企業SNS公式キャラクターの活用事例28選! X(Twitter)・Instagram・Facebook・TikTok・YouTube編

2024/03/04

キャラクターをマーケティングに活用する例は多くあります。SNS運用でも、キャラクターが運用しているような見せ方が効果を発揮することも。しかし、なかなかキャラクターを活かしきれずに悩んでいたり、踏み出せなかったりする企業も多いのではないでしょうか。 この記事では、企業キャラクターのSNS運用事例をピックアップし、投稿の特徴や特筆すべきポイントを紹介します。


 

本記事は企業のSNSマーケティングを包括的に支援をしているガイアックスが解説しています。運用実績10年以上、大手企業を中心に累計1,000社以上の運用実績があります。

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※編集部注 2023年5月8日:最新情報をもとに加筆修正しました。 2022年3月3日:最新情報をもとに加筆修正しました。

    ■目次

  1. 【X(Twitter)】公式キャラクターアカウント運用事例12選
  2. 【Instagram】公式キャラクターアカウント運用事例7選
  3. 【Facebook】公式キャラクターアカウント運用事例5選
  4. 【TikTok】公式キャラクターアカウント運用事例2選
  5. 【YouTube】公式キャラクターアカウント運用事例2選
  6. まとめ

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1. 【X(Twitter)】公式キャラクターアカウント運用事例12選

事例1:あきこ(株式会社ローソン)

@akiko_lawson

ローソンのキャンペーンやフェア、新商品などをお知らせするアカウントです。ローソンクルーの「あきこ」がつぶやくという設定で、顔文字や音符を使うなど柔らかで親しみやすい雰囲気を出しています。 しかしキャラ感はそれほど強くなく、キャラクターが発言している雰囲気がほぼないキャンペーン関連ツイートなども混じっています。丁寧さと親しみやすさを出しつつ、キャラクターに縛られることなく運用しているようです。 ほぼ毎日投稿しており、ほかにも自社商品を紹介するテレビ番組や雑誌の情報、キャンペーンと関連する映画やコンサートなどのエンタメ情報を一日数回リツイートしています。

投稿のポイント

クルーという設定のためかほとんど投稿内には登場しませんが、企業のキャラクターとして定着しています。 LINEスタンプが発売されていたり、海外のローソンでも同様のキャラクターがSNSで発信していたりと認知度は確かなものとなっています。

事例2:ポンタ(株式会社ロイヤリティマーケティング)

@Ponta

Pontaポイントの公式アカウントでは、キャラクターの「ポンタ」がPontaのキャンペーンなどPontaポイントに関する情報をお知らせしています。また週に2回程度、ポンタの日常生活の一コマをイラストで紹介しているのも特徴です。 ポンタのイラストツイートはほかのツイートに比べてリツイートやリプライも多くなっています。かわいいキャラクターをうまくエンゲージメントにつなげている例と言えるでしょう。 「バファローズPonta」や「グランパスPonta」などとのコラボも行われています。

投稿のポイント

「名探偵コナン」の映画公開に合わせたこちらの投稿は多くのいいねを獲得しました。

事例3:チー坊(チチヤス株式会社)

@chibochichiyasu

ヨーグルトをはじめとした乳製品を製造販売するチチヤスのアカウントです。キャラクターのチー坊が、新商品やプレゼントキャンペーンのお知らせなどを月に数回発信しています。 チー坊の幼い雰囲気に合わせて「ぼく」という一人称を使い、絵文字も多く入っています。企業からのお知らせ投稿でもこの書き方を崩さず、社員のことを「カイシャのお兄さん、お姉さん」と呼ぶなど、チー坊の存在を強く印象付けるとともに親密さを感じさせます。

 投稿のポイント

コラボ商品についてユーザーの意見を聞く投稿です。 キャラクターが呼びかけることで、よりリアクションが集まるという効果も期待できるかもしれません。

事例4:ひげおじさん(ニッカウヰスキー株式会社)

