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2018.02.27

ビジネスSNSで大幅なリード創出に貢献。「ビジネスにおける出会いの価値」を最大化するEightの戦略に迫る

200万人以上が使う名刺アプリとして知られる「Eight」。単なる名刺管理にとどまらず、ビジネスネットワーキング機能をもち、名刺をビジネスへ繋げるサービスとしてさまざまなビジネスパーソンに利用されています。

Eightは2017年6月に、企業がビジネスSNSのフィード上で情報発信をできる「企業ページ」機能をリリース。ソーシャルメディアラボでは、Eightの歴史や企業ページの目指すところについて、2017年9月に取材を行いました。

今回は、その後の変化や広告出稿などの現状について、Eight事業部ビジネスディベロップメント担当の安藤琢哉氏にお話を伺いました。

Interview / ソーシャルメディアラボ編集長 大久保亮佑

    ■目次

  1. プロフィール
  2. Eight「企業ページ」機能の現状
  3. 名刺情報をターゲティング機能に活用
  4. 500万ユーザーを目指すEightのこれから

1.  プロフィール

安藤琢哉 氏:Sansan株式会社 Eight事業部 ビジネスディベロップメント担当

2. Eight「企業ページ」機能の現状

登録企業数の増加と機能面の強化

大久保:昨年の取材から4〜5ヶ月、どのような変化がありましたでしょうか?

安藤氏(以下、敬称略):まず企業ページの登録企業数でいうと、前回取材時の2,000社から現在は3,000社まで伸びています。この数字は、企業ページの訴求広告などは特に行っておらず、純粋な自然増加の数で、ユーザー様のニーズが多くあったことが伺えます。

企業ページの運用と平行して、Eightそのものの機能面の強化も進めました。よりたくさんのユーザー様に使っていただくために、ユーザー様の声を拾い上げて、それに合わせた機能拡張を実施。その結果Eightユーザーの名刺を、各社員の承諾のもと社内で共有できる「企業向けプレミアム」という新機能も生まれています。

採用活動やブランディングで

大久保:「企業ページ」機能は具体的に、どのように活用されているのでしょうか?

安藤:採用活動やブランディングで使われているケースが多いです。たとえば、あるIT系ベンダー企業では、自社のサービス紹介だけでなく、オウンドメディアで発信している記事などをシェアすることで、フォロワーを獲得していました。

大久保:導入されている3,000社はどういった業種の企業が多いのでしょうか?

安藤:業種としてはIT系が特に多く、BtoBの商材を扱う企業が比較的多いです。

BtoCのお客様でも、企業としての活動、企業のニュースを発信しているケースが多く、商品自体を推している企業はあまりありません。まれに商品にまつわる話をする場合も、単純に製品のことだけを発信するのではなく、周りのストーリーを含めて発信されている企業が多い。製品を販売する場というよりはビジネスのコミュニケーションの場として機能している印象があります。

3.名刺情報をターゲティング機能に活用


Eight Adsとは

大久保:企業ページと共に発表されたEight Adsについても教えてください。どのような特徴があるのでしょうか?

安藤: Eight AdsはBtoBの分野に強みを持った広告商品です。その背景には、「広告でも最適な人に届けばソリューションになりうる」という我々の思想があります。

その特徴は大きく2つ。1つ目は、ビジネスマッチングを促進する「ターゲティング機能」です。この機能では、ユーザーが登録した名刺情報を、帝国データバンクさんのデータベースに連携。プロフィール情報と企業情報を併せて、ターゲティングができるというものです。

▲フィードからスムーズに申込までいける、リードジェネレーションオプション機能

2つ目は、登録された名刺情報を使って簡単に申し込みできるようにする「リードジェネレーションオプション」機能です。ユーザーは気になる広告があれば、プロフィール情報を連携して申し込むことができるので、手間がかからずコンバージョンレートが上げやすい。一般的にBtoBの広告資料ではダウンロード率1%程度が相場ですが、通常弊社だと2%、このリードジェネレーションを使うとさらに2倍に。相性のいい広告だと、10倍まで上がった事例もありました。

大久保:現在Eightに出稿している企業の規模は、どういったところが多いのでしょうか?

安藤:規模でいうと、大企業からスタートアップまで、幅広い企業規模の広告主様にご活用いただいています。大手の外資系システム会社から、営業工数をかけないで受注できる市場を開拓したいというニーズをいただくこともあります。

Eight Adsならではの強みとは

大久保:先ほどお話しいただいたターゲティング機能について、どんな魅力を感じられる企業が多いですか?

安藤:企業規模、部署、役職」のターゲティングができる点ですね。企業規模をターゲティングすることで事業戦略上のターゲットを定めたり、部署・役職をターゲティングすることで決定率を上げたりできる。そこに魅力を感じていただくことが多いです。

最近ではエンタープライズ向けには営業マンが提案活動し、小規模〜中堅の事業者はデジタルマーケティングを使って営業マンのリソースを使わず受注を伸ばすといった戦略を取られている企業様が多く、企業規模でのセグメンテーションをオーダーされる事が多いです。

他にも、ベンチャー企業に、コーポレートカードや業務効率を上げるツールの訴求をしたいというニーズもあります。細やかなターゲティングがあるからこそできる提案があるのはまさに、Eight Adsの強みですね。

4.500万ユーザーを目指すEightのこれから

大久保:Eight全体の戦略としては、今後どういったところを強化していこうと考えていますか?

安藤:ユーザー数の増加と企業との関係性構築、この双方を並行して行っています。弊社の想いとしては、よりユーザーに価値ある情報を提供し、より広告主のメリットになる活動をすること。単純に広告を広告として出すだけではなくて、企業からユーザーに対していかにアプローチするかという戦略を立てていきます。

企業と人の薄い関係が生まれ、その薄い関係を使いながら、エンゲージメントを深めていく。その先で商品に結びつく、というストーリーができればいいなと思っています。

大久保:最後に、今後の展望を教えてください。

安藤:我々がやらなければいけないのは、Eightとしての価値をどう定義して、どのように新しいものを作っていくのかということ。ビジネスSNSはLinkedInやFacebookをビジネスシーンで利用している場合などもありますが、Eightは毛色が少し異なるので、自分たちで道を作っていく必要があります。

「ビジネスでの出会い方、働き方を変える」という軸を持ちながら、名刺やネットワークの情報、投稿するには何を投稿するのか、企業やサービスにメリットがあることは何か。そういう問いをひとつずつ定義しながら作っていけば、自ずと結果はついてくるかなと思います。

直近のEightの目標は、500万ユーザーです。これは、ダウンロード数ではなく、しっかりEightを使い始めたユーザー数の定義です。500万人くらい使っている人がいれば「ビジネスマンのFacebook」として機能するのではないかと考えています。

ビジネスSNSは「手段」です。私たちの目的は、ビジネスの出会いの価値がEightの存在によって変化すること。今年もご注目いただければと思います。

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