【最新版】Twitter公式マーク(認証バッジ)の申請方法・条件などまとめ

2024/01/10

2022年10月31日にイーロン・マスク氏がTwitter社のCEOに就任したことが明らかになって以来、Twitterの仕様の変化が多く、最新情報をキャッチアップするのが難しいですよね。Twitter公式マークの付与条件や機能などがこれまで何度も変更されているのも、その変化のひとつです。
そこで、この記事ではTwitter公式マークに関する最新情報をわかりやすく解説していきます。


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    ■目次

  1. Twitter公式マーク(認証バッジ)とは?
  2. Twitter公式マーク(認証バッジ)の変遷
  3. 現在のTwitter公式マーク(認証バッジ)の概要
  4. Twitter公式マーク(認証バッジ)の費用と申請方法
  5. Twitter公式マーク(認証バッジ)がないと広告配信できないのか?
  6. 最後に

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1. Twitter公式マーク(認証バッジ)とは?

2023年7月時点では、Twitter公式マーク(認証バッジ)とは、アカウント保有者の個人や企業・組織・公的機関などが、有料または無料サブスクリプションを通じて申請し、それぞれの条件を満たせば付与される認証バッジのことです。

アカウントの種類に応じて3種類の公式マークが存在し、それぞれ申請方法や機能、付与されるための条件、資格基準などが違います。

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/profile-labels

2. Twitter公式マーク(認証バッジ)の変遷

従来の青い公式マークの意味

従来は青い公式マークの一種類のみが存在し、Twitter 公式アカウントはそれについて下記のように説明しています。

“これまでTwitterでは、一定の要件に基づき、著名で信頼に値するアクティブなアカウントを、公共の利益にかなったアカウントとして個別に認証し、その証明のために青いチェックマークを使用してきました。”

参考 : https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/about-twitter-verified-accounts

従来は、本人確認済みの著名人や企業などに青い公式マークを無料で付与していました。そのアカウントが本物であることを示し、投稿内容の信頼性を高める役割を担っていましたが、有名企業の申請が通らないなど、基準が明確ではなかったとも言われています。

有料制サブスクリプションサービスのTwitter Blue

2022年11月25日、イーロン・マスク氏は青色は個人のアカウントに、金色は企業、グレーは政府機関や多国間機関に、公式マークを付与することを明らかにしました。

続いて、2023年1月11日に日本でも個人アカウントの青い公式マークの付与の対象となる、Twitter Blueを開始したと発表しました。従来は著名人や企業などの申請に限定されていましたが、Twitter Blueは有料サブスクリプションの会員であれば、誰でも公式マークの付与の対象となりました。

参考:https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/profile-labels

従来の青い公式マークの削除と金色、グレーの公式マーク(Twitter Verified Organizations)の開始

Twitter社は2023年4月1日に、従来の本人確認の意味を担っていた無料の青い公式マークを削除することを明らかにし、4月20日に一斉に削除し始めました。無料で付与を受けていた著名人や企業などの公式マークがアカウントから消えたことにより、青い公式マークのアカウントはすべて有料のTwitter Blue会員ということになりました。

しかしその後、Twitter Blue会員ではないのに青い公式マークが付与されたアカウント保有者からの報告ツイートや一部メディアの報道などもあったことから、現在も非会員なのに青い公式マークがついているアカウントがある可能性もあります。

同時に、Twitter Blueとは別に企業や組織に対するTwitter Verified Organizationsのサブスクリプションを通じで、Twitterに公式に認証された事業者であることを示す金色のマークと、政府機関や多国間機関であることを意味するグレーのマークの付与を開始しました。

企業の金色は有料サブスクリプションですが、政府機関や多国間機関のグレーは、条件を満たせば無料で付与されます。

https://twitter.com/verified

3. 現在のTwitter公式マーク(認証バッジ)の概要

Twitter公式マークは2023年7月時点では3種類あると述べましたが、それぞれの機能の違いについて紹介します。

青い公式マーク(Twitter Blue)