@nikka_jp

ニッカウヰスキーのアカウントでは、ウイスキーボトルにもデザインされているひげのおじさんが、ウイスキーに合う食事やおつまみ、おいしい飲み方など、ウイスキーをより楽しむための情報をほぼ毎日投稿しています。「~の日」に合わせた豆知識やレシピの投稿も多く見られます。 語尾を「〜じゃ」「〜だぞい」とするなど、ひげおじさんが話しているというテイストを徹底しています。ユーモア要素も強く、ウイスキーの持つおしゃれで高級なイメージを少し外すことで親しみやすい印象を持たせています。

 投稿のポイント

こちらは節分に合わせた投稿です。「恵方巻き」ではなくあえて「恵方飲み」というハッシュタグを使った、ユーモアあふれる投稿です。

事例5:ホームズくん(株式会社LIFULL)

@HOMES_kun

不動産や住宅の情報サイト「LIFULL HOME’S」のアカウントです。サイトで取り扱っている物件の中から、ユニークな家や珍しい間取りの家をピックアップして紹介しているので、不動産を買う予定がなくても楽しめる内容となっています。 ほぼ毎日、ちょっとした挨拶からホームズくんが出かけて撮影した写真など、一日に数回投稿されており、更新頻度は高めです。 お役立ち記事や真面目な記事の中にもホームズくんのイラストやマスコットを紛れ込ませることで、ゆるさをプラス。どんな時も「~だねっ」「~かなっ」など統一した言葉遣いで一貫性を持たせています。お役立ち情報だけでは競合と発信内容がかぶってしまうこともありますが、キャラクターを活かすことが差別化要素になります。

 投稿のポイント

こちらはホームズくんのぬいぐるみを使った投稿で、役立つ記事へと誘導しています。

事例6:キョロちゃん(森永製菓株式会社)

@morinaga_CB

森永のキャラクター、キョロちゃんのアカウントです。森永製菓の公式アカウントは別にあり、こちらはキョロちゃんに特化したプロモーションとなっています。キョロちゃんの人形を使った短いアニメーション「キョロちゃん劇場」は、多くのいいねとリツイートを獲得しています。 アンケートやクイズを頻繁に実施しており、ユーザーからの反応を得やすいコンテンツが多いのが特徴です。ユーザーの投稿イラストを紹介したり、キャンペーンの当たり報告をリツイートしたりと、積極的に交流もしています。

投稿のポイント

「キョロちゃん劇場」は短い動画ですぐ楽しめるのもポイントです。

こちらの「認証バッジ」がなくなったことに対するツイートにはたくさんの励ましの声が寄せられ、愛されるキャラクターであることがわかります。

事例7:かいけつゾロリ(株式会社 ポプラ社)

@zororizz

アニメも人気の人気児童書シリーズ「かいけつゾロリ」のアカウントです。ほぼ毎日、テレビの放送情報やイベント案内のほか、ちょっとしたひと言を投稿しています。キャラクターが呟くというよりは、本やアニメに登場するゾロリや登場人物の画像に何か言葉を添えるというスタイルです。 子ども向けのキャラクターながら、投稿は大人がくすっと笑えるような内容なので、子どもの頃にキャラクターに親しんでいた世代も懐かしんで楽しめるアカウントとなっています。

投稿のポイント

キャラクターを活かした遊び心のあるイラストを投稿。X(Twitter)ユーザーにウケそうなユーモラスな内容になっており、数万単位のいいねを獲得しています。

事例8:お~いお茶くん(株式会社伊藤園)

@oiochakun

株式会社伊藤園では、会社アカウントとは別に商品別のアカウントも開設し、使い分けをしています。 こちらのアカウントでは、「○○の日」のようなモーメント投稿にお~いお茶くんのぬいぐるみが頻繁に登場します。 投稿はキャラクターが「お~い」とつぶやくというスタイルですが、基本はですます調の丁寧な口調で、誰にでも分かりやすい投稿が中心です。

