Facebookの数値を簡単分析! ドメインインサイトが取れるデータと設定方法
2015/08/03
Facebookには、ドメインインサイトという機能があり、これを使えば自社サイトも分析することが可能となります。では、その分析をする上でどういう準備をすればいいのか、ドメインサイトの設定方法について詳しく触れていきます。
■設定することで得られるデータ
Facebookにおけるインサイトとは、FacebookページやアプリなどFacebookで管理できるもの全ての運営状況のモニタリングページの総称となります。そこへ自身のサイトインサイトを追加する、といったイメージとなります。
Facebookのドメインインサイト設定をすることで得られる指標の一例を、以下に記載しました。
・「いいね!」ボタンCTR
・いいね!記事CTR
・シェア記事CTR
・コメント率
・人口統計データ
・人気のページ
Facebookページのいいね!数は知っていても、Webサイト自体のいいね!数は知らない。また、そもそもどうやって調べるのかもわからないという方は意外と多いかと思います。
そういった方に適しているツールがドメインインサイトです。ドメインインサイトではFacebookページを管理・運営している人が一元チェックできるようになるので、より管理が簡単になり、作業効率も大きく上げることができます。
■ドメインインサイトの設定方法
では、そのドメインインサイトを設定する際にどのような準備をすればいいのか、以下に記します。
1.Facebookインサイトにアクセスし、「ウェブサイトのインサイト」をクリック
Facebookインサイト:https://www.facebook.com/insights/
2.表示されているmetaタグをコピー
3.先ほどコピーしたmetaタグを、サイトのヘッダーに記述
4.あなたのWebサイトのドメインを入力(Facebook画面で)、リンク先を自分の個人アカウントかFacebookページかで選べます
5.「インサイトを取得」をクリック
以上5ステップになります。
上記のように、「ウェブサイトのインサイト」をクリックし、登録したいWebサイトのドメインを設定します。
この時、管理者として見られるユーザーとリンクしますので、個人で運営する時は自分のFacebookアカウントと紐付けるといいかと思います。また、法人で運営する場合はFacebookページと紐付けるとよりいいと思います(ただし、アプリとの連携など面倒な手続きが必要になるようです)。
後は、発行されたタグを計測したいホームページのヘッダー部分に入れればOKです。サイトにmetaタグが正しく入っていれば、すぐに画面が切り替わり、いいね!数やシェア数のグラフが表示されます(表示まで2~3日かかる場合もあります)。
複数で管理したいときには、あらかじめFacebookページなどを作った上で設定を始めるといいかと思います。
■最後に
一般的にサイト分析する際は、無料で使えるGoogleアナリティクスを用いて諸々の分析をされている人が多いのでは無いかと思います。そのGoogleアナリティクスより簡易的に始めることができるドメインインサイトは素早く、手軽に分析を進めたい方にオススメです。
こうした導入が簡単で、管理がしやすく、使いやすいサービスは積極的に導入を行っていき、自社サイトをどんどん成長させましょう。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部