Instagram投稿のエラーやトラブルと効果的な対処法ガイド

2025/06/09

Instagramでの投稿時に「エラーが発生しました」「送信中のまま止まる」といったトラブルに直面すると、企業アカウント運用に支障を来しかねません。

特にプロモーションや広告施策を進行中の場合、1回の投稿ミスが全体の進行に影響するケースもあります。

本記事では「Instagram 投稿 エラー トラブル」に関する代表的な原因と対処法を網羅的に解説し、法人運用におけるリスク管理・防止策までを整理しました。

目次

    1. Instagramに投稿できない主な原因と基本の確認ポイント
    2. 投稿の編集・削除ができないときの原因と解決策
    3. ハッシュタグ・キャプション・コメントのトラブルと対応策
    4. ストーリーやリールが投稿できないときの解決法
    5. Instagramの仕様変更やバグによる表示トラブルとは?
    6. 法人運用で注意したいInstagram投稿トラブルの予防策
    7. まとめ|Instagram投稿のエラー・トラブルは原因別に冷静に対処を

本記事は企業のSNSマーケティングを包括的に支援をしているガイアックスが解説しています。運用実績10年以上、大手企業を中心に累計1,000社以上の運用実績があります。

SNS運用、SNSキャンペーンに興味のあるご担当者様は、ガイアックスにご相談ください。

Instagramに投稿できない主な原因と基本の確認ポイント

Instagramに投稿できない主な原因と基本の確認ポイント  

Instagramの投稿エラーやトラブルに直面した際、原因を特定せずに対処しようとするとかえって混乱を招く恐れがあります。このセクションでは、まず投稿ができないときに確認すべき基本ポイントと、頻繁に発生する代表的な原因を体系的に整理します。これにより、現象ごとの見極めができ、再発防止にもつながる初期対応力が身に付きます。

通信環境やアプリの不具合によるエラー

Instagramの投稿が途中で止まる、画像がアップロードされないといった不具合は、まず通信環境の不安定さが疑われます。特にWi-Fiとモバイル通信を切り替えると一時的に接続が遮断されるケースがあり、そのタイミングで投稿が失敗することがあります。

  1. アプリの一時的なバグやキャッシュの蓄積も投稿エラーの一因です。
  2. アプリの再起動やキャッシュクリア、場合によっては再インストールも効果的です。
  3. 端末側の空き容量不足もメディア投稿に影響するため、併せて確認しておく必要があります。

インスタのサーバー側の障害やバグ

Instagram自体のサーバー障害が発生している場合、個々の端末やネット環境に問題がなくても投稿できなくなります。

補足:こうした障害情報は、公式のTwitterアカウントや障害情報サイト(例:Downdetector)で確認可能です。

また、仕様変更のタイミングで一部機能が使えなくなることもあるため、直近でのアップデート情報をチェックする習慣が重要です。

端末・アプリのバージョンが古い

アプリのバージョンが古いと、最新のInstagram仕様に対応できず、投稿エラーが発生しやすくなります。特に動画やリールなどの新機能を使った投稿では、古いバージョンでは対応しきれないことがあります。

ポイント:端末OSがInstagramの必要スペックを満たしていない場合も同様に不具合が起きる可能性があるため、アプリだけでなくOSのアップデートも並行して確認する必要があります。

アカウントの制限・利用制限による投稿不可

Instagramでは、コミュニティガイドラインやスパム対策の一環として、一定の違反行為が検知された場合に投稿機能が制限されることがあります。たとえば、短時間に大量の投稿・コメントを繰り返した場合や、違反報告を複数受けた場合などが該当します。

ポイント:このような制限があるかどうかは、「アカウントステータス」画面で確認できるため、投稿がうまくいかない場合はまず該当画面を確認することが推奨されます。

「データ使用量の軽減」が適用されている

通信速度が速く、大容量のデータも簡単に送受信できるスマートフォン。しかし一定の通信量に達すると速度が落ちる契約もあるため、Instagramには「データ使用量を軽減」できる機能が備わっています。