投稿のポイント

こちらはローソンの人気商品「からあげクン」の誕生日にコラボした投稿で、多くのいいねを獲得しました。

事例9:でえたらぼっち(株式会社浜乙女)

@hamaotome_DB

愛知県名古屋市の老舗食品メーカー、浜乙女のキャラクター「でえたらぼっち」は、1985年からCMに登場するなど地元では大変馴染みの深いキャラクターです。 投稿は中の人目線でキャラクターのぬいぐるみは写真や動画に登場する程度ですが、中の人の日常が垣間見えるほっこりとした投稿に、より親しみやすさを加えてくれます。

投稿のポイント

ぬいぐるみを使ったあいさつ投稿です。 会社周りの風景やご当地グルメなど、その企業や地域ならではの特色を出した投稿もおすすめです。

事例10:ブルブルくん(株式会社わかさ生活)

@WAKASASEIKATSU

人気の企業アカウントとして知られるわかさ生活は「#わかさー」というX(Twitter)ファンネームがあり、積極的にユーザーとコミュニケーションを取ることでも有名です。 中の人のユニークな投稿に加え、インパクトのある「ブルブルくん」ぬいぐるみの使い方も特徴のひとつです。

投稿のポイント

トレンドのハッシュタグに便乗し、キャラクターを使った投稿です。 即座にトレンドに乗るためのスピード感、おもしろい画像や動画を用意する、といった点でハードルは高い投稿ですが、注目を集めるには非常に有効な方法といえます。

事例11:フルグラビット(カルビー株式会社)

@calbee_frugra

フルグラのキャラクター「フルグラビット」は、ホームページによると精霊うさぎでなかなかお目にかかることはできないという設定とのこと。 アカウントは商品やレシピ紹介が中心で、フルグラビットは投稿画像にたまに登場する程度ですが、投稿にかわいらしさや親しみやすさを添えてくれているかもしれません。

投稿のポイント

中の人もフルグラビットに会ったことがないという設定のようですが、商品パッケージにもちゃんと描かれており、投稿にもイラストやぬいぐるみが登場します。

事例12:甘熟王バナナブラザーズ(株式会社スミフルジャパン)

@kanjukuoh

「甘熟王」や「キウイ―ナ」のブランドで果物を輸入・販売するスミフルのアカウントは、バナナの栄養などの豆知識やおすすめレシピを楽しく紹介しています。 王様のキャラクターなのでX(Twitter)の投稿の口調は「~なのじゃ」ですが、FacebookやInstagramはですます調、と投稿の雰囲気を使い分けています。

投稿のポイント

キャラクターの口調なので豆知識や注意喚起なども「上から目線」にならずに親しみやすい印象を与えることができます。

2. 【Instagram】公式キャラクターアカウント運用事例7選

事例1:キウイブラザーズ(ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社)

@zespri_jp

世界中にキウイフルーツを輸出、販売しているゼスプリ。キャラクターはニュージーランドからやってきたという設定のグリーン、ゴールド、レッドのキウイブラザーズです。月に平均して10回ほど投稿されており、栄養豊富で甘酸っぱいキウイのイメージ通りのカラフルな写真の並ぶアカウントです。 キウイを使った料理やスイーツの写真には、周りになじむようにキウイブラザーズのぬいぐるみが入っているので、自然とゼスプリらしさを印象づけることができます。ハッシュタグを付けて写真を投稿するとプレゼントが当たるキャンペーンなども行われています。