Twitter公式の青の公式マーク付与の対象となる他、次のような機能を利用できます。その一部を紹介します。

  • 投稿後、1時間以内であればツイートを編集できる

従来は、一度投稿するとそれを編集することはできず、削除して投稿しなおすなどが必要でしたが、Twitter Blueのサブスクリプションに加入することで、一定時間内ではありますが編集が可能になりました。

Twitter Blueの申し込み画面には、7月13日時点では30分以内と記載されていますが、公式Twitterで最新情報が発表されたことにより、順次変更されていくでしょう。

参考:https://twitter.com/TwitterBlue/status/1666263252685451264

  • タイムラインに表示される広告数がおよそ50%減少する

Twitter Blueサブスクリプションを購入し、アカウントの参加資格の審査が完了すると、この機能を利用できるようになります。

  • 長文ツイートの投稿ができる

従来、Twitterは1投稿につき140文字以内という制限がありましたが、Twitter Blue会員は半角25,000文字までの投稿が可能になりました。

参考:https://twitter.com/TwitterWrite/status/1674221120495685635

  • 会話や検索結果でのツイートの上位表示

ツイートに反応しコメントをした場合、Twitter Blue会員のコメントは最上位付近に表示されます。

その他の機能や詳細、最新情報については、Twitter公式ヘルプセンターや、公式Twitterの最新情報を参考にしてください。

参考:
https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-blue
https://twitter.com/TwitterBlue
https://twitter.com/verified

金色とグレーの公式マーク(Twitter Verified Organizations)

Twitter Blueで利用できる機能はすべて、Twitter Verified Organizationsでも利用可能です。
その他に、下記のような機能が利用できます。

  • Twitter Verified Organizationsだけのプレミアムサポートを受けられる
    (関連アカウントの削除または追加、支払い、アカウントのなりすましなど、何か問題が発生した場合、迅速なサポートが受けられます。)
  • 通常のアカウント、Twitter Blueのプロフィール画像は円形なのに対し、四角形のプロフィール画像で差別化を図れる
  • 企業や組織に関係のあるアカウントを関連アカウントとして有料で指定することができる

指定されたアカウント名の隣には公式マークと所属先企業・組織のプロフィール画像を縮小した関連アカウントバッジが表示されます。そのバッジをタップすることで所属先にフォロワーを誘導できる効果が期待できます。

こちらも、その他の機能や詳細、最新情報については、Twitter公式ヘルプセンターや、公式Twitterの最新情報を参考にしてください。

参考:https://help.twitter.com/ja/using-twitter/verified-organizations

4. Twitter公式マーク(認証バッジ)の費用と申請方法

青い公式マーク(Twitter Blue)と金色とグレーの公式マーク(Twitter Verified Organizations)ではサブスクリプションの費用と申請方法が異なりますので、解説します。

青い公式マーク(Twitter Blue)の費用と申請手順

費用:980円/月、IOS/Androidからの加入価格は1,380円/月

▼Twitterアプリから加入する場合

手順1:プロフィールメニュー画面のTwitter Blueをタップします。

手順2:Twitter Blueの説明文と金額が出るので、金額の部分をタップし、支払いを完了させます。電話番号認証をしていない場合は「電話番号を確認してくだい」という画面になるので、手順に従って認証を完了させてください。

▼Twitter.comから加入する場合

手順1:ホーム画面のメニューにある、「認証済み」または右上にある「認証を受ける」というところをクリックします。

手順2:個人、または組織を選ぶダイアログが出るので、個人を選択し「購入する」をクリックします。

手順3:Twitter Blueの説明文と金額が表示されるので、金額の部分をタップし、支払い情報を入力して支払いを完了させます。電話番号認証をしていない場合は「電話番号を確認してくだい」という画面になるので、手順に従って認証を完了させてください。