もし軽減モードがオンになっていたら、オフに切り替えましょう。確認・設定方法は次のようになります。

①Instagramアプリを起動し、プロフィールページを表示
②プロフィールページ右上にあるハンバーガーメニューをタップ
③「設定とプライバシー」をタップ

Instagramに投稿できない主な原因と基本の確認ポイント

④「データ利用とメディア品質」をタップ
⑤「データ節約モード」のオン・オフを変更する

Instagramに投稿できない主な原因と基本の確認ポイント

※「データ節約モード」がオンになっていると、事前の動画読み込みが行われません。さらに「高画質メディア」をタップすると、「オフ」「Wi-Fiのみ」「モバイルデータ+Wi-Fi」から設定を選択することができます。

動画が長すぎる・著作権法違反になっている

先に説明したとおり、長すぎて重い動画はアップロードできないことがあります。なるべく短く編集するようにしましょう。

2022年7月以降、ほとんどの動画はリール動画としてのみシェアできるようになっています。
リールを使用すると、Instagramカメラで最大90秒のショート動画を録画して編集することができます。90秒を超える場合は動画を編集して時間内に収めるようにしましょう。

また、動画で使っている音楽が著作権で保護されているものだと、アップロードできなかったり、できても公開が停止されたりする場合があります。音声をオフにするか、Instagram内の音源、フリー音源を使うなどの対策をしておくと安心です。

動画の音声をオフにする方法を紹介しておきます。

①投稿作成画面で動画を選択後右下の「次へ」をタップ(この時点では音声が入っていても大丈夫)
②編集画面上部の「音符」アイコンをタップ
③左上の管理をタップ

Instagramに投稿できない主な原因と基本の確認ポイント

④初期状態だと100になっているカメラ音源を0まで下にスライドして完了をタップ

Instagramに投稿できない主な原因と基本の確認ポイント

Instagramの投稿の編集・削除ができないときの原因と解決策

Instagramの投稿の編集・削除ができないときの原因と解決策

Instagramでは、投稿後に編集や削除を行う場面も少なくありませんが、その操作がうまくいかない場合、運用効率や信頼性にも影響が出かねません。

このセクションでは、編集や削除ができない原因を整理し、それぞれのケースで適切に対処できるよう解決策を提示します。

操作ミスと判断して放置せず、根本的な原因を把握することで、再発防止にもつながります。

編集が保存されない・内容が消えるときの対処法

投稿内容を変更して「完了」や「保存」をタップしても、変更が反映されないケースがあります。

これは、通信エラーやセッションの切断が原因であることが多く、特にアプリをバックグラウンドで長時間開いたままの状態から編集した際に発生しやすくなります。

  1. 編集作業前にアプリを再起動する
  2. 通信環境を安定させる
  3. 再度編集を行い保存を試みる

投稿の削除ができない・消したはずが残っているときの原因

削除操作をしても投稿がフィード上に残ったままになる場合、ローカルキャッシュの表示が更新されていないだけのことがあります。

  1. 一度アプリを終了し再起動する
  2. 通信の不安定さやInstagram側の処理遅延が原因で反映が遅れている可能性もある
  3. 一定時間を置いてから再確認する

編集ボタンが反応しない・ネットワークエラーになる場合

編集ボタンをタップしても反応しない、あるいは「ネットワークエラー」と表示される場合は、アプリの動作不良や端末OSとの互換性問題が疑われます。

  1. アプリと端末の両方を最新版に更新する
  2. 別アカウントや別端末で同じ操作を試す
  3. アカウント単位での制限や障害が起きていないか確認する

Instagramのハッシュタグ・キャプション・コメントのトラブルと対応策

Instagramのハッシュタグ・キャプション・コメントのトラブルと対応策

Instagram投稿では、キャプションやハッシュタグ、コメントが視認性や拡散性に大きく影響します。

これらの要素に不具合が起きた場合、情報伝達の精度やユーザーとのコミュニケーションにも支障が生じます。このセクションでは、入力や反映に関するトラブルの原因と、実務で即対応できる対策を紹介します。