投稿のポイント

クリスマスの季節ネタです。 こちらは「キウイブラザーズ」のぬいぐるみが当たるというプレゼントキャンペーンに合わせて、フード系インスタグラマーにゼスプリキウイを使ったレシピを考案してもらったPR投稿をリポストしたもの。ぬいぐるみを一緒に映してもらうことで、インスタグラマーによる投稿であっても統一感のある印象になっています。 また、投稿も3本ずつで1つのシリーズになるように作られているので、3本ずつ横並びになるフィードで見ると統一感があります。 参考:インスタグラマーによる元の投稿

https://www.instagram.com/p/CmOiFImyJwF/

事例2:たべっ子どうぶつ(株式会社ギンビス)

@ginbis_tabekko_official

「アスパラガスビスケット」や「たべっ子どうぶつ」でおなじみの製菓会社ギンビスのアカウントです。ほぼ毎日、商品やキャラクターグッズの紹介、キャラクターの着ぐるみを使った写真を投稿しています。 言葉遣いは「~だよ」「~してね」とキャラクターの雰囲気に合った親しみやすいものです。長い歴史のある人気キャラクターからの限定商品やコラボ商品の告知には多くのいいねが集まっています。

投稿のポイント

キャラクターの着ぐるみを使ったコラボ商品のPR投稿です。 人気キャラクターがあるからできる施策ではありますが、このようなコラボ投稿ができると、自社のファン以外の認知も獲得できる可能性が高まります。

事例3:ポインコ兄弟(株式会社NTTドコモ)

@dpoint.official

インコをモチーフとした「ポインコ兄弟」は、NTTドコモのポイントプログラム「dポイント」のキャラクターです。画像やイラストを使って、dポイントやキャンペーンをPRしています。月に平均して10回ほどの投稿ですが、ポインコ兄弟を前面に押し出すというよりはキャラクターの親しみやすさでポイントの使い方やお得情報が読みやすくしています。

投稿のポイント

説明が多くなりがちなお役立ち系の投稿ですが、キャラクターのイラストを添えることで柔らかい印象を与えています。

事例4:クロネコ・シロネコ(ヤマトホールディングス株式会社)

@yamato_transport

ヤマトといえばクロネコ、というほど歴史あるキャラクターはグループ創業100周年の年にリニューアルされました。 月に平均して10回ほど、なかでもクロネコ・シロネコの着ぐるみによる日常のひとコマやクイズなどお楽しみ投稿も多く、リニューアル後のキャラクターに愛着がわいたという声もあります。 このほか、キャラクターのイラストを用いたお役立ち情報を投稿しています。

投稿のポイント

クロネコ・シロネコのキャラクターを前面に出しているわけではありませんが、イラストを使い、クイズでユーザーを巻き込む形の投稿も行っています。

事例5:どさんこくん(札幌テレビ放送株式会社)

@stv_dosanko

北海道のテレビ局、札幌テレビ放送(STV)の公式キャラクター「どさんこくん」のアカウントです。ぬいぐるみや着ぐるみの写真や動画が多く、言葉遣いもまるでキャラクターが話しているかのような、ひらがなを多用した親しみやすい内容です。月に平均して10回ほど、季節や放送番組の内容に合わせた投稿や、地元スポーツチームを紹介する投稿を行っています。

投稿のポイント

着ぐるみやぬいぐるみを使った投稿には、季節感あふれる投稿以外にもさりげなく投稿のアイディアを募るような投稿もあります。

事例6:スーモ(株式会社リクルート)

@suumo_official

スーモのアカウントでは、キャラクターのイラストやぬいぐるみを使った投稿や「SUUMOジャーナル」からの記事紹介の投稿などを月平均5本ほど行っています。 季節感のある投稿や、色々な所にお出かけするスーモを見ることができます。 X(Twitter)ではスーモが「ぼく~だよ」などと話しているような投稿ですが、Instagramの投稿はですます調で、スーモは画像や動画に登場するのみです。

投稿のポイント

スーモの見た目を活かした間違い探しです。 チャレンジしやすく、画像をスワイプするとすぐに答えが見られるので、ユーザーの目を止めるのにも効果的です。

事例7:eクマ(三菱UFJ国際投信株式会社)