公式マークを付与される条件や資格基準

Twitter Blueにサブスクライブした後、青い公式マークを付与されるためには下記のような基準が設けられていますのでその一部を紹介します。

  • 情報に不備がないこと
  • アクティブに利用されていること
  • セキュリティが確保されていること
  • 欺瞞的行為に加担していないこと

Twitterが審査し、すべての要件を満たしていることが確認された後、公式マークが表示されます。

参考:
https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/about-twitter-verified-accounts
https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-blue-how-to#how-to-signup-for-twitter-blue

Twitter Verified Organizations(金色、グレーの公式マーク)の費用と申請手順

費用:135,000円/月 関連アカウントは1件につき8,000円/月

▼Twitterアプリから加入する場合

手順1:Twitter Verified Organizationsのホーム画面から申し込みへのリンクをタップします。または下記のリンクからアクセスできます。

https://twitter.com/i/verified-orgs-signup

手順2:ブラウザが開き再度ログインが促されるので、指示に従ってログインしてください。下のページが表示されたら「申し込む」をタップすると、申請内容を入力する画面が開きます。

手順3:アクセス申請のための必要事項を記入・送信した後、支払い情報を入力すると審査が開始されます。承認されると、アカウントのサブスクリプションを有効化できるようになった旨がメールで通知されます。

▼Twitter.comから加入する場合

手順1:ホーム画面のメニューにある「認証済み」 か、右上にある「認証を受ける」をクリックします。

手順2:個人、または組織を選ぶダイアログが出るので、組織を選択し「購入する」をクリックします。

手順3:下のダイアログが表示されたら、「申し込む」をクリックすると申請内容を入力する画面が表示されます。

手順4:アクセス申請のための必要事項を記入して、送信した後、支払い情報を入力すると審査が開始されます。承認されると、アカウントのサブスクリプションを有効化できるようになった旨がメールで通知されます。

Twitter Verified Organizations(金色の公式マーク)への条件や資格基準

  • 個人のアカウントは対象外
  • 情報に不備がないこと
  • アクティブなアカウントで、アクセスして管理することが必須
  • 政府機関の場合、政府機関の公式メールアドレス(ドメインが「.gov」などのメールアドレス)の入力が必要
  • その他の詳細情報を提供するよう求められる場合がある

参考:https://help.twitter.com/ja/using-twitter/verified-organizations

Twitter Verified Organizations(グレーの公式マーク)への条件や資格基準

Twitter社は、無料のグレーの公式マーク付与を申請できる基準を、国レベルの政府機関のアカウント、政府機関の関係者のアカウント、多国籍期間のアカウントに分けて、説明しています。申請するアカウントが無料で付与される対象かどうかをよく確認して、申請しましょう。

参考:https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/profile-labels

上記の条件にあてはまらない、その他の政府機関および多国間機関のアカウントは、認証済み組織サブスクリプションを通じてグレーのチェックマークの付与を受けることができます。

そのほか、下記のような条件も併せて記載されています。

  •  個人のアカウントは対象外
  •  情報に不備がないこと
  • アクティブなアカウントで、アクセスして管理することが必須
  • 政府機関の公式メールアドレス(ドメインが「.gov」などのメールアドレス)の入力が必要

参考:https://help.twitter.com/ja/using-twitter/verified-organizations

5. Twitter公式マーク(認証バッジ)がないと広告配信できないのか?

2023年4月21日以降は、Twitter BlueかTwitter Verified Organizationsへのサブスクリプションを済ませないと、広告配信ができなくなると広告主に通知がされました。
また2023年6月21日時点での広告管理画面の通知文では、1,000ドル以上のキャンペーン広告を既に予約している、または今日予約をすれば自動的に金色の公式マークの資格が与えられるとされています。

6.最後に

有料サブスクリプションを通じたTwitter BuleやTwitter Verified Organizations の導入により、公式マーク付与だけではなく、実は利用できる機能も増えたことがわかったかと思います。
次々と新しい発表を行うTwitter社と、イーロン・マスク氏ですが、今後もその動きに注目してTwitterを使いこなせるようにしたいですね。

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