キャプションが消える・入力できないときの原因

キャプション入力後に保存されない、あるいは投稿時に消えてしまうトラブルは、改行数や特殊文字の過剰使用、非対応の絵文字・記号などが原因となることがあります。

⚠️ 注意:投稿画面でエラー表示が出ないため、見落としやすい問題です。

この場合、キャプションを一度テキストアプリなどにコピーし、内容を整理・簡素化して再入力することで改善が見込めます。

ハッシュタグが反映されない/表示されないときの対処法

適切なハッシュタグを付けているにもかかわらず検索に表示されない場合、シャドウバンや過去の利用規約違反の影響が疑われます。

特に同一タグを短期間で多用していると、スパムと認識されて制限対象になることがあります。

まずはガイドラインに準拠したタグ構成に見直し、疑わしいタグの使用を避けてください。新規投稿でタグの反映状況を確認し、継続的に表示されない場合は一定期間ハッシュタグの利用を控えることも選択肢です。

コメント欄に投稿できない/反映されないときの理由と対応

コメントが反映されない場合、スパム対策の一環として一時的に制限がかかっている可能性があります。短時間に同一内容を複数投稿した場合や、特定の語句を含む内容が規制対象となるケースもあります。

ポイント:文言を柔らかく修正し、同じ文章を繰り返さないように注意しましょう。また、制限がかかっている場合は時間を空けて投稿し直すことが有効です。

Instagramのストーリーやリールが投稿できないときの解決法

Instagramのストーリーやリールが投稿できないときの解決法

Instagramのストーリーやリールは、企業アカウントのエンゲージメントを高める重要な機能です。

これらの投稿にトラブルが生じると、キャンペーンや情報発信に支障が出る可能性があります。

このセクションでは、ストーリー・リール投稿時に発生しやすいトラブルとその対策を紹介し、安定した発信体制を維持するための対応力を養います。

ストーリーがアップロードできない原因と対処法

ストーリーの投稿ができない場合、まず画像や動画の形式とサイズを確認してください。

項目 推奨内容
ファイル形式 JPEG、PNG、MP4
ファイルサイズ 大きすぎるとアップロード失敗の恐れあり

また、スマートフォンの一時メモリ不足やバックグラウンドアプリの多重起動も影響するため、不要なアプリを終了し、端末の再起動を試みると改善されるケースが多いです。

リール投稿が途中で止まる・エラーになるパターン別対応

リールは通常の投稿よりも編集要素が多いため、音楽、エフェクト、スタンプなどを多用した場合に投稿処理が停止するケースがあります。

  1. 特定のエフェクトがバグを起こしている可能性があるため、別の編集バージョンで投稿を試す
  2. Instagram側で一時的にリール機能に障害が発生していないか、他ユーザーの投稿状況を確認する
  3. 公式の障害情報をチェックして最新状況を把握する

リールのキャプションやタグが編集できない・反映されない問題

リールのキャプションやタグがうまく保存されない場合、投稿直後の一時的なサーバー遅延が原因であることが多いです。

  1. 投稿から時間を置いて再編集を試みる
  2. それでも反映されない場合は、一度非公開設定に切り替える
  3. 編集後に再度公開に戻すことで、編集内容が保存されやすくなる

Instagramの仕様変更やバグによる表示トラブルとは?

Instagramの仕様変更やバグによる表示トラブルとは?

Instagramの仕様変更やシステムバグは、ユーザー側の操作に問題がなくても表示不具合や機能制限を引き起こすことがあります。

特に法人運用においては、機能の変化に即応できないと情報発信の遅れにつながります。

このセクションでは、表示トラブルの典型例と、仕様変更に起因する問題への対応方針を整理します。

新機能が使えない・表示されないときの原因

Instagramの新機能が利用できない場合、まずアプリと端末OSのバージョンが最新であるかを確認してください。

補足:一部の新機能は段階的にユーザーへ提供されており、特定アカウントでは使用不可のまま時間差で反映されることもあります。

また、ビジネスアカウントやクリエイターアカウントへの切り替えにより、新機能へのアクセスが可能になる場合もあるため、アカウント設定の見直しも併せて行うとよいでしょう。