@am_mufg_jp

三菱UFJ国際投信公式アカウントは、キャラクター「eクマ」のピンク色にあわせて投稿もピンク色に合わせているものが多く、世界観の統一を図っています。 キャラクターを前面に出す投稿内容ではありませんが、動画やセミナーに登場しているようです。

投稿のポイント

オリジナルのキャラクターのイラストがあることで、投稿も親しみやすい印象になります。

3. 【Facebook】公式キャラクターアカウント運用事例5選

事例1:チキンラーメンひよこちゃん(日清食品株式会社)

https://www.facebook.com/nissinchickenramen

日清食品のチキンラーメンでおなじみのキャラクター、ひよこちゃんのアカウントです。ひよこちゃんの日常や、チキンラーメンに関するお知らせを月に平均4回ほど発信しています。ぬいぐるみを使ったかわいい投稿と、着ぐるみを使ったちょっとシュールな投稿が人気です。

投稿のポイント

「#出張」と一言添えられたこちらの投稿には多くのファンからの反応やコメントが寄せられました。

事例2:ファーファ(NSファーファ・ジャパン株式会社)

https://www.facebook.com/fafa.jp

衣類用洗剤や柔軟剤を製造販売するファーファでは、パッケージにも描かれているテディベアのマスコット、ファーファを前面に押し出しています。投稿は月に3~5回、ファーファの日常や製品のお知らせを投稿しています。

投稿のポイント

ぬいぐるみを使った写真は非常にかわいらしく、商品のメインターゲットである女性にうまく訴求できていると言えるでしょう。

事例3:SUUMO(株式会社リクルート)

https://www.facebook.com/suumo.jp/

リクルートが運営する不動産・住宅総合サイトのキャラクター、スーモのアカウントです。イラストやぬいぐるみ写真を使ってスーモの日常やお出かけスポットなどを紹介しています。投稿の頻度は月に数回の時もあれば、イベントや告知がある時は毎日のように行うこともあります。

投稿のポイント

漫画はユーザーから好意的に受け入れられやすく、ついクリックして見たくなる効果があります。不動産は日常的に購入するような商品ではありませんが、こういったエンタメコンテンツでアプローチすることで接触頻度を高め、見込客の裾野を広げることができます。

事例4:フクロー(花巻温泉株式会社)

https://www.facebook.com/hanamakionsen

花巻温泉公式キャラクターの「フクロー」は、ゆるキャラグランプリ2017企業の部全国8位になったこともあり、公式グッズも販売されているキャラクターです。 Facebookの投稿にはあまり登場しませんが、花巻温泉ブログやX(Twitter)では文章に「~ホ」という語尾をつけてフクロー目線の発信をしています。 幅広い人々に情報を届ける場合とファンに向けて親しみやすい発信をする場合、ケースバイケースで使い分けている例といえます。

投稿のポイント

投稿では決して主張は強くなく、画像にさりげなく映り込む程度ですが、フクローのキャラクターが入り込むことでオリジナリティのある投稿になっています。

事例5:イワシカ(岩下食品株式会社)

https://www.facebook.com/shinshoga.museum

栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」Facebookにも登場するのが、岩下食品の公式キャラクター「イワシカ」です。 代表商品である「岩下の新生姜」の類似品被害が起こっていたことから、顧客の誤認を防ぐため、2021年に商品パッケージに採用されました。 投稿頻度はミュージアムのイベントで変わりますが、平均して月5本程度。商品情報も発信しています。

投稿のポイント

4月10日の誕生日にはミュージアムでイベントが行われました。さまざまな人気キャラクターを招待することもイベントを盛り上げるのに役立ちます。

4. 【TikTok】公式キャラクターアカウント運用事例2選

事例1:やさシードちゃん(株式会社シード)

