投稿コンテンツの考え方とは?アイディアの出し方、投稿の書き方のポイント

2023/05/08

SNS運用のビギナー向けに、コンテンツ設計の方法を解説した記事です。

投稿のアイディアを出すときや、実際に制作するときのライティングのコツなどを紹介しています。SNS投稿は分かりやすいことが基本。コツを押さえることで、ユーザーの反応を得やすい投稿ができます。

この記事のテーマ

投稿コンテンツのアイディアの出し方と投稿作りのTips

記事を読んで分かること

  • 投稿コンテンツを作成する際のアイディアの出し方
  • ユーザーの反応を得やすい投稿の書き方

 

■目次

  1. これさえ知っていれば大丈夫!投稿コンテンツ作成のアイディア出し方法
  2. 反応される投稿の書き方を押さえよう
  3. まとめ
  4. 「投稿内容の管理に便利なコンテンツカレンダーシート」をダウンロード

これさえ知っていれば大丈夫!投稿コンテンツ作成のアイディア出し方法

SNS運用では、継続的な投稿が必須です。とはいえ、常にコンテンツのアイディアを出し続けるのは簡単ではありません。今回はコンテンツのアイディアの出し方、コツについてお伝えします。

投稿ネタの王道。#〇〇の日などの時節、季節イベント

年中行事などの季節にあわせた投稿は、リアルタイム性の高いSNSでは注目されやすいコンテンツです。

年間行事カレンダーやTwitter社が配布しているモーメントカレンダーなどを活用すると投稿を制作しやすくなります。

投稿予定している時期に開催される、イベントやニュースなどからもコンテンツ制作が可能です。アイディアの種が転がっていないか、つねにアンテナを立てておきましょう。

参考:Twitterモーメントカレンダー

SNS上の話題に乗るならトレンドをリサーチ

SNSでは、そのときどきで話題になるトピックス=トレンドがあり、トレンドに乗ることで瞬間風速的に注目を集めやすいです。

トレンドのリサーチは、Twitterのトレンド欄、TikTokのトレンド欄やテレビや雑誌などを活用。SNSを中心に話題になっているコンテンツをリサーチし、コンテンツ制作に活かしましょう。

 

▼投稿例

2019年に放送された恋愛リアリティ番組、『バチェラー・ジャパン』シーズン3に関連するトレンドに乗った企業の投稿です。当時、バチェラーを務めた友永真也さんの口グセをまねた投稿がTwitter上で流行しました。

下記の投稿でもその口グセが使用されています。

参照先:SHARP シャープ株式会社公式アカウント

SNSのノリに深く斬り込むなら、インターネットミーム

「インターネットミーム」は、インターネット上で話題になった「動画・画像・テキスト」の総称です。インターネットミームはSNSに向いたコンテンツで、ユーザーにも反応されやすい傾向があります。

▼投稿例

参照先:SHARP シャープ株式会社公式アカウント

 

インターネットミームに関連したコンテンツを制作する場合は、まずミームの意味や使い方などをリサーチすることをおすすめします。

例えば、以下のWeb百科事典で該当ミームを検索するといいでしょう。

ニコニコ大百科 

https://dic.nicovideo.jp/

ミームの使い方のノリを把握しやすいWeb百科事典です。

pixiv百科事典 

https://dic.pixiv.net/

概要や起源が詳しく解説されており、クラスタ(共通の趣味を持つ人の集まり)の理解に繋がります。

注意点

インターネットミームのコンテンツを制作する際は著作権・肖像権を侵害しないか、差別的な文脈が含まれていないかを事前に調べるようにしましょう。

ソーシャルリスニングでターゲットに刺さりやすいコンテンツを探す

TwitterやInstagramなどソーシャルメディア上で交わされるユーザーの自然な会話を収集・分析した「ソーシャルリスニング」を活用するのもおすすめです。

企業・ブランド・サービスがどのような文脈で言及されているのか分析することで、ユーザーに反応されやすい投稿を制作することができます。

※某化粧品ブランドのソーシャルリスニング結果

反応される投稿の書き方を押さえよう

SNS向けの投稿ライティングを学ぶだけで、投稿の反応数が大きく変わります。ここでは押さえておきたい、投稿の「視認性」と「可読性」を上げる方法を紹介します。

投稿の視認性を上げる3つのTips

  • 改行、空白を使う
  • 記号(■/【】/✓など)を使う
  • アスキーアートや絵文字を活用する

 

▼投稿例

参照先:わかさ生活 広報部公式アカウント

投稿の可読性を上げるTips

最初の1〜2行が最大の勝負

冒頭に興味を引く言葉や表現を入れ、ユーザーを投稿内容に引き込みましょう。

基本1投稿1メッセージ

SNSはライトなコンテンツが求められる傾向にあります。多くを盛り込むのではなく、メッセージを絞ることを意識してください。

内容を分かりやすく整理

メッセージがもっともスムーズに伝わるように、内容を整理しましょう。

要点を箇条書きでまとめる

できるだけ箇条書きを使うと、要点が伝わりやすいでしょう。

難しい言葉を使わない

基本的には、中学生と60歳以上が分かる言葉・表現を意識してください。

例:漢字やカタカナだらけにしない。難しい漢字はひらがなにするなど。

 

「続きはリンクで」をやらない

ユーザーは投稿だけで完結する内容を求めています。リンクへの遷移を促す投稿は喜ばれません。

まとめ

・投稿コンテンツのアイディア出しには、年中行事や季節イベント、トレンドのリサーチ、インターネットミームを活用する

・基本1投稿1メッセージ。投稿だけで内容が完結するコンテンツはユーザーの反応を得やすい

コンテンツ冒頭に興味を引く表現を挿入。平易な言葉で分かりやすい投稿を心掛ける

「投稿内容の管理に便利なコンテンツカレンダーシート」をダウンロード

コンテンツ決めや投稿管理ができる資料をダウンロードし、投稿の準備を始めましょう。

 

▼この資料でこんなことが分かります

  • 投稿カレンダー
  • 運用方針サマリー 
  • 原稿管理
  • 投稿前確認一覧

 

お役立ち資料は各種SNSの投稿管理に役立つ、運用方針サマリー、投稿カレンダーテンプレート、投稿原稿管理テンプレート、投稿作成時のチェックポイントや年中行事・祝日を用意しております。

記載例や押さえておきたいポイントなども紹介しておりますので、アカウント運用を始める際にご活用ください。

あくまで参考例になりますので、カスタマイズしてご利用ください。資料に関してご質問がある場合は、お問い合わせよりご連絡ください。

 

お役立ち資料のダウンロードはこちら

 

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この講座を監修した人

大山玲奈|Reina Ohyama

法人営業を経て2021年にガイアックスに入社。現在はコンサルタントとして大手企業を中心にソーシャルメディアマーケティングの支援をおこなう。主にTwitter、Facebookが得意。趣味は海にはいること。

この講座の総合監修・執筆者

平井 みのり|Minori HIRAI

ソーシャルメディアマーケティングコンサルタント。 大学在学中より広告代理店にてキャリアをスタート。 主に、ウェブマーケティング事業に従事。大手企業や官公庁を中心にソーシャルメディアマーケティング、PR、ブランディング、キャンペーン施策に関わる。Z世代向けの施策提案や英語での支援も可能。