95%まで再生された回数(延べ・ユニーク)
・何%のユーザーがビデオの何%を視聴したか
が確認できます。インサイトのビデオ版のような機能になっていますね。
プレミアムビデオ広告は現在一部の広告主に提供しており、全体のユーザーに提供されるまでには数ヶ月ほどかかる、とのことです。
2.サードパーティアプリ経由の投稿のエッジランクの変化
こちらは5月29日のニュースですが、サードパーティアプリ経由のユーザーの投稿のエッジランクが変わります。
自動的にアプリから投稿される記事の優先度が下がる
例えば友達が音楽ストリーミングアプリで音楽を聞いた際にニュースフィードに流れる、『○○さんが○○を聞きました』といった形の、ユーザーがアプリ内でのアクションを自分からシェアした訳ではなく、自動的にアプリが投稿する記事のニュースフィード上での表示優先度が下がります。
逆にユーザーが進んで投稿する記事の優先度は上がる
逆に、ユーザーがアプリ内でのアクションをFacebook上でシェアすることを自分から選択した記事のニュースフィード上での表示優先度は上がります。
狙いはスパム系の投稿の減少か
この動きから、やはりFacebookは勝手に記事が生成されるスパム系アプリの減少を進めているのではないでしょうか。
ユーザーがすすんで友達に共有したい投稿の表示を優先させることで、よりニュースフィードが各ユーザーにとって関連度の高いものとなることを狙っているようです。
3.レストランのメニュー表示が海外のページで追加
こちらはカナダとアメリカのFacebookページでしか利用できませんが、リスティングサービスのSinglePlatformと提携して、レストランのFacebookページに料理や商品名などのメニュータブが追加できるようになりました。
画像を見た限りですと不明ですが、写真も載せられるといいですね。日本ではまだ利用利用できませんが、ローカルビジネスの店舗情報が増えるので、実装されると面白い機能になりそうです。
4.新しいタイムラインデザインへの完全移行は6月6日?
管理者がページにアクセスすると、一部のページで下の画像のような画面が、タイムライン上部に表示されていることを確認しています。
『新しいページでオーディエンスにアピールしましょう』というメッセージと一緒に、タイムラインを新しいデザインに変更できるボタンが表示されています。
こちらのボタンを押してページを更新すると任意で新デザインが使えますが、この書き方から察するに、おそらく全ページのタイムラインも6月6日に新デザインに強制移行するのではないでしょうか。
私たちのFacebookページも新しいデザインに切り替えたいのですが、まだこのポップアップが表示されていません。おそらくページはランダムで選ばれているので、見つけた人はいち早く切り替えてみると良いかもしれないですね。
以上、『Facebook動画広告が日本でも開始|エッジランクの変更で『友達のアクション』が出にくくなる!?【5月のfbまとめ】』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部