『Facebookページのファンになってからの「イメージ」「行動」 の変化についての調査』を発表

2012/06/15

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Facebookの企業向けマーケティングツール「Fantastics(ファンタスティクス)」(以下、Fantastics)の展開に力を入れている株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775)は、ジー・プラン株式会社(本社:東京都千代田区)と共同で『Facebookページのファンになってからの「印象」、「行動」の変化についての調査』を実施しましたので、結果を発表いたします。

 

▼ 調査の詳細と解説はこちらをご覧ください
http://gaiax-socialmedialab.jp/press/004
http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/117

 

< 調査総括 >
ウォール投稿への「いいね!」、「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、イメージ向上やブランドの記憶につながっている。具体的には以下のような差が出ました。

 

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1ヶ月に1回以上の頻度で、ウォール投稿に「いいね!」・「コメント」する
人は、そうでない人に比べて
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  • イメージが良くなった割合が 6.62倍
  • ブランドを覚えた割合が 3.90倍
  • ブランドに興味を持った割合が 3.30倍
  • ブランドに親近感を持った割合が 2.88倍
  • ブランドの商品を購入してみたくなった割合が 3.20倍

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1ヶ月に1回以上の頻度で、ウォール投稿に「いいね!」・「コメント」する
人は、そうでない人に比べて
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  • 商品、サービスを利用した割合が 3.40倍
  • 商品、サービスの利用を検討した割合が 4.06倍
  • 商品、サービスを購入した割合が 2.48倍

 

● 調査概要
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  • 調査方法: インターネットリサーチ
  • 調査地域: 全国
  • 調査対象: 属性、年齢は指定せず
  • 有効回答数: 2007サンプル
  • 調査日時: 2012年4月9日(月) ~ 2012年4月15日(日)
  • 対象者条件 Facebookに会員登録をしており、Facebookページに「いいね!」をしたことがある
  • 調査主体: GaiaXソーシャルメディア ラボ、ジー・プラン株式会社

 

● 「いいね!」や「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、イメージ向上につながっている
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ファンになっているFacebookページのウォール投稿への「いいね!」、「コメント」の頻度と、イメージ向上などブランディング効果の相関関係を調べました。(画像1)

この結果、「イメージが良くなった」、「ブランドを覚えた」、「ブランドの事に詳しくなった」、「ブランドに興味を持った」、「ブランドに親近感を持った」の項目で、ウォール投稿への「いいね!」、「コメント」頻度が低いユーザーに比べて、高いユーザーのほうが総じて高い値を示しています。

つまりイメージ向上などのブランディングを目的としてFacebookページを運用する場合、ウォール投稿に対して「いいね!」、「コメント」をしてくれるユーザーを増やすことが、ひとつの指標になっていると考えられます。

 

● 「いいね!」や「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、商品の検討・購入につながっている
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ファンになっているFacebookページのウォール投稿へ、「いいね!」や「コメント」をする頻度と、ファンになった後に、商品の購入などのアクションを起こすユーザーとの相関関係を調べました。(画像2)

この結果、やはりウォール投稿への「いいね!」、「コメント」の頻度が高いユーザーのほうが、商品の検討・購入につながり、ウォール投稿への「いいね!」、「コメント」の頻度が低い、もしくはないユーザーは、何のアクショ
ンもしない、という傾向があることが分かりました。また、その他のアクション「サービス利用」、「利用検討」などでも同様の傾向が見て取れます。

つまり、Facebookページを用いた顧客育成のステップとして「ファンになる→関与度を高める(ウォール投稿へのいいね!、コメントを貰えるようになる)→商品の利用検討、購入」という流れが考えられます。

 

● 懸賞がきっかけでファンになったユーザーのほうが購入などのアクションにつながっている
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Facebookページのファンになったきっかけが「懸賞キャンペーン」か「それ以外」で場合分けをし、商品の購入などのアクションにつながっているかを調べました。(画像3)

この分析は、懸賞キャンペーン経由のユーザーが、懸賞に参加しただけにとどまらず、その後の購買などにつながっているのか?の傾向を見るために行ったものです。この結果、懸賞キャンペーンがきっかけでファンになったユーザーは、それ以外のきっかけでファンになったユーザーと同程度かそれ以上の割合で、商品の検討、購入、利用につながっていることが分かりました。

 

● 懸賞きっかけでファンになったユーザーのほうがブランドイメージの向上につながっている
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Facebookページのファンになったきっかけが「懸賞キャンペーン」か「それ以外」かで場合分けをし、「ブランドイメージの変化」がそれぞれどのようになっているかを調べました。この分析は、懸賞キャンペーン経由のユーザーが、懸賞に参加しただけにとどまらず、その後のイメージの向上につながっているのか?の傾向を見るために行ったものです。(画像4)

この結果、懸賞キャンペーンがきっかけでファンになったユーザーは、それ以外のきっかけでファンになったユーザーと同程度かそれ以上の割合で、イメージ向上につながっていることが分かりました。

 

● 非認知層、非ロイヤリティ層の獲得には懸賞キャンペーンが有効
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Facebookページのファンになったきっかけが「懸賞キャンペーン」か「それ以外」に分けて、ファンになる前の企業との関係性(元々ロイヤリティが高い状態だったか等)を調べました。(画像5)

 

この結果、その企業との関係性において、

  • 知らない企業(ブランド)だった
  • 元から知ってはいたが、好きな企業(ブランド)ではなかった
    (商品の購入経験あり)
  • 元から知ってはいたが、好きな企業(ブランド)ではなかった
    (商品の購入経験なし)

と答えたユーザーは、懸賞がきっかけでFacebookページのファンになっている人が多く、つまり、非認知層、非ロイヤリティ層のユーザーと接点を作るために、懸賞キャンペーンが有効に働いていることが明らかになりました。

 

■ 関連URL
GaiaXソーシャルメディア ラボ
http://gaiax-socialmedialab.jp/
株式会社ガイアックス
http://www.gaiax.co.jp/jp/
ガイアックスのFacebook活用支援サービス
http://gaiax-socialmediafactory.com/
ジー・プラン株式会社
http://www.gpoint.co.jp/company/index.html

■ プレスリリース本文
http://www.gaiax.co.jp/jp/news/press_release/2012/0615.html

 

■ 著作権表記
(C) 2012 GaiaX Co.Ltd. All rights reserved.

■ 株式会社ガイアックス 概要(2012年3月末現在)
設立:1999年3月5日
資本金:1億円
代表執行役社長CEO:上田祐司
従業員数:378名
本社所在地:東京都品川区西五反田1-21-8 KSS五反田ビル8F
事業内容:ソーシャルメディア構築・運営・監視とソーシャルアプリサポート
など、ソーシャルメディアとソーシャルアプリに関わるすべての業務を提供

■ ジー・プラン株式会社 概要(2012年2月末現在)
設立:2001年2月9日
資本金:2億9600万円
代表取締役社長:金子毅
本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-26-18 矢倉ビル6F
事業内容:ポイント交換マーケットプレイス「G ポイント」の運営、インセン
ティブポイント発行サービス「G ポイントギフト」の提供、ターゲティング
メール・メールマガジン「G ニュース」の提供