@seed_koho

コンタクトレンズを扱う株式会社シードのキャラクター「やさシードちゃん」は、公式X(Twitter)やYouTubeにも登場しています。 TikTokは動画作成に必要なテンプレートが充実しているので比較的コンテンツが作りやすいため、今後もやさシードちゃんがいろいろなタイプの投稿にチャレンジするかもしれません。

投稿のポイント

@seed_koho コンタクトレンズのシードのキャラクター #やさシードちゃん です。#なにわ男子 さんの#ちゅきちゅきハリケーン を踊らせてみました。#ピース ができません。閉じることもできません。#ちゅきちゅき #踊らせてみた #seed #企業 #広報 #工場 #北鴻巣 ♬ ちゅきちゅきハリケーン – なにわ男子

やさシードちゃんにダンスを踊らせてみたという投稿です。 トレンド性の高い動画を作りやすいのもTikTokの特徴といえるでしょう。

事例2:ソニック(株式会社セガ)

@segaofficial

日本はもちろん、特にアメリカなど海外で抜群の知名度を誇るキャラクターのソニック。 TikTokの投稿も英語と日本語を使い、投稿内容もゲームやダンスなど言葉がなくても分かりやすいものが目立ち、海外からのコメントも多く見られます。 海外展開も視野に入れている場合は参考にするとよいかもしれません。

投稿のポイント

@segaofficial Tried to dance #afterlike #ive #kpop #ソニック #sonic #セガ #sega ♬ After LIKE – IVE

韓国のアイドルグループ「IVE」のダンスを踊ってみたという投稿には15万以上のいいねがつきました。

5. 【YouTube】公式キャラクターアカウント運用事例2選

事例1:ドンペン(株式会社ドン・キホーテ)

@DonTube_donki

ドン・キホーテの公式キャラクターといえば「ドンペン」と「ドンコ」。 YouTubeには売り場の裏側などの紹介動画、「ドンペンくんのえかきうた」「ドンペンくんとあそぼう」などキャラクターのコンテンツもあります。

投稿のポイント

YouTubeでよくあるモーニングルーティン動画のドンペンバージョンには「かわいい」というコメントがたくさんついています。

事例2:ソラカラちゃん、スコブルブル(東武タワースカイツリー株式会社)

@TOKYOSKYTREEofficial

東京スカイツリーの公式キャラクターは、星のカタチのあたまの女の子「ソラカラちゃん」、お友達の「テッペンペン」、下町の生き字引「スコブルブル」です。 YouTubeにはキャラクターのアニメから、東京スカイツリーの楽しみ方や裏側など、便利な情報をキャラクターが登場して説明してくれます。 歴史や伝統といった少し難しい内容もキャラクターのかわいさで親しみやすく感じられます。

投稿のポイント

ソラカラちゃんが登場する「展望台来場時のお願い」は7万回以上再生されている動画で、新型コロナウイルス感染症の対策を説明した動画です。 英語字幕もあり、キャラクターが登場することで海外の方にも分かりやすい動画だったのではないでしょうか。

6. まとめ

今回は、X(Twitter)、Instagram、Facebook、TikTok、YouTube合わせて28の事例をご紹介しました。キャラクターのトンマナをどの程度重視して揃えるかはアカウントによってさまざまですが、ある程度の言葉遣いや口癖などは統一し、キャラクター設定がブレないようにすることがポイントだと言えそうです。 また、チキンラーメンのひよこちゃんやチチヤスのチー坊、Pontaカードのポンタなどは、複数のSNSで公式アカウントを運用しており、投稿を使い回していました。各SNSの文化に合わせつつも画像などは同じものを使うことで、効率的に別のプラットフォームにいるユーザーにアプローチできます。そういった運営手法も参考にできるでしょう。 また他社のキャラクターとコラボしたり、SNS上で交流することで、さらに広い範囲にリーチすることも可能です。 かわいいキャラクターやおもしろいキャラクターを使うと、幅広い層に親しみを持ってもらえるので、イメージキャラクターがいるならぜひ積極的に活用していきたいですね。

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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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