Instagramのリポストの方法は?企業が行うメリットとデメリットを解説
2023/05/17
Instagramに投稿されているほかのユーザーの写真を、自社のInstagramアカウントでシェアしたいと思ったことはありませんか?
Instagramで投稿をシェアすることを「リポスト」と呼びますが、じつはInstagram自体にはリポストする機能はありません。そこで使われているのがリポスト専用アプリ。この専用アプリを使えば簡単にリポストができるようになっています。人気の企業アカウントも使っているリポストをマスターして、より魅力的なアカウントを目指しましょう。
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1. Instagramのリポストとは
TwitterのリツイートやFacebookのシェアと同じように、Instagramでほかの人の投稿を自分のアカウントでシェアすることを「リポスト」といいます。Instagramのアプリにはリポストの機能はついていませんが、専用アプリを使えば簡単にリポストすることができます。
▼リポスト投稿。画像内にリポストマークが付いていることがほとんど
2. Instagramでリポストする方法
リポストには専用のアプリが必要
リポストするには、まず専用アプリをダウンロードします。「Repost for Instagram」などが代表的ですが、Apple storeやGoogle Playで「Instagram repost」と検索すると色々なアプリが出てきますので、その中から好きなものを選んでダウンロードします。
「Repost for Instagram」のダウンロードURL
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/reposter-repost-for-instagram/id1331571544
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.jaredco.regrann
アプリを使ってリポストする手順
手順1: 「Repost for Instagram」をインストールして、Instagramのアプリを開く
手順2:リポストしたい投稿の右上の3点リーダーをクリックし、「リンクをコピー」を選ぶ
手順3:「Repost for Instagram」のアプリを開いて、先ほどコピーした投稿を選んで次へ進む
手順4:写真内に表示されるリポストのラベルの位置と色を選ぶ
手順5:「Repost」をクリックする
手順6:「Copy to Instagram」をクリックする
手順7:Instagramのアプリに戻るので、通常の投稿と同じようにフィルター加工や編集を行う
手順8:キャプションを書いて、投稿する
元の投稿の文章をコピーしたい場合は、キャプションの所で長押しし、「ペースト」を押すと貼り付けできます。
その際に「#Repost @local_japagram(@get_repost)」というキャプションが元の文章の前に自動的につきます。
リポストした投稿の表示のされ方
実際にシェアしたものは、以下のように写真内にリポストマークが表示された状態で投稿されます。キャプションもコピーした場合は、投稿元の文章がそのまま使われています。
リポストに絶対のルールはありませんが、マナー的には元のキャプションも残したほうがいいでしょう。
3. 企業がリポストするメリット
企業アカウントでリポストを行うことのメリットは大きく分けて「投稿作成のコスト削減」「ユーザーからのエンゲージメントの向上」「PR効果やアクション促進の期待」の3つが考えられます。
投稿作成のコスト削減
1から投稿を作成するためには、投稿内容を決めるだけではなく、素材集めや編集、キャプション作成などの多くの時間やコストがかかります。リポストは他のユーザーの投稿を活用することで、そういったものを丸々削減することが可能になります。
ユーザーからのエンゲージメントの向上
自社の内容ばかりだと、取っつきにくい印象をユーザーに与えてしまい、フォローなどの反応を貰いづらくなる可能性があります。リポストは一般ユーザーの投稿を活用するものなので、親近感を掻き立て、企業の投稿というお堅い感じが薄れるという効果があります。それ故に、リポストを行うとユーザーに近寄りやすいイメージを与えることが出来て、エンゲージメントの向上が期待できます。
PR効果やアクション促進の期待
ユーザーによる商品などの口コミは、共感を得られやすく、信頼性が高いコンテンツです。リポストを行うことで他のユーザーに関心を持ってもらいやすくなり、PR効果が期待できます。
4. 企業がリポストするデメリット
企業アカウントでリポストを行うことのデメリットは大きく分けて「投稿の許可をもらわなければならない」「アカウント凍結などのリスクがある」「アルゴリズムの動向により伸びにくくなる可能性がある」の3つが考えられます。
投稿の許可をもらわなければならない
リポスト投稿は無断で行うことはルール違反であり、許可を取る必要があります。必ず事前にDMやコメント等で確認を取り、その後リポストを行うようにしましょう。
アカウント凍結などのリスクがある
投稿されたコンテンツは、投稿元のユーザーに著作権があります。勝手に使用する、無断で加工するなどの行為は著作権の侵害にあたります。通報によるアカウント凍結や、最悪の場合、投稿主から訴えられる可能性あるので、十分注意しましょう。
アルゴリズムの動向により伸びにくくなる可能性がある
Instagramの最近のアルゴリズムでは、独自性が高いコンテンツが好まれます。他のユーザーの投稿をそのまま投稿するリポストは独自性が極めて低いです。そのため、独自性を評価するアルゴリズムが今後も続いていく場合、リポストをメインにしているアカウントの投稿はリーチが伸びにくくなる可能性があります。
5. Instagramでリポストするときのマナー・注意点
リポストの明記や、ユーザーへの感謝を忘れずに
リポストする前にコメントなどで投稿者に許可をとりましょう。特に顔が写っているものや個人情報に関わるものは注意してください。
まずキャプションやハッシュタグなどでリポストであることを明記しましょう。アプリを使った時にデフォルトでつくハッシュタグなどは、そのまま使うのが基本です。
また画像内のリポストマークは、画像の世界観を損ねない程度に見やすく表示しましょう。次に、リポストしたい投稿についているキャプションも、基本的にはリポストに掲載しましょう。
最後に、リポスト元のユーザーに対して感謝しましょう。リポスト投稿では「当ブランドの新作バッグを素敵なコーデに合わせていただきました!」など、感謝やリスペクトの気持ちをキャプションに織り交ぜて投稿すると丁寧です。
6. まとめ
Instagramには、おしゃれでクオリティの高いコンテンツが日々投稿されています。企業アカウントを開設してみたものの、魅力的なコンテンツを継続して発信していくのが大変という方は、まずは、自社の商品やサービスにちなんだ投稿をハッシュタグで検索して、リポストするところから始めてみてはいかがでしょうか。
企業アカウントのコンテンツをより魅力的に充実させることができるのはもちろん、自社のお客様と繋がるきっかけにもなります。まさに、リポストは企業アカウントにとって一石二鳥のスペシャル技!ぜひ活用してみてください。
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