これで完璧に分かるぞ!LINE公式アカウントとLINE@の違い【2014年版】
2014/01/31
公式アカウントとLINE@を比較。違いって明確に分かりますか?
LINE公式アカウントや企業ブランドが配信するスタンプの人気など、LINEマーケティングが、なんだかんだ日本では普及し、企業・一般ユーザーともにその需要は高い様子。ラボでは以前、ローカルビジネス向けアカウント「LINE@」について、『使い方完全ガイド(管理画面を公開)』をご紹介していました。
今回は公式アカウントとLINE@、どっちで何ができるかを比較する形でまとめました。じつは違いがよく分からない、、という方はご参考くださいませ!
※この記事に最新版がございます!
【2016年最新版】LINE@とLINE公式アカウントの違いまとめ
※こちらの記事の情報は2014年1月のものです。2015年に開放された個人用LINE@につきましては、以下の記事をご参照ください。
・個人向けLINE@で何ができるの?使い方や店舗向けLINE@との違いなどを徹底解剖!
1.LINE公式アカウント・LINE@、最大の違いは費用
『公式アカウント・LINE@の違い』において、まず最も大きな違いは導入・運用費用の金額です。以下、それぞれの費用感です。
公式アカウント |
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(推奨されるのは12週1,000万円プラン)
※税抜表示。プラン・獲得友だち数により費用は異なります。 |
LINE@ |
※友達数上限:1万人 ※2014年4月以降は、新消費税率8%適用の月額5,400円に。 |
公式アカウントはコストが高め。一方、LINE@は手軽に始められる金額設定であるのが特徴です。
この点を踏まえ、次項より具体的な違いを言及していきます。
2.公式アカウント・LINE@で出来ること
次に、公式アカウントとLINE@の費用の違い以外のサービス面で「できること・できないこと」を順にまとめます。
(1)公式アカウント
公式アカウントで出来ること
公式アカウントで出来ること |
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(*1)PRページとは :ふきだし型メッセージをタップすると詳細情報を表示できるページ。
(*2)ON-AIR機能とは :ラジオのオンエアのような状態で、友だちから意見・質問・メッセージを受信することができる機能。芸能人・アーティストの公式アカウントでの活用が多い。
(2)LINE@
LINE@で出来ること
LINE@アカウントで出来ること |
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(*3)アカウントの種類には、ローカルアカウント(飲食・アパレルなど小売店舗専用)・メディアアカウント(雑誌・TV番組などメディア専用)・パブリックアカウント(地方自治体など公共サービス)の3体系があります。
3.公式アカウント・LINE@で出来ないこと
では、それぞれの「出来ないこと」はというと、まず以下に「LINE@で出来ないこと」を整理します。
LINE@で出来ないこと
LINE@アカウントで出来ないこと |
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公式アカウントの出来ないことですが、LINE@との比較においては、公式アカウントだけ出来ないことは取り立ててなさそうなので割愛します。
そもそも公式アカウント・LINE@ともに出来ないこと
ここで、公式アカウント・LINE@でそもそも出来ないことを、機能面ではなく利用規約面でもいったん押さえておきましょう。けっこうポイントがあります。
公式アカウント・LINE@ともに出来ないこと・禁止事項 |
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4.結局どこが違う?
基本サービスはどちらも同じ
2項で公式アカウント・LINE@それぞれ可能なサービスを示しましたが、結局、違いってどこ?という疑問。
ですが、LINEビジネスアカウント活用でメインとなる以下の内容は、どちらも共通して機能します。
LINEで活用したいメイン機能は共通で利用可!
- クーポン、店舗・商品情報の配信
- プッシュ通知機能
- 店舗への誘導・O2O目的での施策
- ホームによる双方向コミュニケーション・エンゲージメント構築
公式アカウント・LINE@で使える機能や狙える施策に違いはあまりないと言えそうです。
※ラボ編集部注:2016年7月現在に上記URLが残念ながら閲覧できないため修正をしました。
LINE@のちょっと不利な点
基本的な機能は同じではありますが、1項で示したように LINE@は費用が手軽な分、公式アカウントと比べるとやや不利な点がいくつかあります。
費用的に導入しやすいLINE@は、ローカルビジネス向け&PRがされづらい
- 主に実店舗を運営する企業の導入に限定される傾向
- 獲得できる友だち数の上限は基本1万人まで
- LINEアプリ画面上でアカウント一覧に表示されない(露出が少ない)
- スタンプ連携ができない(アカウントを友だち追加すると、スタンプを無料配布できる機能)
LINE@には、主にこういったデメリットがあることはありますが(スタンプ連携ができないのは少々痛いところでしょうか)、
LINE@はローカルビジネスに特化したサービスです。
アカウントのQRコードを店舗に設置したり、Web上で「友だち追加」ボタンを設置するなど、投稿の運用をしっかり行うことで公式アカウントに勝る成果を上げる事例が、実際に多くありますよ。
店内でQRコード・クーポン情報を印字したフライヤーを顧客に配布するなどオフラインでの工夫も効果が望める。(事例・画像引用:LINE@公式ブログこちらの記事より)
5.気になる管理画面は?
気になる公式アカウントとLINE@の管理画面ですが、ラボで確認する限りその仕様や使い方に大差はなさそうです。
管理画面の基本的な機能・項目
・アカウント情報設定
・基本設定(プロフィール設定、友だち追加時・コメント返信時の自動応答メッセージ設定など)
・メッセージの作成、投稿、予約設定など
・ホーム投稿(ホームへの投稿、コメントの承認など)
・PRページなどの作成、編集など
・統計情報(友だち追加数、ブロック数、獲得友だち数、配信数など)
以下、少し見づらいですがそれぞれの管理画面のサンプルイメージです。
LINE@の管理画面の仕様については、「LINE@」の使い方完全ガイド(管理画面を公開)の記事にてより詳しくご紹介しています。
まとめ
公式アカウント・LINE@の違いにおいて、ザックリまとめます。
(1)公式アカウント・LINE@の違いは主に費用。圧倒的にLINE@のほうが導入ハードルが低い。
(2)公式アカウント・LINE@はどちらもO2Oを狙った施策が可能。
(3)公式アカウントはスタンプ連携・配布ができる。LINE@はできない。
(4)LINE@のアカウントは、LINEアプリ上ではPRしづらいが、自社Webページ施策・店舗案内の工夫次第で、「興味をもつ顧客」へのリーチは有効。
その他、運用規定や活用事例が紹介されているのでご参照ください。
・LINE@ガイドライン-導入・運用を検討される方は必読
・LINE@活用事例-企業・店舗向けLINE@公式サイト内コンテンツ
・LINE@公式ブログ-企業・店舗向けLINE@関連の情報発信ブログ
・LINE@-LINE@導入店舗が紹介されているユーザー向けポータルサイト
・LINE公式ブログ-新規公式アカウント・スタンプ・キャンペーンなどの紹介
今回はLINE公式アカウントとLINE@の違いをご紹介しました。現時点で分かる範囲の情報ですので、新しい情報をお分かりの方は共有していただけますと幸いです!
以上、『これで完璧に分かるぞ!LINE公式アカウントとLINE@の違い【2014年版】』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部