【Instagram】インスタはリアルに強い?! 「海の家」と絡めたO2Oキャンペーン事例
2015/08/31
SNSのO2O(Online to Offline)キャンペーンが増えてきました。O2Oとはネットとネット以外のリアルな現場をつなぐWebマーケティングの概念です。
SNSという臨場感の高いWebメディアは、プロモーションキャンペーンの現場の熱気を伝えるにはとても適しています。
特に、以下の要素を満たすInstagram(インスタグラム)と、O2Oキャンペーンの相性は非常に素晴らしいものがあります。
・文章を書かなくても、画像の投稿のみでコミュニケーションが成立する
・ハッシュタグでつながる文化がある
つまり、その場で画像を撮り、キャンペーン参加の意志を示すハッシュタグさえ付けさえすればOKという「参加ハードルの低さ」がInstagramキャンペーンの特徴なのです。
今回は、夏ということで「海の家」を活用したInstagramのO2Oキャンペーン事例7つをご紹介。事例はInstagramの投稿をオウンドメディアに組み込むサービス「タグプラス(https://tagplus.jp/website/)」を展開するシェアコト(http://www.sharecoto.co.jp/)さんより寄稿していただきました。
- ■目次
1.Lenovo House at Qick Silver
2.avex beach paradise powered by UULA
3.MILK CAFÉ with NANANA BEACH
4.SABON Beach House
5.ALBION BEACH HOUSE
6.LAND CRUISER Beach House in JAPAN
7.JINS SUNGLASSES PROJECT 2015
O2O事例① Lenovo House at Qick Silver
「Digitalの力でBEACHをもっと楽しく、便利に!」をコンセプトとしたビーチハウス「Lenovo House」が期間限定でオープンしています。ビーチハウスでは、Instagram投稿でプリントシールや渋谷PARCOお買い物がもらえるサービスなどを展開し、渋谷PARCOも店舗で「Lenovo House」を告知しているなど、相互送客するために連携をとっています。
ビーチハウスを利用する人のみフォトブースで撮影することができ、「#lenovo_beach」を付けてインスタグラムに投稿された画像をオウンドメディア(自社サイト)に表示させ、活用しています。
公式Webサイト
http://beach.lenovo-active.com/
公式インスタグラム アカウント
ハッシュタグ
O2O事例② avex beach paradise powered by UULA
由比ヶ浜にエイベックス海の家「avex beach paradise」。毎週末、全身白い格好をしてる「東京HACH」が由比ヶ浜のビーチに訪れるユーザーを楽しませています。「#UULA」をつけて投稿を行うとビーチで役立つ防水ポーチを抽選でプレゼントをしています。公式カメラで撮影された写真はWebサイトで紹介をされています。
ユーザーが撮影した写真だけでなく、公式カメラで撮影し、海の家の看板をしっかり入れることで、ブランド認知につなげています。
公式Webサイト
インスタグラ公式アカウント
ハッシュタグ
O2O事例③ MILK CAFÉ with NANANA BEACH
カフェ&ダイニング原宿MILK CAFEが、テレビ東京のNANANAとコラボを行い「MILK CAFE with nanana BEACH」を期間限定でオープンしています。テレビ東京では7月30日、8月6日に投稿された画像をオンエアーするなど、リアル・SNS・テレビを上手く連携しているのが特徴となります。
公式Webサイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/nanana_beach2015/
ハッシュタグ
#ナナナビーチ2015
#ナナナビーチでパリッ
#ナナナビーチでフリー
O2O事例④ SABON Beach House
イスラエル生まれのボディケアブランド「SABON」が2014年に続き今年も「SABON Beach House」をオープンしています。
SABONの人気の商品をシャワールームに設置のほか、今年はSABONの人気商品を体験、購入していただけるショップも併設しているようです。イベントもヨガ・フラダンスのなどモーニングレッスンを行うことで、ユーザーを巻き込みSNSで情報拡散されています。
インスタグラム 公式アカウント
ハッシュタグ
インスタグラム チェックイン
https://instagram.com/explore/locations/333183375/
O2O事例⑤ ALBION BEACH HOUSE
女性のキレイを応援するアルビオンが、「キレイを楽しむ大人のビーチハウス」をコンセプトにはじめて海の家を期間限定でオープンしています。ビーチヨガ・スラックラインなどワークショップを定期的に実施することで、参加したユーザーが投稿したくなるような”きっかけ”を作っているのが特徴になっています。
公式Web サイト
http://www.albionbeachhouse.com/
ハッシュタグ
インスタグラム チェックイン
https://instagram.com/explore/locations/890942467/
O2O事例⑥ LAND CRUISER Beach House in JAPAN
世界で活躍する「LAND CRUISER」らしいワールドワイドなフードとドリンクは、「世界を旅する」をテーマに吉祥寺に店舗を構え、ラムベースのお酒を提供するSCREW DRIVERが監修しています。ランドクルーザービーチハウスではペットボトルを回収し、シーカヤック型オブジェを作るプロジェクトを行ったり、ランドクルーザーを展示を行っています。
公式Webサイト
https://toyota.jp/sp/landcruiser/event/beachhouse.html
O2O事例⑦ JINS SUNGLASSES PROJECT 2015
JINSは海の家ではなく、JINS VAN Japan Tour 2015でサングラスの移動店舗で販売を行っていました。またリアルでのブランド・商品認知だけでなく、オウンドメディア(自社サイト)でユーザーが「#jinsサングラス」をつけて投稿したインスタグラムの投稿活用しています。
インスタグラムの投稿を可視化することで、公式インスタグラムアカウントをもっていなくともWebに訪れたユーザーに知ってもらうことが可能となっています。
公式Webサイト
http://www.jins-jp.com/st/sunglasses/project2015/
ハッシュタグ
おわりに
リアルとinstagramを連携するには、ユーザーが投稿したくなる“きっかけ”をつくるかが大切になってきます。今回、海の家ではフォトブースを設置やワークショップを定期的に実施していました。
海の家で接点を持ち、ユーザーが投稿してくれたハッシュタグ付き写真をオウンドメディア上で収集・表示し、ブランド認知に上手くつなげています。
キャンペーンの認知、参加を促す戦略、集めた投稿をいかに活用するかまでの一連の流れをきっちり押さえたキャンペーン施策が必要になるでしょう。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部