投稿が「表示されない」「消えた」ように見える現象

投稿がフィード上から突然消えるように見える場合、アプリのバグや読み込み遅延が主な原因です。

投稿自体は削除されておらず、アプリを再起動したり別端末で確認することで表示されることがあります。

また、ガイドライン違反に該当する可能性のあるコンテンツが自動的に非表示にされる場合もあるため、「アカウントステータス」から警告通知が届いていないかを確認することも大切です。

シャドウバンの可能性と確認・対策方法

投稿がハッシュタグ検索で表示されないなどの状態が続く場合、シャドウバン(表示制限)を受けている可能性があります。これは、過去のスパム行為や違反行為と判断された投稿が原因で、アカウントの可視性が低下する処置です。

デメリット:
・投稿が広がらなくなる
・フォロワーにすら表示されない可能性
・通常の対応では原因が見えづらい

対策としては、数日〜1週間程度の投稿休止を行い、違反とみなされるような投稿・コメント・ハッシュタグを避けることが有効です。第三者ツールを使わずにInstagramのネイティブアプリからのみ操作するように心がけることも、信頼性回復につながります。

法人運用で注意したいInstagram投稿トラブルの予防策

法人運用で注意したいInstagram投稿トラブルの予防策

企業アカウントの運用では、単発の投稿エラーだけでなく、業務全体に波及するリスクを最小限に抑える体制づくりが求められます。

このセクションでは、事前対策の重要性に加え、複数人運用における典型的なミス、外部支援を活用する際のポイントをまとめ、安定的かつ効率的なアカウント運用に必要な視点を整理します。

事前チェックリストでエラーを未然に防ぐ

投稿前に実施すべきチェック項目をあらかじめ定めておくことで、ヒューマンエラーや設定ミスを未然に防ぐことができます。

  • 画像・動画形式の確認
  • 通信環境の確認
  • アカウントのログイン状態の確認
  • 投稿時間帯の最終確認

チェックリストを共有ドキュメントとして社内に展開しておくと、誰が投稿を担当しても安定した運用が可能になります。

複数人運用時に起きやすい投稿ミスと対処法

複数人でInstagramアカウントを運用している場合、操作の重複や誤認による投稿ミスが起きやすくなります。例えば、他の担当者が下書き中だった投稿を誤って公開してしまうケースです。

ポイント:投稿予定や担当者を明記したカレンダーやワークフロー管理ツールを活用し、常に情報を可視化しておくことが大切です。定期的な運用会議での共有も効果的です。

運用代行・外部支援を活用してリスクを低減する方法

社内での運用リソースが限られている場合、SNS専門の運用代行サービスやコンサルティングを活用することで、投稿トラブルのリスクを大幅に軽減できます。

メリット:
投稿設計から制作、モニタリングまで一貫してサポートを受けられる
投稿ミスや不具合対応も迅速に処理可能
最新仕様や緊急対応にも強いパートナー選定が可能

外部パートナー選定時には、Instagramの最新仕様に精通しているか、緊急時の対応フローが明確であるかなどを基準に比較検討することが重要です。

まとめ|Instagram投稿のエラー・トラブルは原因別に冷静に対処を

まとめ|Instagram投稿のエラー・トラブルは原因別に冷静に対処を

Instagramの投稿トラブルは、通信環境、アプリの不具合、端末の状態、アカウントの制限など、多様な要因が絡み合って発生します。

焦って対処しようとすると状況が悪化することもあるため、まずは原因を切り分け、基本的な確認ポイントから順に対応することが重要です。

また、トラブルの予防には、事前のチェック体制や情報共有の仕組みづくりが欠かせません。

特に法人運用では、安定した発信体制を整備することで、キャンペーンや情報発信の信頼性を保つことができます。

再発防止と運用効率の向上のためには、信頼できる外部パートナーの検討も含めて、総合的な対策を講じることが求められます。

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